年寄りの冷や水

定年退職者が感じることを書き残す

シルバーの友もまた楽し!!

2006-07-31 23:16:37 | Weblog
・7月10日からの北河内ブロックシルバーセンター主催の植木剪定講習会を今日終えることが出来た。非常に暑い連日の飯盛霊園での実技講習を無事に終えられた事に久しぶりに満足している。また、これですぐに植木剪定作業に参画し仕事とする事が出来るとは思わないが、それよりもまたまた新しい分野の友達ができた事に大満足である。

・シルバー人材センターには「植木剪定班」があり、個人住宅や公園等の植木剪定を請け負う事業が行われている。受注業務も多くなったこともあり、剪定作業従事希望者も多いことから大阪市、東大阪市、枚方市、寝屋川市、四条畷市、大東市、交野市シルバー人材センター共催で開催された。過去の講習会を見直し体系化し、にシニアワークプログラム技能講習(第2種)第1回植木剪定講習会として開催されたものである。

・私は仕事につく事が出来ればと思って参加を申し込んだものだが、受講者24名の内約半数は剪定班での経験者であり、実経験の無い私には非常に厳しい講習会であった。暑い日々でも仕事をまっとう出来るかの訓練であったとは言え11日間のほとんどが飯盛霊園での実技講習は非常に厳しいものだった。各種高・中・低木の剪定から水遣り、清掃、四つめ垣作成、施肥、薬剤散布、植樹等と今になって思い出してみると楽しい講習でもあった。

・講習会では経験者が講師役の植木業者の指導を丁寧に私達見経験者の手足を取って伝達教育してくれたものである。久しぶりのON THE JOB TRAINING であった。そして今日は全日出席が出来なくて修了証書を受けられなかった3名も含めてお世話頂いたシルバーセンター担当者を囲んでの慰労会を開催できた。会費1500円で約2時間程ではあったがなかなか楽しい先輩後輩の会食であった。当然ながら記念写真を撮ったり、住所やメールアドレスの交換も始まり今後の交際計画の話と発展して行ったものだ。

・小・中・高・大学時代の友人、会社での友人、単身赴任先でお付き合いが始まった地域の方々、ご近所の方々、ゴルフ練習場での友人、ゴルフ場での友人等と多くの友人、知人の輪があるが、またまた新たに植木剪定の友人が出来た事が何よりも嬉しく楽しい事であり、講習会に参加した1番大きな成果であったと思われる。



”足湯”親孝行の帰り道に交通事故死とは悲しい!!

2006-07-31 05:45:26 | Weblog
・公私でお世話になった大先輩が交通事故でお亡くなりになってしまった。何が起こったのか分からないが全く悲しい事だ。

・先輩は97歳の母親を近くの”足湯”にお連れしての帰り道で高速道路下の脚注に衝突して先輩と後部座席の母親ともに亡くなってしまった。従来、97歳のお母さんを体に負担の少ない”足湯”にお連れしようと奥さんと相談していた事であったようだ。お孫さんを連れて外出中の奥さんへの先輩のメモによると、その日は医者の訪問検診を終えて「足湯は良いですね」との話になって急きょお連れしたようである。

・夜の9時過ぎと言っても、先輩は酒は飲めない。居眠り運転をするほどの遠出運転でもない。先輩は昔から車の運転がそれ程好きな方ではなく、また自分は運転が上手ではないからと何時も安全運転・安全運転と言っていてスピード運転する事も無い。もちろん運転経験が少ないわけではなく、ゴルフに参加するために三田から大阪まで来られたのも最近の事であり、仕事も退いたので今後はゆっくりゴルフをしようと約束したところである。

・後部座席のお母さんに何かが起こって一瞬注意がそちらに向けられたのだろうか??。高速道路の下の側道は一般に照明不足気味が多いが帰り道が非常に暗かったのだろうか??。熊か狸が飛び出して来て避けようとしたのだろうか??。反対車線の車のライトで脚注が見えにくくなったのだろうか??。エアーバッグは作動していて先輩には大きな外傷が残っていない事からすると先輩自身に何かが起こったのだろうか??。

