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弓道修行日記

このブログに、弓道修行する中で、学んだこと、考えたこと、試行したこと等を書き残し弓道修行の友とする。

弓に癖あり、矢に癖あり、弦にも弽にも筈にも癖あり

2009-09-07 | Weblog
 弓道は中りだけではありませんが中りは大切です。的に中てるためには矢の飛んでいった高さ(縦の線)と横の方向(横の線)の十字の点が的の中にあれば中ります。  高さについては弓の強さ、矢の重さ、引く矢尺等で異なりますので、引いて籐の位置で覚え無ければなりません。(これが弓によって異なるのは分かりますが、矢によって異なるばあいがあるのです。)  問題は左右の方向ですが、的付けの方法として有明の狙いとか . . . 本文を読む

審査を受けるー負けを知り、負けを生かして勝ちを知る

2009-09-05 | Weblog
 審査を受けました。旅館の手配、前日からの出発、忘れ物がないようにチェック・・・  審査を受ける日が近づくと、審査を思うだけでとどきどきします。そんな時、不動明王、不動明王と唱えると、少し落ち着きました。  不動明王はお不動さんと呼ばれてお守りもあります。平常心を保てる、守ってくれると信じてお守りが欲しいと思っています。審査中も暇があると唱えました。  平常心を保とうと心では思っていますが、体 . . . 本文を読む

今日の引分け、会、離れ 2009.9.1~

2009-09-01 | Weblog
 2009.9.1の引分け、会、離れ(昨日から変更しました。変更は一生続きます。) (入場する前、平常心を取り戻すためには、自分は不動明王に守られていると思う。これで相当落ち着けます。暇があったら不動明王、不動明王と唱えます。引分け、会では仁王にします。言いやすいからです。) (懸口に意識を置き大きく引き分けて、仁王になって悪魔を払う) 引分けの準備:「肩に重ねて、腰を入れ、上に伸び、仁王になる . . . 本文を読む

気迫に射の一試行案(昔の案ですが)

2009-09-01 | Weblog
下記も、昔、気迫の射について考えたものです。(原稿からの続き)  『すべての動作・行射で丹田を意識し、気を満たし気迫をたたえ、気を出すことに専念する。 両目を鋭くし、気迫を出す。 特に正法流の目を鋭くするだけで気が全身に張るように感ぜられます。 気持に“この一矢で絶対兜を射抜くぞ”という気持を持つ。これが気迫になると考える。 的は兜、この兜をこの一矢を貫通させるぞという強い思いをもって行射する。 . . . 本文を読む

気迫に射についてー私の一考察

2009-09-01 | Weblog
以前書いていた私のメモから  気迫の射については、かねてから研究しているのですがよく分かりません。 日本選手権の上位入賞者の射評や射会の感想が別紙の通り「弓道」誌に載っていましたが、 ①気迫・鋭さ・凄みなどが少ない。 ②残身にもう一つ突き抜けた心境が・・・ ③見る人の心に伝わってくるものに欠ける ④伸び伸びした心境で、矢を一線に飛ばす気持 ⑤射が小さく見える ⑥離れに鋭さ力強さがあって評価できる . . . 本文を読む

大きく、強く、振り切る、離れを考える

2009-08-30 | Weblog
 「伸るか反るか」の射を考えています。ピアノ演奏家の中村紘子さんが言っていたのは単に譜面通りに演奏しても聴衆は感動しない、伸るか反るかの演奏をといっていました。  弓道で言えば射法通り引いても面白くないと言うことと考えましたが、確かに体配・射法を教本通りにしてもそれは譜面通りにひけたということでしょう。  ある時、教六の方が先生の前で矢渡しの練習をされていました。さらさらと行射されましたが、何 . . . 本文を読む

残身についての一考察ー妻手の掌の向きについて

2009-08-29 | Weblog
残身についての一考察 1.問題意識  弓道の上達を考えた場合、残心(残身)は射の総決算とも言われ、理想的な残心(残身)になることが大切であると言われています。 そのためには理想の残身像が明確になっていなければなりません。その上で、その理想の残身像と自己の残身、それが現実の残身ですが、その現実と理想との乖離が問題点と言うことになります。 (残身)は心の問題の「残心」と、形がどうであるかの「 . . . 本文を読む

