年寄りの冷や水

定年退職者が感じることを書き残す

プロゴルファー杉原輝雄に敬意を表する!!

2006-04-29 04:46:39 | Weblog
・先週のつるやオープンでは最高齢予選通過記録を達成した杉原プロが今週の中日クラウンズでは+13で予選敗退となった。しかし、来年こそはエイジシューティングを達成すると何時もの元気な言葉であった。元気な68歳の杉原プロに敬意を表するものである。

・杉原プロにはテレビでの親子ゴルフ番組でも長い間ファンとなっている。厳しいゴルフマナーの教え、分り易いスイング理論の説明、楽しいゴルフの楽しみ方等を教えられてきた。十分健康とは言えない体ながら永久シード権を活用して元気な姿で活躍してくれる。つるやオープンでは私が通うゴルフ場「きさいち」の若い原田プロが惜しくも予選通過が出来なかった難しいゴルフツアーである。なかなかテレビ放映では扱ってくれないが、私がグリーンで待っていたらアーノルドパーマーまでも行かなくても私だけででも立ち上がって拍手でお迎えし激励し、敬意を表するものと思われる。

・特に私達アマチュアにとってはゴルフに年齢は関係ないものだ。「鳴尾」では大先輩が皆と同じように歩きながらマナーに厳しく、そして楽しいゴルフを指導してくれる。スコアも年齢に関係なく、ティーショットでは前にいてもあがってみれば大先輩に負けているものだ。私のゴルフ場でも先日には83歳でハンディ+5の方と初めて一緒に回ったが全く年齢は関係なく楽しいゴルフであった。マナーに厳しく、むやみにスコアにこだわる事無く、楽しく、自分の能力にあわせて無理をせず、気持ちを落ち着けてプレーする事は簡単そうでなかなか難しいものだ。ゴルフでは個性が出るものと言われるが本当に難しいものだ。

・それでもプロゴルファーは生活がかかっているのだ。杉原プロも、そろそろメインはシニア大会での活躍に回って頂いて、ツアー競技は若いプロの参加者を1人でも多くするような気配りをしてくれればとも思う。息子プロを含めて若手プロの育成に尽力して欲しい気持ちもする。シニア大会が中心となっても杉原輝雄を忘れはしない。






JR西日本脱線事故犠牲者家族に暖かい心配りを!!

2006-04-24 04:49:44 | Weblog
・NHKの報道によると、JR西日本脱線事故の犠牲者家族にアンケート調査をしたところ、30人の回答のうち26人についてPTSD(心的外傷後ストレス障害)の傾向が見られ、ケアーが必要であるとの事である。NHKは何を目的として何を考えてアンケートをとったのだろうか??。被害者家族の方々にはもっと暖かい心配りをお願いしたいものだ。

・想像も出来ない、予測も出来ない事故に巻き込まれて一瞬に家族を失われた被害者家族の心はどんなものなのか、それは私達には想像もつかないほどの悲しみと悔しさと腹ただしさがあるものと思われる。それも1年前の悲劇である。その様な方々に心のケアーが必要である事はアンケートまでもなく決まりきっている事と思われる。NHKは何を目的として何を考えてアンケートを実施しその結果を報道したのだろうか??。ケアー体制の更なる強化充実を訴えようとしたのだろうか??。保障費の増額を訴えようとしたのだろうか??。あるいは単に、4月25日を迎えるにあたってNHKも何んらかの報道をしなければならないとの考えによるものだろうか??。

・ただ単なる意味の無い報道のために、被害者家族の方々の心をもてあそぶ様な事はしないで欲しいものだ。もっともっと暖かい心配りをして欲しいものだ。今回のNHKのアンケート結果の報道に対して何の感動も感じることも無く、もちろん何のニュースバリューも無いと思われたが、それよりも被害者家族の方々にとっては大変迷惑な事てあり、悲しみをより強くするだけであったのではと心配するものだ。

・被害者107人なのにNHKのアンケート回収が30人と少なかった。これは被害者家族の方々にとってはNHKのアンケートに対して無意味であるとか、迷惑であると思われたのではないかと思われる。あるいは、悲しみと苦しさと悔しさに一生懸命に耐えようとしている方々にとってはアンケートに回答すること自体が耐えられない事だったのかも知れないと思われる。更に、アンケートを回収出来た30人の中で4人の方々についてはPTSDの傾向はないとのことだが、その人達も一生懸命に耐えようと努力していてPTSDの傾向を顕さない様にしているのかも知れないと思われる。もちろん、500人を超える傷害を受けた方々とその家族の方々についても同じである。

・NHKだけではなく、他の報道機関も地方自治体も政府も、この様な被害者家族の方々の心に暖かい心配りをお願いしたいものだ。


「殺意なき殺人」とは??

