九州っ子

九州大好き九州っ子の初心者日記記事

WC総括

2006-07-10 22:04:57 | サッカー
決勝戦:イタリアVSフランス戦(1-1,PK5-3)

フランスは前半開始7分にジダン選手のPKで先制した

しかし、イタリアは後半19分にビルロ選手のCKからマテラッティ選手が頭で決めて同点にした

両国とも攻め手に精彩を欠き、延長でも決着が付かず、PKでイタリアが制し、優勝した

決勝退場のジダンがMVP

ジダン選手はドイツWCを最後に現役引退を表明し、同大会ではマルセイユルーレット、多彩なスルーバス、シュートと活躍したが、決勝のイタリア戦で相手選手を頭突きで倒してレッドカードで退場したのはまさに残念だった(フェアプレーの精神に反する行為)

★印象に残った選手

イングランド戦のPKで、相手キッカーのコースを読んですべて止めたポルトガルのリカルド選手

日韓WCは頭でシュートを決めた印象が大きかったが、今大会では頭だけではなく足でシュートを決めて見事得点王に輝いたクローゼ選手

多彩なドリブルで相手を引っかき回し、時には速くて急激に落ちるFKを蹴ったC.ロナウド選手

見事なミドルシュートを決めたシュバインシュタイガー選手ロシツキー選手

攻守のバランスを巧くとったWボランチのビエラ選手マケレレ選手

攻守のバランスをとりながら、盛んにオーバーラップした右SBミゲル選手

屈強な肉体でボールを跳ね返し、数々のピンチをしのいだCBチュラム選手

ドイツWCで目だったのは、こうであろう

攻撃的サイドアタック型の4バック(4-5-1(4-2-3-1,4-1-4-1))のチームが最終的に勝ち上がってきたこと

ミドルシュートのゴール割合が比較的多かったこと

③CFよりも、2列目の選手(WH、OMF)に得点が比較的多かったこと(CFはここぞというとき以外は黒子(ポストプレーや落としのプレー)に徹していた)

フィジカル、体力、精神力で勝負がつくゲームが多かったこと

ドイツWCは今大会で現役を引退、代表を引退、急な現役引退の選手があらゆる術を尽くして戦った大会だといえるだろう

その中で、勝利への執着心、闘争心のために、逸脱した個人プレーではなく、組織(集団美)が勝負を左右した大会といえるのではないだろうか

(追記)

★ベストイレブン(4-5-1)

             CFクローゼ(ドイツ)

WMFロッペン(オランダ)          WMFロナウド(ポルトガル)

     CMFビジャ(スペイン)  CMFビルロ(イタリア)

          DMFリンデロート(スウェーデン)

SBソリン(アルゼンチン)            SBミゲル(ポルトガル)

   CBファーデナント(イングランド)  CBテュラム(フランス)

              GKレーマン(ドイツ)