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弓道修行日記

このブログに、弓道修行する中で、学んだこと、考えたこと、試行したこと等を書き残し弓道修行の友とする。

鋭い離れの一案

2009-08-05 | Weblog
 会を如何に保ち充実させるかも大切ですが、離れをどうするかは同じくらい大切です。  離れた後、一気に残身に飛ぶ妻手、一直線、一文字、最短最速、大開、強くて鋭い、離れはどうしたら出来るかと言うことを考える必要があると考えます。  体をいっぱいに開いて、両肘をいっぱいに開いて、角見と手首でいっぱいに開いて、まだまだまだまだと開きに開いて、体を弓の中に割り込むように、肘を後ろ下に突くように、手首も1 . . . 本文を読む

カルガモのお母さんに学ぶ氣迫の出し方

2009-08-02 | Weblog
 公園の池にカルガモの雛が泳いでいます。お母さんカルガモは頭を上げ、周囲に気を配って、子供の行動を見守っています。お母さんカルガモの凛とした気迫、その回りでのんびり泳いだり毛繕いをしている雛、お母さんがピーッと警戒音を発すると一斉に集まってきます。  気迫とはああいうものなのだろう。気迫の出し方が分からなかった私、何となく分かった気がしました。弓道は気迫が大切なんだ。入場する前から弓道は気を出し . . . 本文を読む

今日の引分け、会、離れ(毎日変わっています)

2009-07-25 | Weblog
2009.7.25大雨のため自宅で巻き藁練習 気迫が感じられる人を見習って私も気を出すようにしてみる。 今日の引分け・会・離れ 引分けの準備:尾骨を入れ、気を出し、背伸びする 引分け:背伸びをする、背伸びをする(尾骨を入れ背伸びをして腋の下を開き大きな円を描くように引分ける)     大きく、大きく(尾骨を中心に大きな円を描くように)     肩を回し、肘を回して     矢束、口割れ 会:  肩 . . . 本文を読む

弓道の尾骨を意識する

2009-07-19 | Weblog
 村上範士は弓道教本第四巻で「弓道の修練に絶対必要な要素は心・気・技の一体化である。この三つの要素が偏ることなく健全に一本化するよう平素充分心掛けて習得することが肝要である。平素の稽古ではとかく軽視し勝ちの心気の働きが、その不用意から晴れの場所で深くをとり(ここは「不覚をとり」では無いかというコメントが有りました。有り難う御座いました。こう言う間違いは良くあります。このような場合は字を読まずに、声 . . . 本文を読む

心・気の安定・気力の充実は脳の研究で

2009-07-16 | Weblog
 私は巻き藁練習を暇を作ってやっていますし、道場での練習もしっかりやっています。先生の教えも受けています。しかし、弓道は上達しているとはいえません。むしろこの頃下降気味と言えます。  村上久範士が弓道教本第四巻で「心気の働きと技法」と言うタイトルで書いておられますが、その序論に「平素、巻藁前では思うように行射することが出来ても的前に出た場合、同様にその技能が発揮できない場合が往々にある。また稽古 . . . 本文を読む

夏川りみさんに学ぶ弓道における心の表現

2009-07-13 | Weblog
 2009.7.13スタジオパークに夏川りみさんが出ていました。涙そうそうを歌うとき、歌詞の意味を良く読み直し、心を理解して歌ったとき、その歌い方だったらお客さんの心に届くと言うことで、歌う許可だ出たというような話をしていました。  森山良子さんの作詞、お子さんが亡くなられたことを歌ったので、その母の心がこもっていないといけないのでしょう。 「古いアルバムめくり ありがとうってつぶやいた いつも . . . 本文を読む

日常生活から学ぶ会の辛抱の仕方、その具体案

2009-07-10 | Weblog
 今日、店番をしていると、奥さんが買って置いていた殻つきピーナッツが出てきました。私はこれを食べたら止められなくなる。とは思いましたが一つ食べ、二つ食べ、ついには止められなくなりほとんど一袋平らげました。これは体に良くないし肥満に拍車をかけるなーと思って、腹一杯食べた後、悔悟の念が出てきました。  昼ご飯は欠食することにしました。テレビを見ていたら、おなかがしくしくしてきました。私は変なものを食 . . . 本文を読む

