甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

北寿老仙をいたむ 1745

2020年03月31日 06時11分44秒 | 蕪村さんの旅と放浪
 北壽老仙(ほくじゅ・ろうせん)という人がいたそうです。どんな人なんでしょう?  このお名前の「北壽」とは、下総結城郡本郷の俳人・早見晋我(しんが)さんの隠居後の号なんだそうです。「老仙」は老仙人の意味で、蕪村さんがつけた敬称みたいなものになりますか。 晋我さんは通称治郎左衛門、善久。代々酒造家で、初めは俳諧を其角(きかく)さんに学び、のち佐保介我(さほかいが)という人についたとか。その晋我さんは . . . 本文を読む

サヨナラダケガ人生ダ(井伏鱒二) 1937

2020年03月30日 22時08分51秒 | 一詩一日 できれば毎日?
 今朝、いつものようにFMで「きらクラ」聴いてました。最終回でした。悲しかったけど、リスナーのみなさんのお便りを聞かせてもらって、みんなが仕方ないから、お二人の今後の活躍を楽しみにしています、と励ましておられたから、私も、気持ちを切り替えられそうな気がしました。 その中で、チラッと「さよならだけが人生だ」というフレーズを聞かせてもらって、そういえば、そういうのもあった! と思い出して、貼り付けてみ . . . 本文を読む

詩集「春と修羅 序」の戦争と平和

2020年03月29日 21時56分52秒 | 賢治さんを探して
心象スケツチ  春と修羅(大正十一、二年)   序わたくしといふ現象は仮定された有機交流電燈のひとつの青い照明です(あらゆる透明な幽霊の複合体) どうして「春と修羅」の序なのか? それはテレビで見て、なかなかおもしろいと思ったので、貼り付けてみました。 この四行だけでは、まだ分からないけど、「わたくし」は、青い光を出している生命体らしいのです。そして、ただの人間というのではなくて、それはいろんな魂 . . . 本文を読む

怪獣画像あれこれ

2020年03月29日 18時13分19秒 | 今日は怪獣日和!
 怪獣画像のあれこれ、もう一度貼りなおしてみました!★ 昔みたいに、フォトチャンネルが貼り付けられるものだと思ってたら、システムが変わっていました。 仕方がないから、手作業で貼り付けますか。 これはわらの招き猫で、怪獣ではありません。 これは私が描いたウルトラマンで、怪獣ではありません。 これはゴルドンです。うちの子が描きました! いい切り取り方をしています。 これはフリマで買った怪獣。名前は何だ . . . 本文を読む

「羅生門」のボレロ 1950

2020年03月28日 17時09分14秒 | だいたい映画、ときどきテレビ
 何度も見てますけど、HDに録画しました。でも、オンエア中に見たから、消さなくちゃいけません。たぶん、VHSも、DVDもいくつもうちにはあると思う。どこかにあるはずですけど、わざわざ見ないだけで、実際のオンエア中だから、見る気になったようです。きっかけは外からやってきます。自分からは、わざわざ黒澤明を見ようなんていう気になりません。 とにかく、久しぶりに見ました。証言者のみんなが、自分の罪だと言い . . . 本文を読む

節目の季節・日々

2020年03月28日 11時52分37秒 | 草にうずもれて
 4月から関東の方へ家族全員で移住するご家族がいて、ご夫婦もお子さんも知ってたから、同じ職場になったことはないけど、会合などで一緒になることもあったし、とても刺激をくださる人たちだったから、何だか残念で、でも、人それぞれの人生だし、とにかく一声かけたくて、お休みをもらって会いに行ってきました。 関東でもコロナは大変みたいだけど、安全なところなどないから、とにかくご家族の無事を祈り、お別れしてきまし . . . 本文を読む

ニャンダこれは?

2020年03月27日 09時16分59秒 | ザンネン日記・身辺雑記
 これはわらでできた招き猫です。見たら分かりますね。伊勢本街道の峠の入口に立っています。前は、龍の時がありました。毎年、縁起物を作っているみたいです。なかなかの造形です。 これから峠を上ろうか、という人たちを励ましているみたいな感じです。何しろ、この峠、とても狭くて、谷が深くて、一歩踏み外せば、誰も分からないみたいな、怖い峠ですからね。 昔だったら、盗賊たちのアジトもあったでしょう。黒澤明の世界で . . . 本文を読む

父の日記から 万博休み?