伸るか反るかの射を

2009-08-26 | Weblog
 鈴木会長が何時も言われているのが「伸るか反るかの射を!」ということですが、どういうことか分かりませんでしたが、本日NHKスタジオパークでアンコール特集をやっていました。(お断り、当初の原稿では「乗るか反るか」と書いていましたが「伸るか反るか」が正しいと辞書にありましたので修正しました)  その中にピアノの中村紘子さんが出ておられて、「普通に譜面通りに引くのは面白くない。心を込めて行くと細い尾根 . . . 本文を読む

矢をつがえないでする手の内の練習について

2009-08-24 | Weblog
拙稿「手の内の練習ー弓を持たないでする練習法」に質問がありました。 「質問があるのですが、離れの後皆さんの弓手を見ると、手首が少し左にそれているような気がします。之は角見が利いていて、弓返りするからそうなるのですか?私は今弓返りしなくつるが腕に当たってしまうのですけど、原因は手の内でしょうか?」 機関誌「弓道」でこういう質問に答えるコーナーがあれば私も質問したいことが沢山あるのですが・・・ . . . 本文を読む

不動明王を考える

2009-08-23 | Weblog
 初七日の法事をしましたら、初七日に不動明王が来られると和尚さんが言われました。 不動明王をインターネットで調べました。 「十三仏の初七日導師。いつも身近で私たちを護るため、大日如来が姿を変えて現われたのがお不動様です。お不動様は信ずる人の心の内に住み、その人を護り、ご利益を下さいます。 お不動さまを動物で現すと竜、物ならば両刃の剣、色ならば金または青黒となります。お不動さまが右手に持っている剣 . . . 本文を読む

仁王の射を考えるー気迫の出し方の一案

2009-08-19 | Weblog
 私は気迫が無いのです。昔、卓球をしていましたがスマッシュは出来ないのです。自動車の免許を取るときアクセルが踏めないのです。教官が言いました”運転にメリハリがない”と、平和主義なのです。  弓道って孔子の教えを大切にしています。それって道徳大切、平和主義と思うのです。己に勝つものを恨まずと教えています。でも違うようです。弓道は武道、相手を倒す気迫が必要と言われています。  以前、愛ちゃんの練習 . . . 本文を読む

巻き藁での離れの試行結果

2009-08-14 | Weblog
 2009.8.14 仁王の射、鋭い離れの案 (自分は仁王だと思う。仁王が弓を引くのです。残身も仁王さんです。) (懸口に意識を置き大きく引き分けて、懸口懸口と仁王さんは辛抱する。) 引分けの準備:尾骨を入れ、背伸びして、俺は仁王だと思う。懸口張る、(右肘を張り上げ、カムを開くいて仁王さんになる。懸口を意識した引分け、会、離れとする) 引分け:仁王さんが引分ける。     ①懸口を引く、②懸口を . . . 本文を読む

気迫の射についてー仁王像を考える

2009-08-13 | Weblog
気迫の射、気迫の残身のために仁王像をイメージしてみようと考えました。  仁王と検索すると「金剛力士(こんごうりきし)は、仏教の護法善神(守護神)である天部の一つ。サンスクリットではVajradharaという。開口の阿形(あぎょう)像と、口を結んだ吽形(うんぎょう)像の2体を一対として、寺院の表門などに安置することが多い。一般には仁王(本来は二王と書く)の名で親しまれている。 原語は「金剛杵( . . . 本文を読む

「下手になった」といわれる

2009-08-09 | Weblog
 私にある教士が、会が持てない、離れが弱い、中らない、と悩んでいる私に「最近下手になった。」と言いました。ただでさえ弓道を止めたいとおもっているとこるですので胸にぐさっとささっています。一生忘れられないほど傷ついています。  その後日、私の先生が何かの話の中で「昔、私は下手だと言われたことがある。それで発憤し、努力した。」というような話されていました。  私もそれを見習って頑張ろうと思っていま . . . 本文を読む

注意されたこと、自己点検すべきこと

2009-08-05 | Weblog
 注意されたことは直ぐに直さないといけません。  自分の射や体配で自己点検し、自分で指摘して直すことも大切です。 その内容を思いつくままに書き留め、忘れないようにすることも大切と考えます。 注意されることの中には自分の癖が多いと思われます。その癖は、正しいことを繰り返し、体に覚え込ませることが必要と考えます。 思いつくまま書き留めます。(他の人が注意されたものも含む) 1.すべての動作に息合い . . . 本文を読む