今日の引分け・会・離れー毎日変更があると思います

2009-07-09 | Weblog
 7月8日引分け・会・離れを決定版として先生に見て貰ったら、縦線を伸ばすように指導を受けたので大幅に変更します。(このことは以前から言われれていることですが、会が持てない私は、碁で言う”大場より急場”で縦線は大切ですが会では弓力と闘っているときに、そこが急場なのに、それからずれる縦線を伸ばすことがどうやっても出来ないのです。そこでいろいろ弓道書を読んで、今たどり着いているのが、印西派・浦上博子先生 . . . 本文を読む

心を込めた体配と脳の緊張

2009-07-07 | Weblog
 先生から体配に心がこもっていないと指導を受けました。 心がこもった体配をするためにはどうしたらよいかを考えています。 私が考えた方法 1.何度も練習する 2.息合いを使う 3.楷書で書道をする積もりで一画一画気を込める 4.動作毎に残身を取る 5.間合いをとる 6.目使いを大切にする 7.動作毎の心を考える   (1)揖:これから始めます。 有り難うございました。   (2)立つ:上に伸びる気 . . . 本文を読む

王選手の一本足打法と弓道

2009-07-06 | Weblog
 7月1日、おもっきりDONで中山秀征さんが、今日は記念すべき日と言って、「世界の王貞治さんが始めて一本足打法を発表した日」と紹介していました。  47年前の話で、今ひとつパットしない成績で、前日藤田投手が良いピッチングをしたのに1:0で負け、その時”王が1本出れば勝てるのに”と言うことがあって荒川コーチと共に一本足打法をスタートさせることになったのです。そもそもは一本足とは練習用だったのです。 . . . 本文を読む

何時も先生から指導を受けた「引分け」をアップしました

2009-06-24 | Weblog
先生から指導を受けたことを書き上げました。 指導を受けたことー1大三へ移行両背下を入れ(同時に両胸肩を開き)、右肘裏は上に張り上げ、肘裏で張りつつ、左肘裏は斜め上に押す。大三足を張り、(腰を入れ)、上に伸び、(背下を入れ胸肩)右肘裏を上に張り上げる引分け上を開き、上を開き、大きく、大きく、肘裏を引き(肘表を張る)、矢束を引き、口割れに合わせ、(肘表を)肩に重ねる(肘表に張りを持たせる)指導を受け . . . 本文を読む

引分けの研究

2009-06-24 | Weblog
 まず、教本を勉強します。「引分け「引分け」は、打起こした弓を左右均等に引分ける動作である。「引分け」は射の運行にあたってその中心となるもので「引分け」の良否は次にくる「会」「離れ」に大きく影響する。昔は「引取り」と称していたが、射を行う場合、弓を押し弦を引いて弓を左右にひとしく引分けるのであるから、表現どおり現在は「引分け」と称している。 引分けの方法はつぎの三つの様式ががある。 一、二、正 . . . 本文を読む

気息に合った打起しが射品・射格のもと

2009-06-24 | Weblog
打起し 教本第一巻 「打起し」は弓を引き分ける前に弓矢を持った左右の拳を上にあげる動作である。・・・ 一、 正面打起しは、「弓構え」の位置からそのまま静かに両拳を同じ高さに打起こす。 二、 ・・・ 「打起し」の高さは約四十五度を基準とするが、年齢や体格などによって多少違いがある。 「打起し」の際は 精神身体ともにゆったりと伸び伸びとした気持ちで、 気息を整え 「胴造り」のくずれぬように、 また拳に . . . 本文を読む

品格を具えた弓構え

2009-06-20 | Weblog
弓構え (教本第一巻から)  「弓構え」は、いよいよ射の活動に移る直前の準備動作である。したがって「足踏み」・「胴造り」による基礎体勢を保持しつつ、呼吸を整え気力を充実して動作しなければならぬ。  「弓構え」には、写真のように正面の構えと斜面の構えとがある。いずれも「弓構え」のなかには、「取懸け」「手の内」「物見」の三つの動作が含まれている。    すなわち、正面で弽の拇指を弦にか . . . 本文を読む

丹田充実の胴造り

2009-06-19 | Weblog
 胴造り(教本第一巻から)「胴造り」は、「足踏み」を基礎として両脚の上に上体を正しく安静におき、腰を据え、左右の肩を沈め、脊柱および項を真直ぐに伸ばし、総体の重心を腰の中央におき、心気を丹田におさめる動作である。 この場合、弓の本弭は左膝頭におき、右手は右腰の辺りにとる。以上の動作と配置によって全身の均整を整え、縦は天地に伸び、横は左右に自由に働けるような、やわらかい且つ隙のない体の構えを作るとと . . . 本文を読む