甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

織姫彦星

2019年06月30日 21時57分48秒 | お絵かきクラブ
 明日、うちの奥さんは、頼まれてた図書館へ自作の切り絵を持って行くみたいです。 この星が立体的なのがすごいなあと思っています。 どこかで彼女はデビューしないかなあ。 たぶん、しませんね。自由に、好きなように作らせてもらって、ようやく彼女らしさが出せるみたいですから、強制されたり、依頼されたりしたら、彼女らしさは発揮できないかもしれないから……。 ああ、何だかもったいない . . . 本文を読む

ビートルズ来日記念日

2019年06月30日 09時24分26秒 | わがまま音楽
 1966年の6月29日の午前3時半ころ、ビートルズは羽田に着いたそうです。かなり飛行機は遅れたそうです。彼らは、東洋のはしっこまでとうとうたどり着いたと思ったことでしょう。 こんな時間にもかかわらず、たぶん空港にはつめかけた人たちがいて、彼らはそうした人々に答えるために、JALのハッピをもらって、このあいさつだったんでしょうね。 本当に、ファンを大事にする人たちだった。こんなに若い人たちなのに、 . . . 本文を読む

雲巌寺

2019年06月29日 08時28分43秒 | 芭蕉さんの旅・おくのほそ道ほか
 私の構想では、芭蕉さんの旅した季節に合わせて東北を旅しようと思ったのです。本当なら、今は平泉にいるはずでした。五月雨の……という句とリンクするはずだったのに、まだ栃木県にいます。 来月末、私は実際に岩手にいるでしょうか。まあ、そのころブログでは平泉でいいやと思います。そして、今年こそは庄内地方に何十年ぶりかで行けるかな。二年前、ひとりで山形市に泊まったんでしたかね、た . . . 本文を読む

キツネとタヌキ 自然31

2019年06月28日 21時37分42秒 | 自然とことば
◇  狐と狸 これらのことばを見てみてください! 57【狐と狸の(         )かし合い】……ずるい者同士が互いにだましあうこと。 どうしてこの二種類の動物は、人をだますというキャラになったのでしょう。「ごんぎつね」にしても、実際のタヌキにしても、人間からひどい目にあわされることはあっても、人をだますことはありませんでしたよ . . . 本文を読む

最近の庭事情

2019年06月27日 05時05分55秒 | ザンネン日記・身辺雑記
 アジサイは花盛りになりました。よそのアジサイも見に行きたいのですが、なかなかチャンスがありません。余裕も何となくなくて、何だか落ち着かない。 果たして私が落ち着いて何かをしたり、映画でも見たりできるのって、いつなんだろう。 映画を見たら、感想を書かなきゃと焦ってしまうし、どこかに行けば、写真撮らなくちゃ、おもしろいこと探さなくちゃと、何をしても落ち着かないのでしょう。 ところが、奥さんといると、 . . . 本文を読む

こじつけの、石垣りんさん、サポナリア

2019年06月26日 20時53分21秒 | ことば見つけた!
 「夜の太鼓」から、いくつか抜き書きさせてもらいます。 夏の日、梅の木肌に手を置いて「また来年の花に会わせてください」とささやいた、私の願いを聞き届けてくれたのは誰でしょう。春は来るのではない、生きてこちらが春に到達するのだという感じ方は、残念ながら年のせいかもわかりません。 梅の花が咲いて、そこから季節がめぐることを書いておられて、いつからか、時間の過ぎるのを、どうにかそこまでたどり着けたと感じ . . . 本文を読む

ものすごい約束 中歴71

2019年06月25日 17時16分39秒 | 中国の歴史とことば
 もうしばらく趙の国にいます。ここはエピソードの宝庫なんです。さて、ことばを紹介します。82【刎頸の交わり】 … 友人のためなら首をはねられても後悔しないほどの親しい交わり。「刎頸」は、首をはねるという意味です。さて、この「刎頸」のよみは? 趙王さんと藺相如さんは、澠池(めんち)の会が終わって、国に帰ってきました。王様はどっと疲れていたはずです。でも、とにかく藺相如(りんしょうじょ) . . . 本文を読む

石垣りん 「崖」 1968

2019年06月24日 21時17分06秒 | 一詩一日 できれば毎日?
  「崖」          石垣 りん  戦争の終り、 サイパン島の崖の上から 次々に身を投げた女たち。  美徳やら義理やら体裁やら 何やら。 火だの男だのに追いつめられて。  とばなければならないからとびこんだ。 ゆき場のないゆき場所。 (崖はいつも女をまっさかさまにする)  それがねえ まだ一人も海にとどかないのだ。 十五年もたつというのに どうしたんだろう。 あの、 女。     . . . 本文を読む

