la mia dolce vita

おべんきょう・ワイン・パン・お菓子・旅・・・などなど

米原 万理さん

2006-05-29 15:23:52 | diario (にっき)

ロシア語通訳者から作家、エッセイストになられた米原万理さんが亡くなられたとのこと。
謹んでお悔やみ申し上げます。

ロシア語はまったくわからないけれど、同時通訳者としての苦労、楽しさなど
そのエッセイからたくさんのことを教えてもらい、勇気をたくさんもらった米原さん。
通訳という仕事を世に広く知らしめたということも大きな業績といって良いと思う。

学ぶということに終わりはないけれど、ただの語学の専門家ではなく、
米原さんのように、人に明るさや楽しさを与えるようなプロを目指したいと思う。




今日の英単語05252006(「氷の微笑 2」/英日)

2006-05-25 16:20:56 | inglese (えいご)
少し前のNewsweekをめくっていたら、
Sharon Stone Strikes Againという記事がMoviesにあり、
読んでみると、アメリカでは「氷の微笑 2」が今年公開される、とある。(今年3月の記事)

実は、前作すら観ていないのだけれど、面白そうなので記事を読んでみる。
シャロン・ストーンというと、最近は病気やチャリティーなど
映画以外の話題が多かったけれど、
作品に傾ける情熱はまだまだ衰えてはいないようで、
やはり「女優」である彼女が一番魅力的だと思う。

記事を読んでみてピックアップした単語をアップ。
日本でも「氷の微笑 2」が公開されるのであれば、ぜひ観てみたいものである。


rivet the world 世界を釘付けにする
unabashed 堂々とした/臆面もない
voyeurism のぞき見
locust イナゴ
sorely disappointed ひどく失望する
mesmerizing showgirl 魅惑的なショーガール(「容姿本位の女優」の意味も)
purr (猫のように)甘えた声を出す
strut 気取って歩く
in person 容姿では/実物では
do justice to 良さを十分に発揮させる/正当に評価する
slightly manic やや躁(そう)状態の
foyer ホワイエ/ロビー/玄関の広間
insidious 陰湿な/たちの悪い
take discipline 自制を要する/技術が必要である
feral 野生に戻った/野蛮な
get in shape 身体を鍛える/体調を整える
a slew of たくさんの
at some length かなり長く
busily せっせと
final nude hurrah 最後のヌードの試み/有終の美
brazen 厚かましい/恥知らずな
unnerving ドキドキする/はらはらする
treasured 大事にされる
whine about めそめそ愚痴を言う
klieg light クリーグ灯/映画撮影用の強力なライト


黒ワインの楽しみ

2006-05-23 11:34:47 | vino (わいん)

今週のワインクラスはフランスのその他地域についての講義で、
ティスティングも、普段とは少し違ったセパージュのものが多かった。

その中で印象的だったのが、シュド・ウェスト(南西地方)で作られる、
黒ワインの別名を持つカオール。その濃い赤から黒ワインと呼ばれ、
使われるぶどう品種はマルベック。これもこの地方ではコー、オーセロワなどの
別名で呼ばれることも多い。味わいは色から感じられるほどには濃厚ではなく、
またメルローが入っているせいか、香りに果実感が強い印象が感じられる。
しかも、今回ティスティングをしたシャトー・ド・ケー (Chateau de Caix)は、
デンマーク王室所有で、「デンマーク王子のワイン」との記載もある。

マルベックという品種、そしてシュド・ウェストの味わいを感じるのに格好の一本である。


(italiano)音楽用語

2006-05-23 11:10:44 | italiano (いたりあご)

久しぶりの通訳クラス。
最近、クラッシック音楽に関するビデオを観ているので
音楽用語がたくさん出てくる。

子供のころ、ピアノを習っている時にかなり覚えたと思っていたけれど、
andante(アンダンテ/歩くぐらいの速さで)crescendo(クレッシェンド/だんだん強く)など、ほんのいくつかしか知らなかったことに気づく。

ということで今日は音楽用語を少し。
特に作曲に関連する用語で、曲の種類や拍子、音階などの単語を調べてみた。

partitura 楽譜
leggio 譜面台
melodia 旋律
scala maggiore 長音階
scala minore 短音階
nota musicale 音符
pentagramma 五線譜
chiave di sol ト音記号
chiave di fa へ音記号
tempo 拍子
tempo binario 2拍子
tempo ternario 3拍子
tempo quaternario 4拍子
tempo di due quatri 4分の2拍子
tempo di sei ottavi 8分の6拍子
battuta 小節
diesis シャープ
bemolle フラット
bequadro ナチュラル
intonazione / altezza 音程
accordo 和音
accompagnamento 伴奏

duo / duetto 二重奏
trio 三重奏
quartetto 四重奏
quintetto 五重奏
sestetto 六重奏
settimino 七重奏
ottetto 八重奏

ouverture 序曲
preludo 前奏曲
sinfonia 交響曲
concerto 協奏曲
marcia 行進曲
notturno 夜想曲
capriccio 奇想曲
requiem 鎮魂歌
valzer ワルツ/円舞曲
rondo 輪舞曲
fantasia 幻想曲
serenata 小夜曲
suite 組曲
finale 終曲


今日の英単語05192006(「ダ・ヴィンチ・コード」/英日)

