La Ermita の記録

メキシコ隠遁生活の私的記録と報告
 @ユカタン半島。

小猿くん

2016年09月15日 | 新築

<本日の工事>

① 壁と天井の下地第3弾(続き)
② 床コンクリスラブ

 

 玄関とダイニング部分の天井に着手。

 キッチンも。

観察していると、柳沢くんは親方の仕事をよく見ている。作業の種類も、柳沢くんがいちばんいろいろやらされている。マヤさんはベテランだしホセくんは高いところが苦手なので、欠員とか何か問題がない限り、工程のどれでもするというわけではない。将来の親方候補として、柳沢くんを育ててるのかもしれない。

 

 コンクリスラブ!

昨日、我々が帰ってからコンクリを打ったようで、今朝行ったら完成していた。今までの板切れでなく、金属製の特別な型枠を使っている。このまま壁にはペンキを塗るわけで、プラスタボードなどの壁材や間仕切りなどないのに、床に隙間が作ってある。今度質問してみる。

夜のあいだ、散歩犬が入ってきた様子。足跡くっきり。

 もう小屋の体を成してない現場小屋。

今は家の中で寝たりご飯食べたり材料を保管したりしているので、小屋は荒れ放題。もう危ないので明日撤去することになった。木材だけ残しておいて、また小っさい物置でも作るかもしれない。

 

 Lさんちの長男の小猿くん。

親父について現場に来た。まだ3歳の子供、普段「車に注意」だの「危ない」だのと叱られながら車道の砂埃で遊んでいるので、砂利の山に登ったり猫車に乗せてもらったり、ここは天国と言わんばかりに飽きずにはしゃぎ回っていた。シャベルで土を掘るのも楽しそう。将来有望。


日本式焚き火

2016年09月14日 | 新築

<本日の工事>

① 壁と天井の下地第3弾(続き)
② 配管(続き)


 今日の下地第3弾は、廊下と洗濯場。

 コビーさんは、浄化槽に繋げる部分の配管。(というか穴あけ)

 室内側。

 屋外側。

 Lさんの弟くんが、土台部分に防虫剤を撒く。

もともとジャングルみたいな土地で、いろんな虫がい。工事が始まって、あと我々が庭をきれいにしつつあるのでずいぶん減ったが、彼らが現場のいたるところで食事をしたりしているので少なくとも蟻がいる。

昨日、Lさんに「床のコンクリの前に撒きたいんだけど」と聞いてみたら、業者を頼むと高いので自分たちでやっちまえと言う。で、スプレー容器を自宅から持ってきて、薬剤だけ買って、弟くんが撒くことになった。メキシコスピリッツ。

 

 徐々にきれいになっていく庭。

家の南西側、建設に関係ないので放ってあったボーボー部分を、蚊除けと見栄えのために大きな木とサボテンを残して伐採する。とにかく根が大きくてのさばっているので大変。奥の椰子の木はうちのじゃないんだが、テメエの庭のようでかっこいい。こっちの人はみんな椰子の木が大好き。

手前の黒い土の部分は、除去した根っこや掃き出した落ち葉を燃やしたところ。彼らはゴミもろともガソリンをぶっかけて燃やすが、元消防団員の日本人としては、焚き火は控えめに、しとやかに。ガソリンなんかかけなくても、隣のうちに松の木があるので火種には困らない。年寄りは毎日少しずつきれいにして、少しずつ燃やす。


水シャワーは快適

2016年09月14日 | 新築

<昨日の工事>

① 壁と天井の下地第3弾
② 配管(続き)

 

昨日は夕方から用事があって、3時頃現場を後にした。ちょうど区切りがよかったようで、早めに帰るホセくんと新マヤさんを彼らが住む村の近くの比較的大きな村まで送っていった。このあたりによくあるかわいいい村だった。つまり、広場の周りに役所と教会があって、あとは小さい店と学校がある程度の村。

