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自作物語『折れた翼』を巡る話 その7【最終】

2014年07月14日 03時50分12秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59



↑あとがきの冒頭の「この街で――」から始まる話はその後2008年にも同じことを感じることになった。
今の私もあの頃の私も同じで、この街ではってでも生きていこうとする輝きはない。誰の目から見てもそれは明らかだかと思う。生きることに必死になれていないのは言うまでもない。誰かを蹴落としてでも自分さえ幸せになれば良い――なんて思いたくはない。そう考えてるうちは、きっと私には幸せは来ないんだろうなと思う。否、来ても逃げて逝ってしまうだろうが。

何でこんな作品書いたんただっけ?暇潰しだったからだよねと自信をもって言えるが、誰にも理解されない、誰からも賛同されない物語を形にしても意味をなしはしないのは承知だっだが、もしかして――と願う何の根拠もない希望が私にこうしてこの話を書かせたのだろうと思う。

以前も話したが、この自作小説はもともと当時親しく今は喧嘩別れしたある知人のサイトで紹介したものを、あとがき以外を当時のままにこのサイトにうつしかえたものである。当時の知人はきっと「こんな奴の訳わかんねー話は要らねえよ」と思った筈であり、私でない見知らぬ第3者からの投稿を待ち望んでいたに違いないと自信をもって言える。けれど、そんな気持ちを知っていながらも、ガリガリ執筆した私は単なる「厄介者」にしか過ぎなかった。他人のふんどしで相撲をとるなよ、と言うところだが、その後の長引く折れた翼の生活で生まれたのがこのブログ『急行特急は行く・・・』で、暇になると人間って怖いわねえ、と思う。
物語を執筆するのは今も嫌いではないがなかなか取りまとまらないのと今や書くほどのネタもないので、それっきりになっているのは言うまでもない。
それにしても、読み返して見ると、なんかこの文章、ファンの歌手のアルバムのあとがきにかえてみてーと思うのは私だけだろうか?まあ彼女の書き方に影響されてこんな風になんか物語を書くわたしだったりするのだ。
中味は支離滅裂で誰かの目に止まったとしても、読み流されるか、なんか訳わかんねえな、で終わった物語達ばかりを執筆していた7年前と同じ日が再びやって来る気がしてならないのは、目に見えたものがあるからなのである。

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