2006-04-22 04:50:11 | Weblog
・23才の母親と11ケ月の赤ちゃんを殺した事件の裁判において「殺意が無かったので刑を軽減して欲しい」との被告弁護人の弁護である。「殺意がない殺人」とはどんなものなのか??。

・家に押し入り母親に暴行し騒がれるので首をしめ、赤ちゃんを床に投げつけて更に首を締めたらしい。殺意は無く、騒がれるので母親の口を手で押さえその手が顔の方から首にかかり首を締めることなり母親が結果的に死亡したとの事である。家に押し入る時には殺人目的ではなかったのかも知れない。しかし、首に手をかける時には殺意があったものと思われる。殺意がなくて11ケ月の赤ちゃんを床に投げつけたり首をしめたりする事は無いと思われる。法律は分らないが、弁護人の言う事も分らないものだ。何か腹だたしさまでも感じる。

・弁護人は何が何でも被告人を弁護し、刑の軽減を要求するのが商売なのかも知れない。その真実は関係ないのかも知れない。非常識なことでも弁護してその成果を上げて名前を売ろうとしているに過ぎないものとも思われる。弁護人としての期間が長いほど、そしてその成果が大きいほど報酬が大きくなって儲けられるのかも知れない。特に今回の弁護人はサリン事件の松本被告の弁護人でもあることから特にそんな気がしてしまう。本当に被告人の弁護をするのが目的であったのならば何故前回の最高裁の弁論の場を欠席したのだろうかと思われる。私は決して死刑推奨派ではないが、裁判はあくまでも真実を解明して法律に基づいた刑を科してほしいものだと思う。

・よく分らない言葉が多くある。。車の運転を間違って歩行者の列に飛び込んで多数の歩行者を死亡させても殺人ではなく「過失致死」らしい。殺人の意図はなくても結果的に死亡させても構わないとの心理状態の場合は「未必の故意」となるらしい。その時の運転手の気持ち、意図するところは本人にしか分らない。あるいは精神鑑定によってその時は精神不安定であり「判断責任なし」と言われる時もある。これも本人にしか分らない事である。なかには「病気であり、その時は一時睡眠状態にあった」のだと言われる事件もあるからどうにもならない気がする。

・また、必ずと言って良いほどこのような時には、「被告人の人権を守る」のだと言った集団が出てくるものだ。災害にあったり、被害に遭った人達の人権も分らずに被告人の人権をどうこう言う資格はないとも思えるのだが。殺された母子の気持ちが分るだろうか。残って勇気を出して戦い続けて頑張っているご主人の気持ちが分るのだろうか。

・経費削減を第一とし、それによって被害者が発生しても良いのだとして設備点検の手抜きとは違う。儲ける為の偽りの設計とは違う。談合とも違う。カラ出張申請とも違う。財務資料の偽装とも違う。企業の脱税とも違う。これらのように目的や「意」がハッキリして入るのではなく、その人の心の中を判断するのだから非常に難しい事だと思われる。それだけに検察側も弁護人も裁判官も成果や儲けでなく真実追求のために真剣な判断をしてほしいものだ。将来、裁判人制度が導入されることを考えると少し心配にもなるものだが真実はやはり一つしか無いものだ。


日本の言葉までも忘れた63年!!

