「気迫の射」を目指そうと考えています。
そのために「氣の威力」(籐平光一)を弓道に生かす方法を考えました。
これで出来るかどうかは分かりませんが、野球の荒川、広岡、王、長島選手達がこれで成功したと言うことを信じてみたいと思います。この本を読んでみて下さい。
この本では、心身統一の四大原則として次の四つが挙げられています。
(1)臍下の一点に心をしずめ統一する
(2)全身の力を完全に抜く
(3 . . . 本文を読む
基本の動作ー1
立ち方
坐った姿勢から立つ場合は静かに気持ちを落ち着け、上体を正しく保ち、
吸う息にて腰を伸ばしつつ一方の足の爪先を立て、次に他の足も爪立て、
息を吐き、
吸う息にて足を踏み出し(踏み出した足の踵はつけない)、
爪先を軸として胴造りをくずさないように立ちつつ他方の足をそろえ、(項を伸ばし)
息を吐く。
跪坐の姿勢から立つ場合は、すでに両足の爪先が立っているので、その後の動作は . . . 本文を読む
弓道一から出直しで、教本を読み直しています。以前に教本を書き写したものがあります。再度読み直して実行することでしょう。
弓道の理念については教本第一巻P16の宇野要三郎先生の日頃強調されていた4点もあり、審査の試験ではこれを知っていると大抵のことは答えられます。
○射法、射技の研修
○礼に則した体配の修練
○射品・射格射格の向上
○人間の完成
以上のことは現代弓道の修練の眼目とあります。(従って . . . 本文を読む
一から出直しと言っても何からはじめるか。先ず教本から基本体を勉強しましょう。思い出しました跪坐の姿勢が悪いと指導を受けたのです。
基本の姿勢は4っつ
立った姿勢
常に自然体(第三者が見て、骨格にあった無理のない姿勢)を保持する。すなわち、両足をほどよく平行にそろえ、膝頭をしめ、腰を据え、上体を正しく保ち、項を真っ直ぐに伸ばし、目づかいを正しく、耳たぶが両肩におちるようにして口を軽くとじ、 . . . 本文を読む
矢束を引いていない。先日指導を受けている先生からも言われていたのですが、・・・以前にも何度も言われていて、引く方法は研究済みでしたが、出来ていると思っていたのですが、・・・チェックが漏れていたのです。やはり人から見て貰わないと自分の欠点は分かりません。
いろいろ指導を受けたことは、直ちに修正を図ることです。これが習う人の礼儀です。その教えで離れと会を持つことは簡単には直りませんがその他は練習 . . . 本文を読む
射会での失敗を反省し、今日、弓道再入門のつもりで、一からやり直しします。
弓道教本を中心に、基本を大切に
と思って、教本第一巻を取り出したが、これは入門書としては難しすぎる。全部読んだらそれはここに書いてあると言うことは分かるが、何処からはじめるんだと思うと分かりません。礼記射技と射法訓が最初に出てきました。
これは難しい。インターネットで検索すると「礼記射義・射法訓、他」というブログがあり . . . 本文を読む
2009.5.12クローズアップ現代で「試合に勝つ“脳”の使い方」「勝負強さは“脳”が決め手」がありました。
弓道の上達、特に会が持てない原因は”こころ”の問題と考えます。こころとは脳です、脳の使い方で克服する道はないかと文章化しましたのでお示しします。
世界の大舞台で実力を発揮できた選手、そして出来なかった選手、その違いを脳科学をもとに解き明かし、本番に生かそうという試みが始まっています。
. . . 本文を読む
離れは前にも記したように、大きく分けて、
①離れの動機があって、(投稿済み)
②具体的に弦が弦枕から離れがあって、
③離れの方向があって、
④残身に至る妻手の軌道がある、
と言うように四つの点から考えるべきであると考えました。
①の離れの動機は投稿済みですので参照して下さい。
②の離れについて考えます。
弦が弦枕から離れるためには、私が考えたことは
(あ)妻手の捻りを戻す離れ、ねじが外れるよう . . . 本文を読む
「弓道」を取っていますが、30分で読み終わります。読むところが無いというか参考になるところがありません。
①審査結果に多くのページをとっていますが、全然不要です。
②地区の射会の紹介もほとんど不要です。北海道のことを九州の人が見るでしょうか。
③私たちは弓道が上達したいのです。その方法の参考になるものが欲しいのです。
上達のポイントはここだ。というようなことを知りたいのです。
2009.5. . . . 本文を読む
何事も教え方の上手い下手があるように思います。
私は、指導者はカルテのようなものが有ればいいのではないかと考えていましたら、実際に作っている先生がいらっしゃると言うことを聞いたことがあります。
「この人はここに問題があるのでここを重点に練習しなさい。」という指導の記録です。
と言うのも勝手を指導されたから直して見て貰おうとしたら、先に指導されたことを忘れられたのか、手の内を指摘されるのです。勝 . . . 本文を読む
親指返しは前腕を前に伸ばし、親指を上に伸ばします。この親指を左に水平に前腕を捻って拳を回せば親指も回ります。次に親指が右を向くように回します。この時鋭く回します。これが親指返し、ドアのノブを回す離れです。腕を回すから親指が回るのです。右に回すとき親指を押さえている中指を跳ね上げる感じで親指を返します。引き分けで妻手を内に捻り、親指第一関節(懸口)の下で鉄棒の先が1センチくらい曲がったもの、その曲 . . . 本文を読む
弓道の発展を願って弓道教本第一巻の問題点を考えてみます。1.弓道教本作成の背景 弓道は流派があって諸流派が林立していた。全国的に統一基準で審査を行うためには、これを全国統一版として一本にまとめる必要があった。2.弓道教本の作成方法各流派の良い所を取り入れることにした。3.問題点①一冊の本をハサミとのりで作成したので、統一性、論理性、まとまりにに欠け重複もある。一人の人が最初から最後まで書いたよう . . . 本文を読む
5月17日テレビスポーツ教室で「弓道」が放送されていました。指導者は増淵教士で、射法八節の基本を指導されていました。筈が欠けた矢で引き分けて矢を落とさない引き分けは勉強になりました。私は取りかけは、最近矢を何回も落として変えたのですがその変えた通りのことを指導されていたので、正しい方法であったと安心しました。テレビでは初級の弓道の説明で、テレビを見ていたら誰でも直ぐに出来そうですが、この先中級の . . . 本文を読む
離れを「懸口を一文字に引き抜くように後ろ的を打つように飛ばす」という離れを試行して来ましたが、ビデオで見ると残身近くで手先が返りぶれたようになります。やっぱりぴたりと決まった方が見た目がよいので修正することにしました。
懸口の真ん中に軸があってその軸を中心に的の方向に向いて親指を180返すのです。それはドアのノブを回すような感じでくるっと返すのです。親指を上に跳ねる離れも有りますが、前腕全体でノ . . . 本文を読む
メンタルトレーニングの続き
前回お話ししましたが、「人の心は外から見える」という法則みたいなものがあるんです。ですから最初から心の部分を変えようとするんではなく、昔ながらの方法躾の仕方、私は森しんぞう先生の本をとっても尊敬して読ましていただいていますけど、例えば森先生は三つのことだけ教えてくれ、①返事の出来る子、②挨拶の出来る子、③靴を揃えられる子、と書いておられます。これを私は大学生にも教えて . . . 本文を読む