いつも、誰が帰って誰が泊まってるのか知らない。泊まり部隊は、どこかの部屋でハンモックを吊るして寝ている。ホセくんと新マヤさんは、現場の井戸水を浴びて、小綺麗にして車に乗り込んできた。メキシコ人は、身だしなみをきちんとするなと思う。あまり金持ちじゃない人も、普段はヨレヨレの作業用Tシャツでも、ハレの日には比較的新しいTシャツにアイロンを当てて着たりする。

 いよいよ壁の最後の下地。

 使うコテも違う。

 隣の部屋で、マヤさんとホセくんが同じ作業。

塗っているのは、普通のセメントに石灰に「細い粉」という名の(おそらく)セメントを混ぜたもの。メーカーの名前にはスタッコにあたるスペイン語が含まれているが、日本でいうスタッコとちょっと違うと思う。

 それを新マヤさんがひたすら混ぜる。

コンクリやモルタルと違って、とても気を使って混ぜている。分量もそうだし、ゴミなどが混ざらないように注意しながら混ぜていた。

 

 設備のコビーさんは、壁の下地第2弾が終わった部屋で配管作業。

 シャワー部分。唯一の湯が出るところ。

 下水の配管。

暑い土地なので、温かい水のほうがいいなと思う蛇口がシャワー以外にない。5月の暑い盛りには、水でシャワーを浴びても「もっと冷たいほうが嬉しい」と思ったくらい。冬の朝などはさすがに水は嫌なので、シャワーだけ湯沸かし器を通す。

ちなみに9月中旬の今、前の晩涼しいと、朝少しだけ沸かす。昼、現場から帰って浴びるシャワーは、水で十分。それに、水のほうが髪が傷まないことを発見した。まあどうでもいいけど。


階段!

2016年09月12日 | 新築

<本日の工事>

① 階段

 

 土曜日に壁のペチペチを進めていたらしい。

 

本日は新マヤさんが休みの4人体制で、階段に取り掛かる。(+設備のコビーさん)

 補強された型枠に乗って、壁のブロックに穴を開ける。

1階の屋根から飛び出た柱の鉄筋にロープを結んで、上り下りにそれを使う。カラビナで命綱につなげるのと違って、消防とか自衛隊系でちょっとカッコイイ。

 その間、鉄筋を親方が指定した長さに切って準備。

 2階の床下に渡した2本の鉄筋に、縦の鉄筋を6本組む。

 横の鉄筋を組んでいく。

端を柳沢くんがブロックに開けていた穴に突っ込んで、縦の鉄筋と繋げる。

 鉄筋完成。

 側面の型枠を作る。といっても、棒切れ2本。

 コンクリを運ぶホセくん。

肩にバケツを担いで片手でロープを握って足場の悪い斜面を、ビーチサンダルで登る。ふと、「安全第一」とか「整理整頓」のポスターがあちこちに貼られた日本の現場を思い出す。メキシコ、おちゃめ過ぎ。

 柳沢くんがコンクリを流し込み、親方コテで詰める。

 危ないので、親方が一旦下方に降りて柳沢くんの腰を支える。

 鉄筋を突っ込んだ穴にもコンクリを詰め込む。

この間、新マヤさんとホセくんでコンクリを作ってたんだが、最初少し柔らかすぎで、親方に言われて少しずつ水を減らしていき、最後は団子みたいな生コンになっていた。

 完成!

・・・といってもこれから段々をつけるんだが、本日はここまで。寸法はこちらで指定したんだが、基本的にメキシコの階段は傾斜がゆるい。一般の住宅でも、幼稚園や公民館みたいな階段がついている。Lさんはしつこく「いいのか?いいのか?」と聞いてきたが、個人的にちゃちゃっと登れる階段が好きだし、上は我々の寝室だけなので、これでいいのだ。

 

 キッチン部分。知らない間に部屋っぽくなっている。

 トイレの壁(床下)を貫く配管。

便器からの排水管が別の管に合流してて「どこからの管だ?」と思ったら、雨水用の管だった。陸屋根で雨樋もないので、雨水用に縦管が8本、家のあちこちに通っている。コビーさんは水道だけでなく電気工事もする人で、上下水のパイプと電気の配線管を同じ穴に通して、大変効率的。