2006-04-21 09:30:53 | Weblog
・旧日本軍兵士であった方が63年ぶりに帰国した。日本の言葉までも忘れているとの事。大変なご苦労があったものと考えさせられる。戦争と言う悲劇は絶対に繰り返してはいけないだ。

・63年前の昭和18年に出征し、終戦を迎えたにも係わらずロシアの捕虜となり、ロシア人とならざるを得なかったものと推定できる。それでもご両親のお墓まいりをしたいと約一週間の一時帰国であった。これは非常に大きな勇気であったものと思われる。日本では死亡とされているために戸籍の復活もされるようだ。昭和18年生まれの私には、もちろん出征の経験もなければ、家族の出征までも知らない。それでもニュースや書物や経験者の話からは出征した人達、送り出した人達、家族や友人が戦死された人達の苦労、悲しみは少しは理解出来てはいた。

・しかし、今回帰国された方の様子をみるともっともっと厳しいものだったと思われた。ロシア人にならざるを得なくても、やはりご両親のお墓参りはしたかった気持ちはどんなに悲しい気持ちであったのだろうか。ご兄弟と抱き合った時の気持ちはどんなに悔しいものであったのだろうか。さらに日本に帰国しても日本の言葉を忘れてしまっているためにロシア語しか話せられない事はどんなに悔しい、悲しい事であろうかと想像もつかないほどである。

・勝手に想像すると、強制的に日本語を忘れさせられたのかも知れない。生きていく為にはロシア人にならざるを得なく、そのためには日本語は話せずロシア語しか使えなくて忘れたのかも知れない。あるいは、本当は日本語を覚えているにも係わらず、一時帰国の条件として、日本語は使えずロシア語だけを使うようにと強制されているのかも知れない。ロシアに残っている家族の安全のためにそれを厳守しなければならないのかも知れない。いずれにしても自分の言葉を奪われた人の気持ちは想像を絶するものであろうと思われる。

・このような人達をつくったのは何なのか!!悲しい結果しか残る事は無い戦争を絶対にすべきではないし、参戦すべきでもないものと改めて強く考えさせられた。


怖いサラ金商法に何故取り込まれるのか??

2006-04-18 17:42:18 | Weblog
・あくどい貸し金取立て等によって大手消費者金融会社が短期間営業停止処分となった。サラ金から消費者金融とかキャッシングとかに呼び方は変わってもサラ金商法は変わっていないのだ。分り切っているのに何故にサラ金商法に取り込まれてしまうのだろうか??。

・突発事故とか商品の衝動買い等によって少額の現金が急に必要となることもある。そんな時に、やさしい誘い込み宣伝に乗ってしまって気軽にサラ金に手を出してしまうのだろう。しかし、どんなに信用のある消費者金融であっても、何時の間にか借用書が他社に売買されてしまうことが多い。一種の手形割引のようなものだ。借用書を引き受けた会社なり組織なりまで消費者金融会社が保障してくれるわけではない。どんどんと引き受け会社や組織が移って行ってはその度に借金を一旦払い済ますように誘われて、そのために新たに借金の上積みも強制され、借り入れ金額が増大して行く場合も多い。払っても払っても残金は減少しないのだ。もちろん、それによって儲けるのがサラ金商法なのだから。

・そしてその度に金利も高くなる場合も多い。利息制限法には10万円未満では年20%、100万円以上では年15%との上限があるが、その上限利息以上でも本人の自由意志で支払う場合は違法ではないので、何とでもされてしまうのが普通である。消費者金融利用の場合には、このような「本人の自由意志による利息制限法の上限以上の利息の支払い」なんかはあり得ないと思われるが、それも会社や組織から強制されるのだろうと思われる。

・誘いはやさしいが、一旦捕まえられると取立てが厳しくなるものだ。増大する借金はあくどい方法ででも取り立てないと回収できないからだろうと思われる。私の現役時代に部下がサラ金の取立てに追っかけられて仕事も出来ないような状況となったことを思い出す。毎日のように数人の組織人のような人が工場の門に待ち構えるまでにもなった。友達のマイカーの後座席に寝かせて毛布をかけて入出門したものだ。もちろん、実家へのあくどい行為もあったように聞いている。若い人達がサラ金に手を出さなければならない程の無駄な金使いをしないようにと毎日仕事が終わってもスポーツを勧めたり、日曜日には毎週位にスポーツ大会等を開催を開催したものだ。今では、何故かそんな気配りの労務管理も無くなった様だが。