2020年03月26日 05時26分48秒 | 父たちの日記やことば
★ 父の日記、私のまわりのゴチャゴチャの中に紛れていたのを、何か月ぶりかで発見しました。久しぶりに会えた感じです。40歳のうちのお父さんの話を聞いてやってください。  1970.6.8 月曜 晴れ 今日は万博休み、残業時間もいっぱいやって、気持ちよく休んでおられます(これ、主語は「お父さん」ということかな? 「万博休み」という言葉が出てきたんですけど、これは何でしょう?)。連休ですね。 朝から日記 . . . 本文を読む

オリンピックは延期になったそうです。

2020年03月25日 16時48分36秒 | 空を見上げて
 お父さん、オリンピックは延期になりました。お父さんはそれどころじゃなかったろうし、「おもてなし」というプレゼンも、世の中の人はみんな喜んでたけど、当時の私たちは、何もおもしろくなかったのを思い出します。2013年でしたっけ。どうして世の中あんなに騒いでられるんだろうと、うちの家族は、みんなションボリしてました。そりゃ、当たり前でしたね。 でも、母はえらくて、「お父さん、オリンピックが東京に決まっ . . . 本文を読む

24日の朝のサクラと人々

2020年03月25日 07時04分12秒 | 三重・熊野さんぽ
 平日の朝、駐車場には数台のクルマが止まっていました。みんなサクラのそばにいるようでした。 ものすごい人気です。 こんなふうにして、観光地は作られ、人は押し寄せ、地域は踏みにじられ、都会の人たちにウンザリさせられていくみたいでした。 朝日に照らされ、先端ではもう花びらが風に舞っていて、それはもうキレイだった。 毛糸の帽子のお姉さんも、スマホでサクラ撮ったようです。今年は、サクラのまわりにいる人たち . . . 本文を読む

3月24日の朝

2020年03月24日 05時49分03秒 | ザンネン日記・身辺雑記
 5時半に起きました。ちゃんと眠れたと思います。途中、一回起きただけでした。花粉症のシーズンなのに、夜中にハナをかまないで寝続けるなんて、奇跡としか言いようがない。 花粉症は38年やってきました。とうとうヨーグルトのおかげで体質改善できたんだろうか。まさか、そんなことはないと思いますけど、どういうわけか、今年はそんなにひどくないのです。漢方のお医者さんに今シーズンはまだ行っていません。薬も少しある . . . 本文を読む

浜坂という街にひとり

2020年03月23日 21時29分07秒 | 山陽道・山陰道への旅!
 今から十年前、ボクは兵庫県の浜坂駅にいました。といっても、ほんの一瞬です。鳥取駅から始発に乗って、浜坂にたどり着いた。目的地の餘部鉄橋は二つ先にあります。でも、そこへすぐに行く電車はなかった。ああ、ディーゼルですけど……。 仕方なしに、ほんの小一時間、駅周辺をブラブラしました。駅前の売店みたいなところは朝早いのに開いてました。何か食べるものを買おうと思ったけれど、食べ . . . 本文を読む

沈丁花「さゆり日記」と日本海

2020年03月23日 05時38分42秒 | Back To The 80's
   沈丁花から、石川さゆりさんに似た子と餘部鉄橋と自分というのを書こうかなと、いつものネタ探しをしていました。 そうしたら、石川さゆりさんのオフィシャル・ウェブサイト「さゆり日記」というのを見つけました。歌手の方って、こういう言葉遣いをするんだなと感心したところで、貼り付けてみました。二年前の文章です。 最近は、もう一年ほどは更新していないみたい。インスタとか、他の方法でメッ . . . 本文を読む

出雲からパプリカへ! 加藤隆さん

2020年03月22日 15時40分41秒 | わたしの好きな絵!
 2014年に「NHKスペシャル 出雲大社 オオクニヌシの謎」という番組があったそうです。3本くらいあって、私はそのいくつかを見たんでしょうか。 その中で気になるアニメーションがありましたが、それが誰の作品なのか、そこまで突き止められてなかった。ただ面白い、不思議な浮遊感だなと見ているだけでした。 それが先日、NHKのBSプレミアムで、新風土記「古事記への旅」という番組の再放送を見て、やはり、これ . . . 本文を読む

Canadee-I-o/Bob Dylan 1992

2020年03月21日 22時12分30秒 | わがまま音楽
 いつもだったら、私がいい加減な訳を書くんですけど、今回はCDの解説からそのまま抜き出してみます。てっきりトラディショナルだと思ったら、そうではなくて、ボブ・ディランの作詞・作曲だったみたい。 そして、この内容は何なんだろうと、今さらながら思いました。   Canadee-I-O   Written by: Bob Dylan (arr)1. Well, it's all of fair . . . 本文を読む