さあ、明日は段々だ。


根こそぎ

2016年09月09日 | 新築

<本日の工事>

① 壁と天井の下地第2弾(続き)
② 床の下地第1弾(続き)
③ 浄化槽(続き)


 掘ったところへ少々のモルタルが。

理由は不明。それ以上は進んでいない。おそらく床に詰める土にするためにとりあえずちょっと掘ったのではないかと。

掘り出した砂の山に、犬が大はしゃぎで遊んだ跡があった。このあたりは毎夕、犬が犬だけの団体(人間なし)で散歩しているんだが、ちょっと足を伸ばして探検に来たらしい。


 2階の外壁にも、少々のペチペチが。

理由は不明。朝行って見えた状態のまま、本日は誰も2階へは上がらず。謎。

 1階は、ペチペチと床がどんどん進んでいく。

ここまで来たら他の工事の進捗もすべてペチペチ次第なので、週初めののんびりペースと打って変わって本気モードになった。進むにつれて、屋根の仮設が1本ずつなくなっていく。階段の吹き抜け部の足場をどう組むのか、すごく興味がある。今後のお楽しみ。


 我々は、引き続き庭作業。

地面近くに伸びた枝を切って、落ち葉を掃いて燃やす。落ち葉以外にも、すでにキレイにした地面にも根っこや草がしつこく残っているので、それを抜いていく。倒した木の大きい根は、マチェーテや鍬など総動員で掘り起こす。木の種類によって根の張り方が違って(当たり前か)、横に伸びるタイプのものは綱引きの要領で引っこ抜く。だんだんコツがわかってくる。

作業していて、「根こそぎ」とか「根絶やし」という言葉が生まれたのはこういうことかと、改めて感心する。根こそぎにするとは、根こそぎにすることなのである。

 


ネコが来た

2016年09月08日 | 新築

<本日の工事>

① 壁と天井の下地第2弾(続き)
② 床の下地第1弾

 

 東側、玄関からリビングまでのだだっ広いスペースに着手。

 親方が天井、柳沢くんが壁。

1日中ペチペチ。首や肩がすごく痛いに違いない。重い物を持ったり運んだりする必要はないが、もしかすると一番大変な作業かも。さらにこのペチペチを外壁にもしなきゃならないんだが、幸い9月に入って少しずつ涼しくなってきている。・・・といっても30度は超えてるけど。

 

 キッチン部分の床に土を入れた。

 客間の床も。

この砂というか土は新たに運び込まれたもので、砂に直径5ミリくらいの小砂利が混ざっている。基礎ができてから壁を積んだり屋根を乗せたりしているあいだに、だんだん地面が平らになってきていた。地面といっても場所柄、ビーチと変わらない砂地で、その上にこの土を詰める。えーと、床下ってものがないわけですね。土足文化だと、室内の床も外構の舗装もおんなじようなもんだということがよくわかる。

昨日、設備のコビーさんが帰った後の状態を知らないので何とも言えないが、多少の針金や欠けたブロックなんかが絶対埋まっていると思う。

 

 ネコ、登場!

これまでは足場が悪くて使えなかったので、何でもバケツ缶で運んでいたが、これからはずいぶん楽になる。Lさんがどこかの現場から借りてきたもので、結構大きなサイズ。我々も将来一つほしい。


コーラ3本分の針金

2016年09月07日 | 新築

<本日の工事>

① 壁の残り
② 壁の下地第2弾(続き)
③ 配線管(続き)
 浄化槽

 

 残りの壁が積まれていた。

いつするのかと思っていたトイレの壁の上部。天井のペチペチが終わった時点で、マヤさんが積んだ。これで、壁のブロックは完了。

 ところどころにある穴を埋める。

足場にしたり、夜寝るときのハンモックを吊るす棒を突っ込んだりするために、あちこちに穴が空いていたが、下地が進むにつれてブロックの欠片で埋めていった。屋根の向こうから4列目と、正面の壁の上から4段目くらいの穴が、埋めたところ。

 追加のセメントと石灰、到着。

ここでは材料の値段の差より運送費が大きいので、Lさんはチェレムの村にある建材屋さんに発注している。いつも来るサンタモニカ建材店のトラック。今日のおじさんは、なんとセメント袋を2つ、頭に乗せて運んだ。2つで100キロ。

