甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

台風のあさって

2021年09月19日 16時47分35秒 | わたしたち、家族

 金曜の夜は、少しドキドキでした。ずっと九州の西、五島列島あたりに停滞していた台風が、突然やる気になって東へ進んできたからです。

 台風も自由に行くのではなくて、偏西風やら、低気圧・高気圧、いろんな要素に影響されて動いているようです。

 基本的な、定番の台風ではなかったんですね。近ごろはどんな台風もバカにできなくて、大雨をもたらしたり、一部の地域にだけ激しい風被害をもたらしたり、今までの考え方どおりにいかなくなっています。

 でもまあ、大丈夫だろうとは思っていました。それなのに、奥さんが「お休みもらって早く帰ってきたら?」なんていうから、少し及び腰ではあったんですが、普通の時間に帰ってきました。

 空は、やはりいつもの空ではありませんでした。とても写真なんかでは表現できない、何とも言えない空でした。そして、薄暗くなっていた。

 何もできないままに家に帰り、雨だけの心配をして夜はそのまま寝ました。雨音はうるさかったけれど、朝には雨もやむでしょうということでした。

 雨が止んだら、大阪の母に送りものしなくちゃとか、気持ちだけは高めておいて、台風が過ぎるのを待ちました。

 昨日、台風のあと、少しだけ風は吹いたけれど、これも心配したほどではなかった。

 四国から和歌山、紀伊山地を通り越して、三重県を過ぎて、ちょうどウチの上を抜けていったはずなんですけど、これも昔の台風の目みたいな緊迫感はありませんでした。

 昔は怖かったですよね。台風の目の中に入った、というと、少しホッとはしたけれど、その後もその前もずっとハラハラドキドキで大人しくするしかありませんでした。

 今回の台風は、きっとそんな恐ろしい台風ではなかったんでしょう。それは私にもわかりました。風がそんなに吹かなかったから。


 台風が過ぎて二日目の今朝、散歩をしてみたら、ハトは木の上で休息なのか、起きたばかりだったのか、モゾモゾしていた。子どもだったのかなぁ。遠すぎてよくわかりませんでした。


 朝日を浴びて、ヒガンバナは輝いていました。

 光は母はキライですけど、赤と黒のコントラストは母は好きでした。でも、ヒガンバナは好きかなあ。ヒガンバナが咲いてる土手とか、草原で食べられる草をもいでくるのは好きですね。秋の食べられる野草なんてあるんだろうか。

 大阪の実家の窓という窓は、すべて太陽光を防ぐ黒いカーテンに覆われています。「おばあちゃんは、ドラキュラみたいだね」と妻は言います。もちろん、母には言いません。そうしたら、母はテーブルひっくり返して怒るかなあ。それも母の元気のしるしでいいんだけど、わざわざ波風を立てる必要はないですね。

 でも、その実家にもちょうど一年帰っていません。何だか、それを思うと悲しい・空しい一年でした。何のために生きてるかって、そりゃ、人と出会い、人とおしゃべりするために生きてるのに、家族にも会えないなんて、何のために生きてるんだろう、って思います。

 だから、母に梨とか、カボチャとか送りました。何やってんだか!



 スカシーバも見ました。元気そうでした。この虫は見ていて、楽しいし、自分もがんばらねばという気になります。いつまでも見ていたらいいのに、蚊に追い立てられたり、何か用事があったりで、そんなにスカシーバばかり見ているわけにはいかなかった。


 そして、昨日の夕方、近所の農業公園に行き、そこの温室をのぞいて、スイレンで何か食べてるチョウも見ました。

 みんな、台風が行きすぎて、ふたたび自分の生活を始めている。

 というんで、お休みだった今日は、昼からはブログも書かないで、グダグダしていたわけですね。

 そうだ! 久しぶりにお相撲見て来よう! ゴハンはあまり食べられないみたい。のんびりしすぎです。ひとりでチュコレートも食べてましたから、気持ち悪くなったんでしよう。

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