夏ごろ、カラスやスズメに巣の中の子どもたちを全員さらわれたツバメを見ました。 このご夫婦は、それから、ふたたび子育てを同じところで始めようとしていました。おそらく、自分たちの命を削るようにして子育てに取り組んだことでしょう。 それから、ちゃんと子どもたちを育て上げたのか、そういうことも確認しないまま、とりあえず思い付きで絵を描いたんでした。 子どもたちを失って、ボー然としている親たちが哀れでした . . . 本文を読む
二か月ぶりになるけど、『徒然草』を抜き書きしてみます。 さしたることなくて人のがり行くは、よからぬことなり。用ありて行きたりとも、そのこと果てなば、とく帰るべし。久しくゐたる、いとむつかし。 これという用事もなくて人のもとへ行くのは、よくないことである。たとえ用事があって行ったとしても、その用事がすんだならば、早く帰るのがよい。いつまでも長居をするのは、本当に迷惑である。 いいこと言ってるなぁ、 . . . 本文を読む
当時は何も知らなかったけれど、監督のエリア・カザンという人は、順調な人生ではなかったみたいで、あれこれと苦労しながら映画作りをしてきたんだそうです。 とりあえず、1982年の私に聞いてみます。 ウォーレン・ビーティって、初めて見ました。ナタリー・ウッドは見たことあります。 お話としては、女の子とちゃんと付き合っているのに、他にも好きな子ができて、前の彼女と会わなくなって、そのまま学校を卒業してし . . . 本文を読む
近ごろ、小さいころ返りをしていて、何かを描こうとすると、小さい時のテーマであったヒーローものを描いてしまいます。 それは手本も見なくて、いい加減に描いてしまえるから、わりとそのままの流れにまかせて描いてしまう。 でも、この馬はどうしたというんでしょう。 私は、坂本繁二郎さんの馬の絵は好きだけれど、急にどうして馬なのか。 動物は前から描きたいとは思っていました。もう二十年以上前かなあ。アサヒグラフ . . . 本文を読む
コンテストに落ちた色エンピツの作品はあと少ししかありません。やはり色エンピツがいけなかったのかなあ。いやいや、話の展開そのものが分かりにくいし、オチがなっていないという家族の評価です。(いや、それ以前に絵がへたくそでした。失礼しました。) そうか、家族みんなが「なかなかいいねえ」というのを描かなきゃいけないわけか。まあ、他人から認めてもらえなければ、コンテストでも勝ち抜けないということなのか。ポ . . . 本文を読む