九州っ子

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セリエA不正疑惑

2006-07-19 20:20:56 | サッカー
イタリアのサッカー疑惑でユベントスを2部降格

↑ユユベントスのモッジGMが、04~05年シーズンにイタリアサッカー協会(FIGC)幹部に対し、セリエAの試合で主審を指名する際、圧力をかけていた「審判不正操作事件」が起きた

その後、ラツィオ、フィオレンティナ、ACミランなども同様の不正が発覚し、セリエAで19試合の不正があったとされている

ユベントスのモッジ元ゼネラルマネジャー(GM)がチームに有利な判定を行う審判の配置に介入した疑いなどで、検察当局の取り調べを受けたため、セリエAに不正疑惑の激震が走った

自分の試合を有利にするためにクラブの首脳が審判をとりこむのは、フェアプレーの精神から考えてもおかしいと思う

◆各チームの処分内容(スポーツ報知引用)

 ▽ユベントス 来季は2部降格し勝ち点30減点でスタート、昨季と一昨季の優勝をはく奪

 ▽フィオレンティナ 来季は2部降格し勝ち点12減点でスタート

 ▽ラツィオ 来季は2部降格し勝ち点7減点でスタート

 ▽ACミラン 来季は勝ち点15減点でスタート、昨季の勝ち点44をはく奪し、欧州チャンピオンズリーグ出場権を失う

上記の4チームに厳しい処分が下された

ACミラン以外の3チームは、非常に厳しい船出となった

処分を受けた4チームはテレビ放映権等の収入が大幅に減るので、主力選手の他チームへの流出は避けられないと思う

スペインリーグやプレミアリーグを筆頭とした各強豪クラブがセリエAの主力選手を獲得する動きがでている

その結果、セリエAの主力選手達が他のリーグの強豪クラブに移籍することで、セリエAリーグ自体が弱体化する可能性がある

突出したクラブが審判操作不正を働くことは、このような事態をもたらすであろうし、再び、このような不正がないように、イタリアサッカー協会(FIGC)が厳格なルールをもとに、各クラブを公正に監視する必要があるのではないだろうか

そうでなければ、セリエAは弱体化の一途をたどるであろうし、世界中から注目されなくなるだろうし、サポーターも離れるであろう

この不祥事を受けて、セリエAがクリーンなサッカーリーグになることを望むところである