ことわざ辞典なども他にあるのですが、今回は平凡社版『中国の故事と名言500選』(駒田信二・常石茂編 1975)からの引用で、始皇帝さんの焚書坑儒を見ていきたいと思います。 秦の始皇帝の34年(前213)、始皇は咸陽宮で酒宴を催したそうです。博士70人が進み出て寿をことほいだあと、僕射の周青臣(しゅうせいしん)が進み出て次のように言ったそうです。 「陛下が天下を統一したまい、諸侯の地を以て郡県とな . . . 本文を読む
久しぶりに中国の歴史と言葉です。計略家の蘇秦さんが、韓の国へ行き、宣恵王(せんけいおう)へ政策を提言するときに使ったたとえ《史記・蘇秦列伝》です。本当に久しぶりの「歴史と言葉」で、忘れてましたね! 私の本拠地なのに!86【鶏口( )後】……巨大な組織の中で汲々としているよりも、小さな集団のリーダーとなる方がよい。 誰しもそう思うのではないかと思ったり、いやいや世の中 . . . 本文を読む