・「誘いはやさしく、後は厳しく」で心配なのは、最近告知も、医師の診断書もなく簡単に入れる保険である。非常に厳しい保険勧誘競争の結果であろうが、将来、何かが発生した時に保険契約加入者の権利は十分に保障されるものだろうか??。そのときになって「そんな契約ではありません」と言われてしまうケースが発生しないかが心配である。これも、退職男の年寄りの冷や水であってほしいものだ。


東京都の「教員の挙手、採決禁止」とは??。

2006-04-14 05:07:06 | Weblog
・東京都教育庁は職員会議での教職員による「挙手」や「採決」を禁止する通知を出したようだ。校長の意思を貫徹させた効率的な学校運営が狙いとの事である。そして校長、副校長(教等)、主任教諭らによる「企画調整会議」を学校経営の中枢とするように促している。「効率的」とはどういうものなのだろうか??。そして、これで校長も教職員も学生・生徒も大丈夫なのか??と心配される。

・校長は校長自身が長期間の教育を受け、知識・理論と実践経験を積んで、さらに校長試験をパスして昇格した人達であり、その人達の教育の場でのリーダーシップを疑う事は無かろうと思われる。しかし学生・生徒達とその家族達の価値観が複雑に変化してきている時に、そして教育基本法の見直し検討でも多くの色々な意見が議論されている時に、「校長の意思の貫徹」と言われて、本当に学校経営が出来るのだろうか??と余計な心配してしまう。そんな心配が無いのであれば一般公募の校長の話は出てこないはずであると思われる。教育庁の独裁とか校長の独裁とかを心配するよりも、校長1人で学校経営をリード出来るものかと心配なのだ。

・今回の通知に対して教職員の方々から、積極的な、理論的な、しっかりとした反発が出されてくるだろうか??。ただ単なる教育庁や校長独裁傾向に対する反対のための反対ではなく、また、教育庁や校長の言いなりに教育していれば良いとの責任逃れではなく、「自分達が責任を持って積極的に教育していくのだ」との主旨からの反対が出されるだろうか??。その様な骨のある先生方が少なくなって来ているような心配を払拭してくれれば良いのだがと期待している。

・学生、生徒・児童たちには、どのようにうつるのだろうか??。卒業式、文化祭、運動会の全校行事から遠足等のクラス行事まで自分達が中心となって話し合いによって進めている学校が多いのではなかろうか。実質は学校や先生達の支援なくしては実施出来るものではないが、彼等は彼等なりに皆で話し合って進めようとしているのだ。もちろん、そのときには挙手も採決も利用した話し合い決議もあるはずである。民主主義の原則でもある多数決の実践教育もである。その彼等が「職員会議での挙手、採決の禁止」を聞いてどのように解釈するであろうか??。「校長の意思の貫徹」を聞いてどのように解釈するであろうか??。少なくとも、「先生達は先生達であり、自分達は自分達である」なんかとは理解出来ないものと心配される。

・校長の責任、権限を小さくすべきと思うものではない。当然、学校の経営責任と権限は校長にある。校長の意思を貫徹して欲しいものだ。しかし、そのために「形式的な挙手や採決の禁止」をしなくても、話し合いで先生方の考えも含めて校長の意思の貫徹が出来るような校長になってほしいものだと思う。その様な校長と先生方になってほしいものだと思う。これは自治体や企業の経営においても、家族生活においても同様な事かも知れないが。


NHKでは何故「カラ出張」がまかり通るのか。

2006-04-13 21:52:54 | Weblog
・NHKでは約1700万円以上のカラ出張費の支払いがあったことが判明した。その対応策として、外部の監査とか航空券半券の提出を義務付けるとかの策が発表されているが、そんな事しか発表出来ないNHKトップに対して腹立たしさまでも感じる。本人1人の問題ではなく、そんな「カラ出張」がまかり通る職場風土が問題であると思うのだが。

・出張費は勝手に請求書を書いて勝手に現金自動支払機で受け取るものではない。出張申請書が発行されて、出張許可が下りるものである。また、事後に費用の請求書または仮払金の清算書が提出されてチェックされ、それに基づいて費用の支払いがされるはずのものである。このような何段階のステップでの上司または経理・総務担当者のチェックがあるはずのものである。

