年寄りの冷や水

定年退職者が感じることを書き残す

私のゴルフ友達⑦ーーリュウマチと遊ぶゴルファー

2009-06-17 04:48:06 | Weblog
・チャンピオンボードを狙う友達、府民大会突破を狙う友達、国内200箇所のコースに行ってボールマークを集めることを狙っている友達、スコアは別として270ヤード突破を狙う友達、練習場やコースで友達と遊ぶ事が楽しみ等とゴルフ友達にも種々おられるが、彼は最近リュウマチと診断され今まで以上にゴルフを楽しもうとしているゴルフ友達である。

・彼は昨年秋に両手首の腱鞘炎になった。練習もコースも多い方ではあったが悪いスイングやボールの打ちすぎと言うよりは地面の叩きすきではなかったかと思われる(失礼、他人事ではない)。それ以降コースの回数、練習場のボール数を減らして、整形外科にかかり、筋肉を柔らかくする薬と痛み止めの薬を服用し、湿布も張ってゴルフを続けている。(そこまでしてゴルフをしなければ良かったのではと思われるが好きなので何も言えないが)。

・長い間痛みが無くならないし、痛む場所が両手首、指だけでなく、肘、肩、膝、足首にも移っていくので血液検査やレントゲン検査を続けていたが、最近「慢性関節リュウマチの初期症状」との診断が出たようだ。(なんとも、どうでも言い訳のできる診断結果のようですが???医者は信用すべきですネ)。リュウマチ専門病院を探して移ろうかと言うと「どこに行ってもおなじです」とのこと。さらに、「リュウマチは完全に回復することはない。進行して悪化しないようにすることです。リュウマチ用の薬(痛み止め)は肝臓や腎臓に副作用が出る人がいるし、一般に免疫力を低下させる事があるので、もうしばらく様子を見よう」とのことである。

・軽い運動はすべきであるとの医者のアドバイスから、彼は今後はゆっくりと気楽に友達とゴルフを楽しむ、ゴルフに遊ぶことに徹するのだとの決意を聞かされた。長い間ゴルフを続けられるるように努力するとの決意であった。現在では私のスコアよりも彼の気楽なスコアの方が良いが今後はどうなるものかはわからない。私は今後彼の努力に全面協力して行く決意を彼に伝えたものだ。いつまでも、どうなっても、ゴルフ友は私の大切な友であるのだ。

・私の友達で「腱鞘炎回復に二年以上かかったよ。」との話もある。「腱鞘炎で痛いところをかばっていると他の場所が変な動きとなり、痛みが移ることがある」とのことである。その友達は今では交野カントリーのシングルにまで戻っているのだ。彼の場合も二、三年かけて回復するのではないかと期待している。それまで少し高い薬代と思ってリハビリ代と思ってプレーフィーを払って遊びましょう。スコアも勝負も気にしないで無理しないように頑張り、遊びましょう。

「追記」
・彼の場合はお金を払って遊ぶだけで良い。阪神タイガースはお金を払って見るだけでは遊びにならない。なんとか頑張って毎試合とも勝負になって欲しいものだ。今のままではお金を払って見に行こうとはなかなか思えないのだが。彼は遊んでいても期待は持てる。阪神タイガースは遊んでいては期待は持てないのだが。

              

日本郵政はなぜ 西川社長でないと運営できないのか???

2009-06-15 06:24:53 | 社会
・日本郵政の西川社長を更迭することは「郵政民営化の推進に逆行する」との意見がある。それも国会議員の意見がある。どうも何か疑わしい感じがしてならない。

・企業あっての社長か社長あっての企業なのか難しい。郵政民営化にもまだまだ多くの課題もあって今後の推進、完遂は難しい。米国流のCEOでもあるまいし、日本人の私にとっては郵政の民営化だけでなく、企業の運営は社長をTリーダーとして社員全員、株主、お客様全員の協力で発展していくものとの意識がある。このような考え方からすると西川社長でないとならない根拠はどこにもないような感じがするのだが。それも国会議員の中から出てくるのは少し疑わしい感じがするのだ。