父のこと短歌、昔のメモより

2019年06月23日 11時23分02秒 | 父母のこと、あれこれ
 どこにも行かない日曜日、片づけをしていたら、断片が出てきました。メモしてみます。  父退院帰った家はあたたかで夕食準備母はするかも  年の暮れ二か月ぶりの外の風 退院した父サンパツをする 二つとも、2011年の12月に作ったようです。大変なことのあった年の秋に父は入院したのですね。ホントに苦しかったと思います。でも、そんなことは父から一切聞かせてもらえなかった。 まあ、話しても仕方がなかったんだ . . . 本文を読む

光る電車、セグロセキレイ

2019年06月23日 08時29分52秒 | 名松線に乗ろう!
 梅雨が本格化しています。もう稲も知らない間にそれなりに伸びてきています。 少し前、田んぼが鏡のようになっていた時期がありました。そして、夕方、何枚か写真を撮りましたよ。 撮りたいのは、水に映る電車の影でした。でも、これは失敗でした。 今の時期は、みどりが爆発しています。私たちはそれらを管理させてもらいながら、その中で生きていくしかありません。折り合いをつけるしかない。人間様がすべてを管理するのだ . . . 本文を読む

生ひ立ちの記 その2 中也さんです!

2019年06月22日 21時15分19秒 | 一詩一日 できれば毎日?
  Ⅱ私の上に降る雪は花びらのように降ってきます薪(たきぎ)の燃える音もして凍(こお)るみ空の黝(くろ)む頃 固く結晶化した雪というのでしょうか、ハラハラとコートの上に落ちて来て、カサカサ音がしたのかもしれない。いや、それでも雪が薪の燃える音というのは難しいです。何か別の意味があるのでしょうか。黒っぽいどんよりとした空から、わりとハッキリと雪が落ちてきます。 そうだ。詩なんだから、薪の燃える音だろ . . . 本文を読む

エリナ・リグビー 1966

2019年06月21日 21時45分25秒 | わがまま音楽
 確か、1975年の5月、親戚の新婚式で静岡に行き、弟と二人で式にも出ないで浜松をブラブラして、駅前のヤマハでシングル「イエロー・サブマリン」を買いました。ものすごく遅れていたけど、やっとビートルズに自分の力で手を出せた充実感がありました。旅している時の気前の良さになってたんでしょう。 どうして普段住んでいる大阪じゃなくて、浜松で買うんだよ! という気もしますが、親戚の晴れ舞台ということで、私たち . . . 本文を読む

わたしのうえにふる雪は……中也さん

2019年06月20日 21時53分41秒 | 一詩一日 できれば毎日?
★  生い立ちの歌   Ⅰ    幼 年 時私の上に降る雪は真綿(まわた)のようでありました これはどうなっているんだろう。やさしく、フワフワとした雪が降っていたんですね。小さい子は、雪に触れるチャンスもそんなになかっただろうから、親の庇護のもと、やわらかな雪に触れることがあったということなのかな。    少 年 時私の上に降る雪は霙(みぞれ)のようでありました 子どものころ、幼いころ、近所を走り . . . 本文を読む

増山雪斎さんって、誰なんですか?

2019年06月19日 21時28分26秒 | わたしの好きな絵!
 三重県に住んで30年近くが経過しています。今までの人生の半分は三重県にいます。まさか私が三重県に住んでいるなんて、それが不思議ですけど、これからも住んでいくつもりです。 理由は、とりあえず私が生活のベースに暮らせた場所がここだったからです。 他の土地では、私の生活のベースは作れなかった。これからなら、新たな生活のベースが生まれるかもしれないし、本人の希望次第でもあるのだけれど、とりあえず今のとこ . . . 本文を読む

タチアオイと女の子

2019年06月18日 21時31分41秒 | お絵かきクラブ
 うちの奥さんが、六月の切り絵を完成させたそうです。 最初にタチアオイがズンズンと立ち上がっていきました。 それから傘をさす女の子、それから犬、そして、カエルというふうに出来ていったようです。 私は、この女の子の顔に見覚えがあるような気がしていました。 そうでした。これは、うちの奥さんの小さい頃の写真に似ているなあと思ったのです。 彼女は、こんな年になって、小さい頃の自分と、小さい女の子を重ね合わ . . . 本文を読む