・仕事の関係から出張回数が多くなることも当然あるし、費用の事前の仮払いが多く発生することも当然である。しかし、出張申請、許可、費用請求、支払いのステップの原則は変わる事が無いはずである。それでも約五年間に及んで約1700万円の「カラ出張」費用の支払いがまかり通っていたとすれば、本人も上司もチェック担当者も分っていての、馴れ合いの、黙認の「カラ出張」費用の支払い結果ではないかと思われる。その様に考えると、本人だけでなく、昔から他の人達にも同様な「カラ出張」費用の支払いがまかり通っていたものと考えざるを得ない。これは極端すぎる思い過ぎであろうか??。

・このような職場風土の調査・検証はされたのだろうか??。ただ単に外部監査制度を導入するとかの他人に責任を任せるような対応策を考えたり、航空券の半券提出の義務付けのような表面的な形式的な対応策しか考えないNHK幹部の心が分らない。彼等も同様な経験があり悪い事とは感じられていないからだろうか??。もっともっと問題の真髄までを真面目に考えて欲しいものだ。

・今回の不祥事は現在のNHKトップ時代の内容ではないかも知れないが、その不祥事に対する対応は現在のNHKトップの仕事である。過去の不信感を払拭する為にも職場風土の改善にはもっともっと力を入れて真正面から取り組んで頑張って欲しいものだ。受信料の値下げ以上に大きな効果があるものと思われる。


かわいそうな日本海の「くじら」を助けて欲しい!!

2006-04-11 07:12:35 | Weblog
・新潟から九州にいたる日本海でフェリーや高速船の「くじら」らしい生き物への衝突事故が多発している。人身事故防止のためにも「くじら」の怪我防止のためにも「くじら」を船舶に近づけない方策は無いものだろうか??。

・80数種類のうち40数種類の鯨が日本近海で生活している。鯨は暖かい海と冷たい海を回遊する哺乳動物てある。捕鯨抑制・保護の効果なのか??日本海近海での鯨が増加して??このような事故が発生しているのかと思っても不思議ではないのかも知れない。高速船の座椅子の取付金具が外れて座っていた人が前方に数メートル飛ばされる程であるので大きなくじららしいが20~30メートルの大型くじらが回遊していても不思議ではない。

・鯨には耳が無いけれども体の骨で感じる聴覚には非常に優れていると聞いた事がある。エンジン音等の振動は空気中よりも水中の方が伝わりやすく鯨にとっては聞きやすいものだと聞いた事がある。くじらは何故逃げなかったのだろうか??。ホエィルウォッチングでは船に寄ってきて欲しいと言いながら日本海のフェリーや高速船には近づくなと言うのは人間の勝手かも知れない。高速船の前部には異常なく船舶後部の部品に損傷が見られることからするとくじらがある程度の高速で寄ってきたのかとも思っても不思議ではない。

・国交省は人身事故ほ防ぐために高速船でのシートベルト着用の徹底を指導している。日本のくじら博士の方々、くじら生態に詳しい方々にお願いしたい、「くじらに危険を知らせる水中音波」を開発して欲しい。くじらは知能の優れた哺乳動物と聞いているので多分聞き分けてくれるものと思われる。熊やサルのように少ない時には喜ばれるが、多くなって災害を起こすようになってから嫌われて捕獲せざるを得なくなるのでは困るのだ。

・「黒い鋼鉄製のくじら」も走り回っているようにも思われる。そんな「くじら」ではないことを祈るが、これは単なる年寄りの冷や水であって欲しいものだ。

 「追記」五件については、効果は別としても「くじら」への嫌がらせ音響装置作動中の 事故とのことでした。
        (4/11 AM11:50)


鉄道本部も総合企画本部もJR西日本なのでは??

2006-04-06 09:17:51 | Weblog
・JR西日本では脱線事故によって、ATSの整備等安全性に必要な投資資金の配分権限を総合企画本部から直接の運転部門である鉄道本部に移すとのこと。どちらもJR西日本の内部組織なのだが??。

・JR西日本では87年の発足時に長期債務が膨らんだことを反省して企画部門が設備投資の調整役を果たす事となっていたようだ。脱線事故の原因の一つとも考えられる新型ATSの導入遅れも考えて、鉄道の運転に関する安全性向上に必要な投資資金の配分権限を、直接運転し、よく理解できている運転本部に設備投資の権限を移すとの事のようだ。それによって鉄道本部長は約450億円の予算枠を確保するとのことである。