・民営化に踏み切った小泉総理の権威維持に逆行するとの事だろうか???。民営化推進プロジェクトには「かんぽの宿」を一括購入しようとした企業も参画していたが、その時点で当時の政府と何らかの裏取引・約束があったのだろうか???。西川社長を更迭すると芋づる式にそれらが表面化されてしまうことを心配しているのだろうか???。それで西川社長も全くの強気なのか言わされているのか知れないが、自分に対する攻撃に対して何の説明もせずただ単に「郵政民営化を完遂していくことが自分の任務である」とばかり言っているのだろうか???。

・国民の立場から考えると数か所の「かんぽの宿」を競争見積もりもなく一括売り渡そうとした西川社長の運営は理解できない。十数か所の「かんぽの宿」の中には
経営体質、財政体質の悪い場所もあっただろうが、非常に良い場所も多い。このようなときには善し悪し一括しないと買い取らないとして買い取り価格を削減するのがゴルフ場を買い取っている外国の投資ファンドのやり方と同じである。

・「かんぽの宿」売却契約に関しては現実には日本郵政に対して損害を与えたとはいえないかもしれない。しかし、同じようなことが他にもあれば企業に損害を与えたことで特捜部の捜索を受けることも予測される。その時になって西川社長更迭とか鳩山大臣が正しかったとか言っても時に遅しである。そんなことになって自民党か崩壊してしまうことが非常に心配である。日本郵政の体質もあるが自民党の体質も気をつけなければならないように思われるのだが。

             

国会議員の世襲制とは???

2009-06-06 09:11:02 | 社会
・国会議員の世襲制制限を次回の総選挙には適応しないでおこうとの話があるが、「国会議員の世襲制」について我々国民が考えなければならないように思われる。

・リーダーの世襲制には色々なものがある。北朝鮮の次期総書記には三男がなられるようだ。政治手腕なのか、取り巻きに悪質な人達がいないからか、現在の奥様のご子息だからわからないが、いずれにしても決定するのは現在の総書記であり身内の中から決められるようだ。

・テレビの見すぎかもしれないが、お花や踊りの家元の後継者は利益確保の為に身内の中から現在の家元によって決められることが多いようだ。歌舞伎や落語等では芸の評価と人気が大きな要因となって先代から決められるようだ。

・企業では大きな企業では世襲なんかは全く関係ない。以前パナソニックでは社長が松下さんから他の人に代わった時にも社員の方々も私たちもごく自然としか感じられなかった。中小企業では同族株式保有から身内の中から現社長が任命することもあって当然である。

・国会議員の場合は全く違うものだ。国会議員の世襲制とはご子息等を次期国会議員選挙の候補者として党公認とするかどうかであり、国会議員として決定されるものではない。国会議員として認めるのは我々国民の投票によってきまるものなのだ。党公認候補になるのが党からの選挙応援も得られるし、党公認として何か信頼できるように感じる人もいるかも知れない。以前に大平総理が選挙中に亡くなられて急遽娘婿森田一さんが立候補して当選した。その人はもともと外交官であり、大平総理の秘書もされており信頼されて当選された。世襲とは言わないが大平総理の代理戦争としての効果もあったが、これは世襲ではなく、やはり候補者自身を選んだものと思われる。

・国会議員の人達の話を聞いていると「世襲制で公認」されるとまず当選するものとの誤解された意識が強すぎる。党公認で当選するものではない。党の政策もあり、候補者の政治姿勢、政治力、人間性等を認められて投票者の信頼が得られるものなのだ。それらを忘れた我々国民、有権者を馬鹿にしたような話である。

・もっと考えなければならないのは我々国民、有権者である。党公認で知名度の高い人を選びがちになってしまうものだが、もっともっと党のこと、候補者本人のことをよく評価して投票すべきなのであろう。我々国民、有権者がそのような強い姿勢でいれば今回のような「国会議員の世襲制制限」なんて話はないはずであると思われる。