今日の打起し、大三、引分け、会、離れ
①胴造り:足を踏み、腰を入れ、背伸びをする、やや前傾で、腹に気を置く
②打起し:吸う息で「肩を回し、肩を回し、大きく、大きく」と伸びやかにユッタリと打起し、息を丹田の吐く
③大三へ:吸う息で、「肩を回し、肩を回し」と右肘を上になるように肩を回し、「大きく、大きく」で肩胛骨を入れ、肩前の胸の両端(カム)を張り大三になる。
④引分け:「背伸びをして、背伸びをして」 . . . 本文を読む
今日、私は次のような「引分け、会」をする事に到達した。
「引分け:(背伸びをして、背伸びをして)又は(肩を回して、肩を回して)、大きく、大きく(背を入れ肩下を張る)肩を回して、肩を回して、矢束、口割れ
会:肩をー回す、肩をー回す、肩をー回す・・・。(少なくとも3回は頑張る)」
肩を回すとは背伸びしながら矢を肩の上に重ねるように背、脇の下を入れ、肩下の胸の両端を開くように肩が縦の円で回るように意 . . . 本文を読む
左の写真は三つの円が十字に組み合った姿です。
①脇正面を向いた円
②縦の円
③水平の円
肩を回す回し方もこの3通りの円の渦巻きの方向があると考えるのです。
縦線を伸ばす円は縦の円、胴造りはこの縦の円を伸ばす感じです。
肩に、両肩にもこの円の方向の渦巻きがあると考えます。
打起しは肩の縦の円を上に回すように打起す。大きく伸び伸びと
引き分けも左腕は水平の円と正面の円の回転で押し開く
右肘は . . . 本文を読む
弓道八節の一つひとつを正しくすることは大切ですが、それをした上で尚指導されることはいろいろでてきます。今日は縦線について指導されたことをどう練習するか考えます。
指導されたこと
1,足は地軸を貫くように
2.腰を入れる
3.背伸びをする
4.頭は天に沖する
5.やや前傾をする
上記は胴造り、大三、引分け、会で行うことが大切と言われています。
それを入れて、
引分けの前に、これまでは「腰を . . . 本文を読む
会では離れを考えないと前稿で書きましたが、離れは大切です。弓道一番の研究課題と思います。
先日、スタジオパークにバレリーナーの熊川哲也さんが出演されていました。高いジャンプ、軸がぶれないスピン、見事なものでした。
私はこのジャンプは弓道の離れと同じと考えます。踏切り、方向、高さ、軌道、着地、これが弓道の離れと考えるのです。着地後のポーズが残身でしょう。
どの様な離れをするかは、「理想の . . . 本文を読む
教歌に「放たるゝ、放つ、放るゝ三つの品、習いの上に自得せよかし」と言うのがあります。弓道小辞典では「三つの発れの条の歌 弓力が自力に余り、または持ちすぎて力つきて弓に負けたり、時期未だ至らざるに、自意を以て、この辺でぶっ放せと放したり、十分に矢束一杯に引納め、詰め合い、延び合って発射の機熟して、自然に放れを生ずるように発れには三つの区別があるが、これはなかなか教えられて、言葉の上で会得すべきもの . . . 本文を読む
会を持つようにいろいろ努力していますが、3~4秒しか持てません。
会を持つのは何ともないという人もいますが羨ましい限りです。
私がいろいろ試行した中で、唯一つ持てる方法は、「放したくなったら射を止める」ことです。そうすると6秒くらいはなります。
しかし、この練習は体力的にも精神的にも疲れるのであまりやりたくはないのですが、長年練習してきても持てるようにならない今、これによって打開を計らなけ . . . 本文を読む
2009.10.1
何処で引き分け、何処で上に撥ねるかが分からないので、いろいろ試行してみます。
親指、懸口、手首、グリグリ、腕中、肘裏、前腕・・・等考えられ、昨日は腕中で引き、腕中を上に振り上げることを試行していましたが、問題はあと1~2秒持ちたいのです。
講習会で県外の偉い先生二人の先生から手首で引くように言われていました。
また、グリグリで引くという本を書いている先生もいます。
. . . 本文を読む
最近のテレビで「”○○ができてはじめて絵が出来る。”横山大観」と言った字幕がでて「○○は何でしょう。」と言っていました。○○とは絵が上手に秘訣のようです。
以前NHKの人間ドキュメントで囲碁の藤沢秀行先生が取り上げられていました。その中で「碁は○○を磨かねばならない。」と言うようなことを言っていました。
しかし、藤沢先生飲んだくれで家庭もあまり大切にして無く何が○○だよ、と思っていました。で . . . 本文を読む
前稿「上に伸びる引分け、会、離れ」で写真のような渦巻きを考え、引分け、会、離れを考えましたが、その時渦巻きはいろんな方向の渦巻きがあると考えました。写真の渦巻きは脇正面を向いた渦巻きですが、これを的正面に向けた渦巻き、的正面から見ると二本の線とに見える渦巻きもあると考えました。
ここまで考えて、以前の投稿の「弓道修行日記ー円で考える基本体型」で円を考えたことを思い出しました。
それは円と . . . 本文を読む
水平の渦巻き、トルネードを両肩に意識して両方向に振り切る離れを考え試行しました。結果は離れは鋭くなったと思っていました。この方向で練習を重ねて行こうと思っていましたが・・・、
道場で国体の選手の高校生が練習をしていました。その離れはいろいろありましたが、その内の一人の選手が「上段の離れ」をしていました。私も以前何度も挑戦したことがありましたが、いろいろやって今は印西流の水平の離れを試行して . . . 本文を読む
前投稿「ホームランを打つフルスイングのような離れを」を書いて、考えました。スイングは体の回転が大切と考えました。
そして、それを弓道の引分け・会・離れに生かすことは出来ないかと考えたのです。
野球やゴルフのスイングは両手を一体にした一方方向のスイングになりますが、弓道は両手が反対方向にスイングされるのでちょっと同じようには考えられ無いではないかと思われましたが、そこの所を左の図のような二 . . . 本文を読む
野球で言えば、バント、ボールにちょこんと合わせ打ち方、こつこつヒットを打ち方、フルスイングのホームランを打つ打ち方等がありますが、現代弓道で要求されているのはホームランを打つようなフルスイングのような離れだと思います。
それは教本の何処に書いてあるのかというと、ここに書いてあるとは示せませんが、
巻末の弓道八節図解に
⑧胸郭を広く開き矢を発せしむ。
⑨上下左右に十分伸合い気力丹田に八九分 . . . 本文を読む
9.10日の「カムの会」は
引分けの前段:腰を入れ、上に伸び、カムを張る
引分け:(不動明王になり気迫を出す。)
①カムを張り、②カムを張り(腰を入れ上に伸び、腋の下から下筋を押し上げるように、胸を開き、右肘に意識を置いて、懸口を大きな円を描くように引分ける)
③大きく、④大きく(上に伸び会心を中心に右肩・肘を大きく回し懸口を引く)
⑤肩を回し、⑥肘を回して、(懸口をいっ . . . 本文を読む
次の審査に向けて練習を始める。
1.弓をどうするか
2.矢をどうするか
3.離れをどうするか
4.強い離れをどう具現するか
5.礼に則した体配の習熟
6.上がらない自分をどう構築するか
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1.弓について(竹弓の話ですが)
カムの一点を張る会(カムとは上に伸びたとき肩の線が開きます、横に開くとき胸の横線が開きます。これを同時に開いたとき、縦と横の合力の方向、斜めの方向の開くことに . . . 本文を読む