涼風鈴子「はい、はよーざいますー、涼風鈴子どすー。“Morning on”どすー。さてえ、11月3日です」
東町同心海芝浦偽左衛門「これは、これは、涼風様」
涼風鈴子「をや、八丁畷。まだ、居たのか」
海芝浦偽左衛門「居たんだな」(虎徹をちらつかせる)
涼風鈴子「物騒だな」
海芝浦偽左衛門「で、涼風様、今日はどうですかな?」
涼風鈴子「偽の時代劇なら、間に合っているぜ。では、ここで、登場頂きます。た――失礼、小野国道さんです」
海芝浦偽左衛門「げっ」
東町筆頭同心小野国道「海芝浦さん、こんな所で、何やってんですか?」
海芝浦偽左衛門「はは。ここにいる、偽の…」
東町筆頭同心小野国道「そんなとってつけた理由は、どうでもいいんですよ。さっ、奉行所に帰りますよ」
涼風鈴子「はい、海芝浦さんは、小野様に連れられて、行きました。以上、“Morning on”でした」