九州っ子

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オシムジャパンの船出

2006-07-30 21:14:38 | サッカー日本代表
                

世代違っても代表にオシムイズムを

↑オシム氏が日本代表監督に正式に就任した

ジーコジャパンからオシムジャパンに替わった

監督以下のコーチ陣はU21以下の監督に就任した反町氏をはじめ、日本人で構成されている

オシム監督が選手、チームの育成に定評があることがクローズアップされているようだが、問題は彼を支える日本人コーチ達が彼の教えを理解して、どう選手達に伝えていくかである

オシム監督の教えとは、走ること、つまり、選手達が監督から与えられたチームコンセプトの中で攻守のバランスを考え、どうゴールまで結びつけられるかを考えながら走ること(動くこと)だと思う

中田英寿氏がパスアンドゴーの重要性を指摘していた

相手からボールを奪ってパスを出すとき、パスの選択肢が必ず2つ以上なければならないように、ボールをもっていない選手達が連動してパスを受けやすいように空いたスペースに動くということである

反対に守備の時も、パスを出す相手だけをマークするではなくて、パスをもらいに来る相手に対してもチームが連動してマークしたり、カバーリングをしたり、スペースをけさなければならないということである

代表やJリーグの試合を観ても解るように、攻守において、ボールをもっていない選手達が動かない(さぽっている)ことが多い

ボールをもっている選手よりも、むしろ、ボールをもっていない選手のほうが考えながら走らなければならない

そういう意味で、サッカーとは90分間、考えながら走るスポーツだといえる

8月9日のトリニータ・ド・トバゴ戦からオシムジャパンの船出が始まる訳だが、期待を込めて、オシム監督が日本代表の選手達をどう選考するかが見物だといえる

全国の日本の協会、指導者達がドイツWCの敗戦を真摯に受け止めて分析して、選手達を試合の中でどう育てていくかが重要だと思う

オシム監督にすべてを任せるのではなく、日本サッカー界が変わらなければ、再び同じ過ちをするだろう

日本サッカーが真のWクラスになることを願うこの頃である