・NHK朝の連続ドラマ「純情きらり」が終わってしまった。何か欲求不満のような感じがして仕方が無いのだ。やはり、朝の連続ドラマはハッピーエンドドラマにして欲しいものだ。
・父子家庭なのに急に父親に先立たれてしまうかと思えば、妹達の教育資金のために無理して嫁に行った姉が結局いじめに耐えられなくて離婚してしまう。婚約者が出征して安否が全く分からなくなり、帰還まで皆にほぼ戦死と思われてしまう。その息子を待っていた元気者の厳しくやさしい母親も急な病で何の楽しみも見ずに死亡してしまう。姉の子供の視力が少しづつ低下していくが、何の対応策も取れないままに放置されてしまう。妊娠したと思えば本人が結核に罹ってしまって赤ちゃんを抱く事もできなく、結核の特効薬も無く、”何時になれば”と薄い期待をしていたが結局最終放送日に静かに赤ちゃんを残して他界してしまったのだ。
・戦前の関東大震災以前からのドラマである。人々は苦しい生活であったに違いないとは思われる。震災や戦争での大被害も私達の想像を大きく超えるものだったに違いないとは思われる。当時の医学も現在の私達には考えられない程にまだまだ進歩していなかったのだとも聞いている。また、結核の特効薬もどんなに金持ちでも使用することはまず出来なく、連合軍兵士位にしか使われなかったとも聞いている。
・NHK朝のドラマが当時の現実を表しているものなのかも知れない。こんなに私どもがイライラしながらもドラマを見ていたことは、文学としてもテレビドラマとしても、またテレビの視聴率からしても立派なものなのかも知れない。あるいは、これらが監督の当初からのもくろみだったのかも知れない。
・しかし、文学物を読書するのではなく、体力も脳力も抵抗力も弱くなった退職夫婦が毎朝食事しながら楽しみにテレビドラマを見るのである。芸術価値は低くても、もっともっと気楽な楽しい朝のテレビドラマを見させて欲しいものだ。沖縄に旅行してニガウリをかって帰ろうかと思うことがあっても、岡崎に旅行して味噌を買って帰ろうかとはなかなか思えないような気がする。あるいは、このようなドラマにも耐えられるように頑張らなければならないのかも知れないが。
・父子家庭なのに急に父親に先立たれてしまうかと思えば、妹達の教育資金のために無理して嫁に行った姉が結局いじめに耐えられなくて離婚してしまう。婚約者が出征して安否が全く分からなくなり、帰還まで皆にほぼ戦死と思われてしまう。その息子を待っていた元気者の厳しくやさしい母親も急な病で何の楽しみも見ずに死亡してしまう。姉の子供の視力が少しづつ低下していくが、何の対応策も取れないままに放置されてしまう。妊娠したと思えば本人が結核に罹ってしまって赤ちゃんを抱く事もできなく、結核の特効薬も無く、”何時になれば”と薄い期待をしていたが結局最終放送日に静かに赤ちゃんを残して他界してしまったのだ。
・戦前の関東大震災以前からのドラマである。人々は苦しい生活であったに違いないとは思われる。震災や戦争での大被害も私達の想像を大きく超えるものだったに違いないとは思われる。当時の医学も現在の私達には考えられない程にまだまだ進歩していなかったのだとも聞いている。また、結核の特効薬もどんなに金持ちでも使用することはまず出来なく、連合軍兵士位にしか使われなかったとも聞いている。
・NHK朝のドラマが当時の現実を表しているものなのかも知れない。こんなに私どもがイライラしながらもドラマを見ていたことは、文学としてもテレビドラマとしても、またテレビの視聴率からしても立派なものなのかも知れない。あるいは、これらが監督の当初からのもくろみだったのかも知れない。
・しかし、文学物を読書するのではなく、体力も脳力も抵抗力も弱くなった退職夫婦が毎朝食事しながら楽しみにテレビドラマを見るのである。芸術価値は低くても、もっともっと気楽な楽しい朝のテレビドラマを見させて欲しいものだ。沖縄に旅行してニガウリをかって帰ろうかと思うことがあっても、岡崎に旅行して味噌を買って帰ろうかとはなかなか思えないような気がする。あるいは、このようなドラマにも耐えられるように頑張らなければならないのかも知れないが。