ことし一年、世の中は騒がしかったような気がします。私自身は、落ち着いて過ごしたつもりですが、オフのとき、もう少しテキパキ過ごせてたらなと反省します。もっといろいろできた気がします。 でも、私のことですから、オフになると、タガが外れてしまって、しまりがなくなって、ついつい「まあ、いいや」って言って、何もしなくなったりするでしょう。もう少し自分というものを知って、いかに動けるか、考えていきたいです。 . . . 本文を読む
路面電車つながりで志賀直哉さんを思い出しました。1912(T1)年に「正義派」を、1913(T2)年に「出来事」という短編を志賀直哉さんは書いています。29~30歳という頃から小説をコツコツ書き始めていたようです。 白樺派のみなさんたちは、どんなお仕事をされてたのか、年譜で見る限り、志賀さんは就職したと書いてありません。お父さんが鉄道会社、帝国生命保険、東洋制約などの役員とかをされてたみたいだか . . . 本文を読む
昨日、伊勢の外宮(げくう)にお参りに行ってきました。お正月にもなっていないのに、たくさんのお客さんが来られていて、少しビックリでした。もう少し閑散としていてほしかったのだけれど、人の移動にあれこれ言うわけにはいかないから、みんなたくさん来てるんだなと感心したのでした。 お正月は、信じられない混雑というので(一度だけその混雑を味わいたいと行ってみたけれど、信じられなくて、退散したことがありました。 . . . 本文を読む
2050年には6位、2075年には12位になるそうです。そもそもこの基準で何位だったから騒いで、3位に転落したから嘆いたなんて、そんなの実感がありません。 そもそも世界3位のGDP(国内総生産)って、そんなにすごい規準なんだろうか? いや、私たちの住む土地は、これから何を「売り」にしてやっていくんだろう。何もかもみんなが見えてない気がしますね。 すべてを放棄して、政治・経済の両面からズタズタで、 . . . 本文を読む
やっと年賀状をポストに入れたのはお昼過ぎでした(26日)。それで、解放されたのか少しだけテンションが上がり、ウキウキと散歩をしました。年末とはいえ平日で、太陽が降り注ぐ中で歩いていると、トリたちも全然見かけないし、自分たちだけがサボってるみたいで、気分がいいやら悪いやら、何だか複雑な気持ちでした。 もう何日のんびりしてるんだろう。仕事を休みにしたのはいいけれど、あまりに何もなさ過ぎて、気持ちが塞 . . . 本文を読む
近ごろ、ちゃんと本が読めません。というか、物語にはついていけないので、エッセイしか読めなくなっています。 「古本屋 タンポポのあけくれ」(2004→2023)という本は、19年ぶりによみがえった幻の本で、定価は2600円なんですが、ネットで買って、手数料などもあったので、もう少しかかりました。それだけしみじみ読んでしまうし、私は古本屋のオヤジではないけど(あこがれは持ってたけど)、こん . . . 本文を読む
今日、うちの奥様はクリスマスケーキを作ってくれます。ありがたく夜にはいただくでしょう。 当たり前だと思ってるけど、それは当たり前ではなかったですね。すべて奥さまのおかげだし、今も大変な人たちはたくさんいます。たまたま食べられる幸せをもっと感謝しなくてはいけないです。 彼女の家ではアイスデコレーションケーキと普通のケーキを二日続けて食べてたということですけど、うちの家でも父がアイスクリームでできた . . . 本文を読む
ホットケーキ食べたい!もうずっと前からホットケーキ食べたい。そう思ってる。どうしてだろう。長い間食べてないからだろうか?それもあるか、何となくなつかしい味なんだと思う。ホットケーキはちいさいころの思い出につながる。そんなにきれいには焼けなくて、大きさもバラバラで、バターもつけてなくて、ただ備え付けのシロップをかけるだけだった。それは、母の作るホットケーキだった。今、母はホットケーキなんか作らな . . . 本文を読む
★ 2013/9/6(金) に書いた記事でした。ヤフーのブログに乗せていたものでした。 わが町大正区に架かる橋です。この下を渡し船が通っていて、住之江区に移動できます。けれども、あまり利用したことはありません。一度、夫婦で南港までサイクリングに出かけたときに乗ったことがありますが、もう20年以上も前の話です。まだ子どもが生まれていないころでした。すごい昔の話です。 今も運河を船が行き交います。こう . . . 本文を読む
BSで「お早よう」という映画を見ました! 主役は佐田啓二さんで、ヒロインは久我美子さんでした。けれども、コメディなので、二人が恋愛関係になるというところまではいかなくて、三人の中学生の男の子が主役のようでした。というか、群像劇というんでしょうか。 私は、この映画を、どこかのオールナイトで見たような気もするのですが、何も憶えていないし、初めて見たようなものでした。どんなすごい映画を見たって、私の目 . . . 本文を読む
郵便の封書が110円になるという。いつからだろう。まあ、近いうちのことのようです。世の中、何もかも値上げしているのだから、郵便だって値上げしてもいい。そんなのはわかっています。何も今さら言う必要はないでしょう。 でも、110円に値上げして、ちゃんと経営が安定するのか、またしばらくしたら、封書は130円にしてくださいとか、いやいや一気に150円でどうでしょう、なんていうことになりかねなくて、暗澹た . . . 本文を読む
もう一ヶ月以上前、北海道を旅していました。余市駅にも降り立ちました。たぶん、「余市駅を存続する会」というツイッターに誘われたのだと思います。 函館本線は風前のともし火で、長万部から小樽までは廃止されるという話でした。だから、それまでに一度乗っておこうと、わざわざ出かけたんでした。別に知り合いがいるわけでもないし、余市のニッカの工場の予約ができたわけでもなかった。予約はすでにいっぱいだったのです。 . . . 本文を読む
孔子先生は、こういうことには注意しなさいよ、と教えてくださるのに、おバカでマヌケの私は、そのダメな方についつい惹かれてしまう。「アカンよなあ」と口では言うのに、そのアカン方が好きなんだから、もうどうしようもありません。 述而篇の最後の方の二つのことばです。 子の曰く「奢(おご)れば則ち不遜(ふそん)、倹なれば則ち固(いや)し。その不遜ならんよりは寧(むし)ろ固(いや)しかれ。 先生が言われました . . . 本文を読む
高校の中には、大きなメタセコイアが二本あった。生物の先生が赴任の記念に中庭に植えたということだった。二十年ほどで校舎の高さを越して、中庭は足を踏み入れるのが少し怖いくらいの深い森になっていた。メタセコイア以外にどんな木があったのか、よくわからない。 中に出るためには、職員室に一つと、あともう一つ出入りするところがあるだけだった。先生方としては、気分転換のできる中庭というか、ものすごいオアシスと同 . . . 本文を読む
今、この国でエラそうにしている人たちは、その地位にたどり着くまでは、努力されたと思いますけど、そのあとはどれだけ若い人たちにいい社会を作ろうとしたのか、私は不安になります。私は、とりあえず仕事をして来ましたが、若い人たちと協力してというよりも、若い人たちがやりやすいようにと思いは行動してきた、という感じです。何だか頼りないオッサンだなと思われてただろうし、いい加減だったのです。でも、気持ちは若い人 . . . 本文を読む