・考えてみれば不思議な話である。もちろん、設備投資資金は無尽蔵ではないが、それでも、お客さん第一・安全性確保第一で設備投資の評価がされるはずである。それが、総合企画本部であれば適正な評価とはならず、直接運転に関与している鉄道本部であればより適正な評価が出来るとは不思議な話である。同じJR西日本の中で何故そこまで安全性に関する重要性・優先順位等の評価が異なるものなのか??。

・一般企業においては、企業規模に限らず、投資予算額規模にこだわらず、予算申請されて予算会議にて審議され、大規模投資については更に取締役会議等にて審議されるものと思われる。JR西日本にはその様な制度・システムはないのだろうか??。総合企画本部が単独で決定していたのだろうか??。もちろん、企業経営も考えなければ投資も決定できないものだが、それは鉄道本部でも総合企画本部でも同じであるはずだ。

・総合企画本部は安全性よりも企業としての経営成績第一で投資を評価・決定していたのだろうか??。お客さんの安全性なくして経営は考えられないので、そんな事はないはずた。あるいは、厳しい各本部毎の本部収益評価主義があったのだろうか??。それでもお客さんの安全性軽視では部門収益も何もないはずだが。

・やはり企業として社長から現場第一線担当者までの全員の「お客さんの安全を確保するのだ」の意識が弱いのではなかろうか??。今後もその様な社風・風土の改革改善にもっともっと全員で努力しなければならないのだろうと思われる。


悲しい母子の無理心中!!

2006-04-04 20:28:14 | Weblog
・母親が小さな子供を抱いてビルから飛び降り自殺した。自分の小さな子供も道連れにしなければならなかったようだ。悲しい事だ。

・無理心中しなければならなかった理由は分らない。しかし、可愛い自分の小さな子供だけを残したままで自分だけが自殺するのでは残された子供がかわいそうで無理心中となったものと思われる。母親のかわいそうな気持ちが悲しい。

・しかし、一緒に飛び降りる一瞬間の間では、母親は本能的にやはり子供を抱きしめて自分の体を犠牲にしてでも子供を助けようとしたと思われる。飛び降りによって母親は全身打撲で死亡したが子供は両足骨折で済んだのだ。「お母さんが抱いてくれた」との子供の言葉は聞くに堪えない言葉であった。この気持ちが本当の母親の気持ちではと思われる。

・全国の母親の方々、子供を思う気持ちを大切にして欲しい。もちろん心中する事無く苦しくとも母子で頑張って欲しい。母子の近くで住んで生活している方々、母子の生活を見守ってやって欲しい。母子が無理心中しなければならなくなることが無いように見守ってやって欲しい。


トラック業界の違法車検も自己申告のため告訴せず??。

2006-04-04 19:59:10 | Weblog
・国交省はトラック業界の違法車検に対して、自己申告だから告訴しないとのこと。正直者は良い事だ!!なんて感じる人はいないのでは。国交省は何を考えているのだろうか??。

・国内トラック業界の約半数にあたる47メーカーにおいて、トラックの燃料タンクや鉄板を外してトラック本体重量を軽くして車検を受け、出来るだけ多くの荷物が積めるようにしていたようだ。それらのトラックが販売されて事業に使われる時には燃料タンクや鉄板は当然残ったままなので実質上はトラック本体と荷物の合計重量は既定オーバーの過積載となっているはずである。トラック業者にしてみれば得意先の要望から断るわけにはいかなかったとのことである。

・これらの違法車検を修正するとのトラック業界からの申告に対して国交省は自己申告だから告訴しないとのことである。なぜ車検で車体重量を計量するのか??。なぜトラックの過積載を防止しようとしているのか??。車体重量は書面数値だけの問題だけではないはずだ。トラックの過積載が原因となり運転がスムーズでなくなり、事故に至ったり、事故が大きくなったことは無かったのか??。それでも業界ぐるみ的な違法車検を告訴しないのか??。