2006-05-19 17:03:05 | inglese (えいご)

かなり長い間、英単語をアップしていなかったので、
ちょっと旬の話題を取り上げてキャッチアップしようと思い、
今週末から世界同時公開される「ダ・ヴィンチ・コード」の
批評や記事などを英語でいくつか読んでみた。

ご存知の通り、マスコミ内ではかなりネガティブな評価も多いとのことなので、
単語も辛口な表現が多いが、こんな単語も覚えておくと、厳しいコメントで有名な
「ニューヨーク・タイムズ」の評などを読むのにも役立つかもしれない。

stodgy 退屈な/面白みのない
trade publication 業界誌
pivotal moment 重要な瞬間[シーン]
stony silence 冷たい沈黙
hucksterish 商業主義的
pan 酷評する
Opus Dei オプス・デイ会
disclaimer 棄権する人/放棄する人
vilify 中傷する
catcall ひやかし/やじ
purport 主張する
devout 信心深い/敬虔な
injunction 差し止め命令
defile 冒涜(ぼうとく)する
sanctity 尊厳/神聖
denomination 宗派
stop short of 思いとどまる
libel 中傷する/名誉を傷つける
defame 中傷する/名誉を傷つける
refute 論破する/間違いを証明する
albinism 色素欠乏症
pigmentation 色素形成/色合い
spoiler ネタばれ
trickster 詐欺師/ぺてん
metaphysician 形而上学者
Fibonacci number sequence フィボナッチの数列
anagram 回文
tantalizing 興味をかき立てる
mural 壁画
wilting 弱々しい
apostle 使徒
progenitor 先祖/創始者
dutiful 忠実な/従順な
dogged 執念深い
somber 暗い/重苦しい
lank ひょろ長い
disheveled だらしない
claustrophobia 閉所恐怖症
hook ひきつけるもの
crevice すき間/裂け目
curator 学芸員
pentagram 星型五角形
pagan goddness 多神教の神
cloak-and-dagger スパイものの/陰謀ものの
play up 強調する
self-flagellating 自虐的な
slipshod ずさんな
hokey わざとらしい/陳腐な/でっち上げの
cram 無理やり詰め込む
intricate 難解な/複雑な
cheesy インチキな/安っぽい
talky 語りの多すぎる
soupcon 少量(フランス語)
Priory of Sion シオン修道会
fervor 熱烈さ/熱心さ
playful 遊び心のある
crusty 気難しい/無愛想な
spout まくし立てる
hokum お涙ちょうだいの作品/インチキ/でたらめ
reprimand 非難/叱責
convert 改宗者/転向者



鞍馬の八重桜

2006-05-17 14:21:05 | viaggio (たび)

遅くなってしまったけれど、GWに訪れた京都では八重桜が良かった。
もちろん街中はすでに桜は終わって緑一色だったけれど、
たまには少し山の中まで、と思って行ってみた鞍馬で
境内に咲き乱れる八重桜にびっくりして思わず撮ったもの。
やはり平地とはかなり気温が違うのか、GWがちょうど満開であった。

もうひとつ驚いたのが鞍馬から貴船まで歩く道の険しさ。
久しぶりに山を歩くせいか、足は進まず息が切れる。
遮那王が駆け回ったであろう山道を、緑の息吹きを感じながら歩いていると
日々の小さなことも忘れて、また新たな元気が生まれてくるような気がする。
天気にも恵まれ、すっかり命の洗濯となった、5月初旬の一日であった。


Grands Cruの強さ

2006-05-08 10:53:10 | vino (わいん)
GW明けにさっそくのワインクラス。
ティスティングでは、セパージュの同じ白3種類を比べることとなり、
AOCの違いに納得。

ムルソー、シャブリ、シャブリ・グラン・クリュと味わってみて、
やはり群を抜いて熟成感のあったのがこのウィリアム・フェーブルのシャブリ・グラン・クリュ ブーグロ2002。
価格もおよそ7000円とそれなりではあるが、せっかくの1本ということであれば、自ずからこれがお勧めと言わざるを得ない。

今回は02年をティスティングしたが、ぜひ他のビンテージも飲んでみたい1本である。

春の京料理

2006-05-02 18:28:43 | ristorante (おいしいとこ)
なかなか勉強モードに入らないうちにゴールデンウィークになってしまったので、ここはあきらめてリラックスを決め込む。連休明けのスパートに向けて、体力気力ともに充実させたいものである。

先月、所用であわただしく京都を訪れた際、思い立って「菊乃井」を訪れてみた。
考えてみれば、まだここのお料理をいただいたことがない。桜には少し遅かったけれど、昼に表向きの座敷が取れたので、少し優雅なお昼を味わいに行く。

桜は盛りを過ぎていたが、ところどころに咲くしだれや八重はまだまだ見ごろ。
入り口あたりはガイドを連れた外国人の観光客で多少騒がしかったけれど、部屋に入ってしまうと静かな雰囲気を味わえ、お料理も値段にしては見栄えのする、春の素材をふんだんに使ったもので、思っていた以上に満足のいく内容だった。

まだ昼間というのに、他の部屋からは観光客が呼んだらしい三味の音なども響いてくる。少しの時間を見つけて来てみたが、ゆっくりと楽しめた京都でのひと時だった。