 設備屋のコビーさんは、キッチンの配線。冷蔵庫とその他の家電用コンセントのほか、ガス台用のも。

 午後になって、ホセくんが穴を掘り始めた。

チェレムには下水道が通ってないので、ここに浄化槽ができる。

 我々は、庭の木の伐採と掃除。

どんどん切り開いてもいいんだが、いかんせん直射日光の下であまり長時間作業するとぶっ倒れる可能性があるのと、刈り取った枝や落ち葉を燃やすタイミングがあるので、少しずつ進める。

 

 あと、針金を拾い集めた。

彼らはペットボトルとか切った針金とか木片とか、とにかくそのへんにそのまま置いてある。ペットボトルはたまに切って水汲みに使うようだし、木片もいつ必要かわからないので、明らかなゴミ以外は我々も拾わないでそのままにしておく。こないだゴミ拾いをしていて、型枠を留めていた針金をどうしたものかと眺めていたら、新マヤさんが「売れる」と教えてくれた。なので、本日、そこらへんの針金を拾い集めた。

発展途上国ではゴミ捨て場をあさる貧困層をよく見るが、ここも同様。ただ、スラムはないし、街中のゴミ捨て場ってものもないので、今の借家には缶や服のゴミはないかと聞いて周る人がたまに来る。集めた針金はどこかに売りに行くのかと思ったら、チェレムにもやっぱり集めて回ってる人がいるという。

これで、40ペソくらい、コーラ3本分になるらしい。まだ家の反対側にも落ちてるし、鉄筋の残りもある。金はいらんから、コーラを置いてってほしい。


ポクチュクのタコス

2016年09月06日 | 新築

<昨日の工事>

① 壁の下地第1弾(続き)と第2弾(続き)
② 庭の木の伐採

 

 真ん中の灰色部分が第1弾、両脇の肌色部分が第2弾。

混ぜるところをよく見ていたら、第2弾は石灰と砂だった。ということはプラスタだから、日本でいう漆喰ですかね。

コテでペチペチと壁に投げつけるため、これを我々は「ペチペチ」と呼び始めた。第2弾は、ベチペチのあと大きなコテで表面を均す。

1階の屋根の後と同じくまったりモードで、柳沢くんは休み。

 

 ずいぶんきれいになった庭

最初に家を建てるところとその周辺だけ彼らが木を切り倒したものの、もとはジャングルみたいだったので、まだまだ手を入れたいところがある。特に、低い位置から枝を広げた木の下に落ち葉が溜まって「何が棲んでいるかわからない」ようなところがあるので、徐々にきれいにしていく。木にはかわいそうだが、周りのどこにでも似たような木が生えているので、住人の事情を優先する。

 

 

<本日の工事>

① 壁の下地第1弾(続き)と第2弾(続き)
② 配線管

 

 まずは腹ごしらえ。

マリネした肉を焼いたものは、ポクチュクといって、ここユカタンの伝統料理です。マリネ液は、パイナップルジュースまたは「甘酸っぱい」オレンジのジュースにハーブ各種を入れたもの。家庭(料理人)によって入れるハーブが違う。うまうま。

 

 2階の屋根の型枠をばらす。

 ペチペチの漆喰を作り続けるホセくん。

 

 

 電気工事のコビーさん。水道工事も彼。

 配線管を天井から指定の位置まで延ばす。

ご覧の通り、天井から垂れ下がっているチューブを、壁に穴を開けてブロックの中に仕舞う。電灯その他のスイッチから下にあるコンセントまで下ろして、床下を這って壁付きの電灯まで延ばしていた。コンセントは全部、スイッチの真下か電灯(すべて壁付き)の真下にしたんだが、見栄えしか考えてなかったのに、結果オーライどころか結果ラクラクだった。

今日は、マヤさんが休み。


メキシコ湾の海水は塩辛い

2016年09月02日 | 新築

<本日の工事と行事>

① 2階の屋根のコンクリ打ち
② 2度目の上棟式

 