・犯罪を犯した者だけでなく、法律違反で事故を起こした者だけを告訴しているわけではないと思う。犯罪の準備行為でも、事故につながる交通違反でも違法は違法として取り締まっているではないか。取り締まられているではないか。犯罪を未然に防ぐ主旨から、事故を未然に防止したり出来るだけ小さい事故で納める主旨から私達は残念と思いながらも協力しているのだ。法律違反でも自分から申告すれば違反として取り扱わないなんて聞いたことが無いし、やるべきではないとも思う。そんな話が通るとしても、今後私達に何かがあったときに出来るだけ早く自己申告しても同様な扱いになるとは当然思わないが。

・今回の告訴しないとの取り扱いはトラック業界からの圧力に屈したものかも知れないが、やはり、法律を守る者は法律を守る者としてあくまでも毅然とした対応を取って欲しいものだ。



どこまで信用できるのか??民主党の動向は??。

2006-04-04 14:49:15 | Weblog
・前川代表後任の代表選出にあたっての民主党の動向を見ていると何処まで信用できるものかと心配となってきてしまうのだが。

・後任代表選出にあたっては、話し合い談合による代表候補者絞込みによって挙党体制を確立すべきだとか、堂々と選挙戦を展開して首位者が代表に次点者が幹事長になって挙党体制を確立すべきであるとかの意見が民主党内から出されている。挙党体制を確立して次回の選挙では与党数を上回る当選者を確保して民主党内閣を設立するのだとのことである。

・しかし、考えてみると今回のようなただ単なる党の代表選出に関して何だかんだと意見が噴出し、何か後々の勢力争いばかりかと思われる政党に何ができると信用出来るのだろうか。今までにも何回となく挙党体制確立だとか、過半数獲得だとか、内閣設立だとかの話を聞かされてきたものだ。今回のただ単なる党代表選出においても、まだ同じことを聞かされるのかと思うと、全く進歩のない党だなと思わざるを得ないのだ。少なくとも挙党体制位は言うまでもなく出来上がっていて欲しいものだが。

・民主党を支持する人達に、支持団体に強く要望したい。党の発展は支持する人達の努力に大きく拠るものだ。厳しく支持して欲しいものだ。


アクセスの良い神戸空港のはずが交通渋滞でパイロット遅刻で欠航とは??

2006-04-04 13:48:04 | Weblog
・交通渋滞でパイロットの空港到着が遅れてJALが欠航するとは、「アクセスが良いのて使いやすいはずの神戸空港」を自ら壊してしまったような感じがする。全く無責任な話である。

・4月4日8:00発鹿児島行きJAL便のパイロットが空港到着が遅れて欠航となった。鹿児島空港9:45発神戸空港向けの帰り便も欠航となった。JALのパイロットは大阪箕面市の自宅からタクシーで空港に向かっていたが阪神神戸線でのトラック横転事故での渋滞に巻き込まれて出発時刻に間に合わなかったとのことである。

・どんな金持ちなのか知らないし、体調不良だったのかも知れないが、阪神神戸線の朝の渋滞傾向を知ってか知らずか、箕面市からタクシーで空港に向かうとは全く考えられない事だ。当然電車を利用する方法が確実であるのは誰にも理解されていることである。朝の便の機長であれば十分に余裕を持って空港に到着するか、あるいは近くのホテルに宿泊するかして、体調も気持ちも十分に余裕を持って機長としての仕事に就いて安全運航に努めようとの気持ちはなかったのだろうか??。遠くてもタクシーで走るような事はJALの機長クラスにおいては常識のことなのだろうか??。欠航して良かったのだが余裕なしで運航してミスでも犯していたらと思うと心配になってくるものだ。

・JALとしても、こんな対応で良かったのだろうか??。大空港のように緊急時のパイロットの配置は神戸空港の便数が少ないからしないのだろうか??。近くに乗務員の宿泊施設を配置するのも乗務員が少ないので考えられないのだろうか??。鹿児島からの帰り便についても機長がいないからか、飛行機自体がないからなのかそのまま欠航してもお客さんに迷惑をかけているとは思わないのだろうか??。便数が少ないから、利用乗客が少ないからと言っても人命には変わりはないはずである。乗務員にたいしてどんな教育をしてどんな施策を取っているのだろうか??。

・新しくスタートした神戸空港である。その運営する人達自身から壊してしまうような事はしないで欲しいと思う。気持ちの緩みをなくして欲しい、少なくとも安全は絶対死守する気持ちは持って欲しいものだ。