・上役には上手は言わないが後輩・部下の面倒見が良かった先輩だった。大変な親孝行な先輩だった。酒は弱くて時には”隣の部屋で一時休憩”もしながら付き合ってくれた先輩だった。仕事では心配になると自分ででも検証してみる真面目な仕事好きな先輩だった。
監査役協会関連の仕事でも探して少しは仕事をしながら、今からは奥さんとゆっくりしたいと言っていた先輩だった。このように人に好かれる人が早く逝ってしまわれるとは全く悲しく無常なことである。

・2人の子供さん家族が関西地方におられるとは言っても1人生活となった奥さんの気持ちを考えると何か出来る事があればと思うものである。


一酸化炭素中毒事故のフォローが何故遅いのか??

2006-07-20 20:10:04 | Weblog
・パロマ製ガス瞬間湯沸器の安全装置作動不良によると思われる一酸化炭素中毒事故死が数多くリストアップされている。何故こんなになるまで放置されていたのだろうか??。

・機器の意識的な改悪によるものか、安全装置の経年劣化によるものかは定かではないが、死亡事故が多発していた事には間違いないのだ。その事故の調査・フォローは当然ながら機器メーカー、LPG事業者、都市ガス事業者そして監督官庁である通産省や警察等が行うべきものだと思われるが、全く何もされていなかったのだろうか??。あるいは追求調査されていたが、その状況をガス使用者や警察・通産省にも公表されていなかったのだろうか??。不思議でならないのだ。だれがお客さんの安全を守るべきなのか??

・機器メーカーの製造責任や改悪責任は大いに追及されるべきであり、何故このようなことが起こったのかをはっきりとさせてお客さんに公表すべきである。新しい高効率機器売り込み競争から起こったのかも知れない。いずれにしても業務上過失致死の責任は大きく追及されるべきである。

・しかし、ガスのお客さんから見れば、ガスの安全は、機器メーカーよりは日頃から交渉のあるLPG、都市ガス会社に頼っていたのではないかと思われる。機器についてもLPG、都市ガス会社の紹介なり代理店の推薦なりで購入したものかも知れない。また、LPG会社、都市ガス会社はお客さんのガス機器の安全使用状況を定期的に点検・調査する義務もあり、お客さんもそれを頼りにしていたのではないかと思われる。

・LPG会社や都市ガス会社を追及しようとするものではないが、今回の一酸化炭素中毒死事故に関して、通産省も警察も何故LPG会社や都市ガス会社についてのコメントを出そうとしないのだろうか??。LPG会社や都市ガス会社は何故自らコメントを公表しようとしないのだろうか??。自分達には関係ない事と知らぬ振りをしようとするものなのだろうか??。もしそうだとすれば、それは自ら「お客さんの安全確保には責任を持てません」と言ってサービス放棄、責任放棄する事になると思われるのだ。

・企業はあくまでもお客さんあっての企業である事を忘れてはならない。長期的に見て何処までもお客さん第一を忘れてはならないと思われるのだ。


母子3人殺害者に1500通の嘆願書とは!!

2006-07-09 13:07:36 | Weblog
・母子3人を死亡に至らせた火災を発生させた高校一年生の長男の処遇に配慮を求める嘆願書が1500通程集まったとのことであるが、これが最近の教育の結末であろうかと全く不安である。