 コンクリの準備は早くからしてあった。

  小梁の上に発泡スチロールが乗る。

 細かいところは、発泡スチロールを切る。

軽くて持ち上げるのは簡単だが、もっと簡単にその辺に転がってる鉄筋でぶっ刺して渡す。

 型枠の準備もほぼ完了。

 この時点で電気工事の人が配線管を屋根に敷く。

 コンクリ始動。

 2階の屋根に上げ始める。

 ・・・が、ビールを飲みながら。

 屋根の上も、飲みながら。

 人数は少ないが、狭い分、どんどん進む。

 ビールも、どんどん進む。

 4時過ぎに完了。

 と、突然、発泡スチロールが落ちる。

これにはビックリした。面倒なやり直しが発生するのかと思ったが、コンクリを多めに(下がった分だけ)流して終わり。発泡スチロールは言ってみれば「型枠兼天井板の下地」みたいなもんなので、平らになるように後でカットするらしい。屋根用ブロックだったらそうもいかないだろうが、そもそもブロックなら落ちない。いや、ブロックでも削って平らにしたかも。

 

 打ち上げの食事。今回はこじんまりと。

いつものメンバーだけなので、前回と違ってしっかり中に入れてもらった。これで本当に、躯体が全部上がった。

 食事の後、みんなでビーチへ!

Tシャツだけ脱いで、履いてる短パンのまま飛び込んで、汗や砂埃やセメントを洗い流す。左端の橙色のは、上も脱げない人です。あまりに気持ちよさげだったので。

 

 2階の屋根の高さから見た海方向。


甘いパンの行商

2016年09月01日 | 新築

<本日の工事>

① 壁の下地第2弾
② 2階の屋根の小梁を上げる

 

 昨日到着した屋根のブロック(発泡スチロール)。

 写真左、座って携帯をいじっているのがホセくん。比較するとわかるように、発泡スチロールで軽い分、大きい。作業もずいぶん楽になるが、値段が3倍くらい違うらしい。

 マヤさんが、壁の下地第2弾を始めた。

見ていると、ちょっと「投げつけ」よりセメントが少ないモルタルといった感じ。小さいコテで何度かくっつけてから、大きい手作りコテで均していく。続いて親方と柳沢くんも、これに取り掛かった。

 モルタル練り以外は屋内作業でまったりしてるなと思ったので、我々は庭いじり。不要な枝を切ったり根っこを片付けたり落ち葉を掃いたり。風が弱かったので、新マヤさんが以前まとめておいた枝などに火をつけてくれた。

燃やしてしまうと早いので前からやりたかったんだが、この先時間もあるし、彼らの工事中に焚くのは遠慮していた。なので、実際に燃えていくのを見るのは初めて(彼らは夜間に焚き木をしている)。こちらの植物は、生木もけっこう燃える。

 なんと、4時を過ぎてから小梁を上げ始めた。

 最初に4人で全部1階の屋根に上げる。8本。

 疲れ切った柳沢くん。

2階の臥梁に乗せるのは、「上でロープを引っ張るのが親方と柳沢くん、下から持ち上げるのがホセくんと新マヤさん」という面子になった。なぜか1階のときと違って、最初に全部片側(柳沢くんが引き上げるほう)だけ載せていた。

今日、Lさんに聞いたら、タラちゃんは何か悩みがあって戦線離脱したそうな。現場に泊まりのときも何度か夜中に泣いていたらしい。何かあったのか知らないが、頑張れ、若者。

 「これするの、何年ぶりだろ」と、親方。

その親方が乗っている角、右足の下3メートルには1階の屋根があるが、左足を載せているほうは地上までまっすぐ6メートル。目の高さはプラス身長分で、かつ周りに高い建物がないので、けっこう怖い。

 

 全部乗せ終わったところで、甘いパンの行商が来た。

 各々、好きなのを買って食べる。

今住んでいる地域では、リアカーにパンを積んでバイクで来る。こちらは車で。パンの量も多い。ちなみにココナツあれこれの行商は、ホリデーシーズンが終わって来なくなった。今はメリダ市内に行ってるんだそうな。パンは住民向け、ココナツは観光客向けってことですね。