・保護者有志が保護者や卒業生に声をかけて集めたらしい。嘆願書に同意された方々には「勉強を強いられてつらかったのでは」とか「容疑者だけの問題ではなく、どこでも起こりうる」のではとの考えが多かったようだ。容疑者本人は「馬鹿な事をしたのに、やさしくしてもらってお礼を言いたい」とのことである。弁護士さんは「司法手続きで何らかの形で使いたい」とのことである。容疑者の高校一年生についても、嘆願書の声を掛けた保護者有志についても、それに応じた保護者や卒業生についても、さらに弁護士さんについても、全く何を考えているのかと言いたい。これが現代の教育なのだろうか??。もちろん私は容疑者の長男を憎んだり、より厳しい刑罰を与えて欲しいと思う者ではないのだが。

・母子3人を殺害したことは悪い事なのだ。理由に何があろうとも行ってはいけない事なのだ。苦しい事があろうとも、悔しい事があろうとも、悲しいことがあろうともやってはいけない事なのだ。悪い事はあくまでも悪い事なのだ。罪に対してはそれなりの償いをしなければならないのだ。理由によっては罪を犯しても良いとか、償いを軽減されるものだとかは無いのだ。容疑者本人も保護者、卒業生、弁護士さんたちも十分に肝に命じていてほしいものだ。

・最近では、どんな事がどれほどの悪い事なのか、人にどれほどの迷惑をかける事なのか、人にどれほどの傷害を負わせることなのか等が理解されていないと思われる人達、事件が多い。今回の母子殺害にしても同じように「何をしたのか、どんなに悪い事をしたのか」さらには前もって「これをすればどんなに人に迷惑をかけるものなのか、傷害を与えるものなのか、どんなに悪い事なのか」が分からず、何も自分を制御する事が出来ない人の仕業、結果であるように思われる。

・これらは子供の時からの日頃の日常生活を通じて身をもって教育されるものである。その教育が十分に出来ていなかった保護者達は本人以上に反省して欲しいものだ。処遇についての嘆願書を募っている場合ではないものと思われる。私自身も子供達や孫達の生活を通じての教育をまだまだ続けていかなければならないものと思うものである。


北朝鮮の3番目/7発の意味は??

2006-07-08 04:16:26 | Weblog
・北朝鮮がこの時期にテポドン2の発射実験を実施した理由は分からない。しかし無理をしてのテポドン2の発射であったように思われる。そんな事を思うと何かが起こりそうな気がしてならない。

・訓練にしても、開発にしてもまだまだ自信のないテポドン2を発射する場合には、国内外の信頼を壊さず、示威効果を低下させない為に、まず実績のあるミサイルを発射するであろうと思われる。そして、あまり自信のないテポドン2を発射する。失敗してもその後に再度実績のあるミサイルを発射する方策を取ったのだと思われる。最初からテポドン2だけを発射して失敗してしまっては、国内国民に対する信頼が低下し国威高揚効果もなくなってしまい、国外に対する示威効果も低下してしまうからだ。ミサイル開発ならば失敗もあって当然な事だが国際社会に対して「新型ミサイルの開発」とは言いがたいだったと思われる。

・2002年の日朝ピョンヤン宣言をも無視して、何故にこの時期に、開発成果に自信のないテポドン2の発射を行わなければならなかったのだろうか??。国内情勢からか、国際交渉条件の基礎固めのためだろうか??。国連常任理事会ででも非難されることは予想される事を分かっての発射であるのだ。在日の方々の団結までも壊され沿うとしているのだ。何かが起ころうとしているような気がしてならない。

・北朝鮮の政治体制に変化が発生しても良い。逆に粛清が行われても仕方がない。心配なのは拉致されて北朝鮮に残っている日本人や韓国人やその家族の人達の身の上が心配である。キム・ヨンナムさんとの再会時の様子をみても発言の一言一句までもチェックされており、本当の気持ちの何十分の一も話し合われていないような雰囲気であった。何かを言えば何を追及されるか分からなく、残っている家族に何をされるか分からないと言った不安一杯の再会雰囲気であった。何が起こってもこれらの人達にも、一般の北朝鮮の人達にも何も影響しない事を祈るだけしか出来ないのだが、これも年寄りの杞憂になってほしいものだ。