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Mind Feeling0505-8 祝!だるま特急5回目乗車!!

2008年05月05日 22時30分45秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59
今回で通産5回目のだるま特急である。全速力で長い距離を突っ走る姿は少々堪えるようだが、素晴らし列車である。
5月5日に5回目の乗車が出来て一人自己満足にひたる私である。
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Mind Feeling0505-7 ユニークな落書き?

2008年05月05日 21時07分33秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59
こどもの国に入るとすぐに目についたのが、この落書きだった。どうやらこの日だけは来園者が自由に書いて良い事になっていたようだ。
一人で来てこれと言ってすることもなかったので、園内外周路を一回りし、橋の上から撮影したものである。
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Mind Feeling0505-6 こどもの国風車

2008年05月05日 21時02分40秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59
この色模様が印象的で、こどもの国というと私は5色の風車を連想する。ただ見た感じこの風車は園内には無いようだ。
かつては、こどもの国線内を行き交う車両にもあったのだが、昨今は姿を消し、無味乾燥と言う所である。
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Mind Feeling0505-5 5555で急行藤沢

2008年05月05日 17時05分28秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59
タイトルも5が3つ揃ったので、もう一発小田急5555号車を。今度は急行で…
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やってきたぞ!こどもの国 It's a s mall world?

2008年05月05日 15時38分14秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59
5月5日、こどもの国。その名の通り、凄い子供の数…w(゜o゜)w
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Mind Feeling0505-4 気まぐれ起こしますか?

2008年05月05日 15時21分56秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59
ネタとして、これよりこどもの国に行って見ようか。
シート、硬い。
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Mind Feeling0505-3 つつじの花咲き誇る頃

2008年05月05日 14時49分14秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59
今年はどうしてこんなに、この花に目がいくのだろうか?道端で咲き誇る姿に何時しか感化され、物語まで書いてしまった…。
せっかく咲く花もこう曇りの日ばかりでは、その美しさが台なしだが、桜には及ばないけれど、果敢に車の排ガスにも負けないで咲いている姿はなかなかなものである。
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Mind Feeling0505-2 バーチャル空間で楽しめる事

2008年05月05日 12時59分34秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59
今、私と親しい間柄の方、2人が大阪エリアと九州エリアに足をのばしている。私はどこへも行かず、ただただ彼等からメールやブログ記事からその様子を見て悦に入っている。
画像はただ今、大阪エリアにいる「つよ本キングダム」(http://blog.auone.jp/tsuyoshiexp/)の管理人であるつよんじゅん氏が撮影した「食いだおれ人形」である(転載許可取得済)。実際に行かなくてこうして、インターネットを介してその場の様子を伺えるのは、やはり時代の技術進歩なんだろうと思う。それは列車の画像を提供して下さった方からのレポートメール(その方に、無理言って、実況中継的にメール下さいとお願いしたのだ。)でも、対象物が違うだけで、やはりこう場の雰囲気を知る事が出来るのは素晴らしい話である。
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Mind Feeling0505-1 5のぞろ目にちなんで

2008年05月05日 05時55分55秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59

  「5」のぞろ目電車と言えば、小田急の5555号車。

 快速急行を担当しているものをアップしてみた。

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『つつじヶ丘3丁目物語』 1.『全てが灰色の時』

2008年05月05日 04時53分20秒 | 物語・小説
1.『全てが灰色の時』

(朝か…)
 目覚まし時計のアラーム音で、牧原耀(マキハラ アキラ)は目が覚めた。水色のカーテンの向こうから陽射しが入っている。
(今日も…か)
 行きたくないなぁ、と思いながら耀は、重たい体を引き摺るように体を起こした。

(朝っていうのは、どうも嫌だよな)
 すっきり目覚めた試ってあったっけ?と学校へ向かう道の中で呟く。彼は高校1年生であるが、その生活はすさんでいた。

「皆さんの今は、おそらく青春時代における最高の時期だと思います。是非、充実した高校生活を送って下さい」

 いつか耀の担任教諭がそんな事を口にしていた。
 そうなんだろうか?クラスの連中を見ると、どうもそんな感じはしない。
どこか「だるそうな」雰囲気をまといながら、仲間うちで固まっていて、会話はあるが、時に携帯を弄りながら、「ただそこに数人で一緒に居るだけ」という事もある。
 こんな事を思う、牧原 耀という人物は、やはりクラスの中では「浮いた」存在である。いつから周囲と自分の考えがズレ始め、こんな風になってしまったのだろうか。
 耀にこれと言う特技はない上に彼の持つ能力は「人並み以下」という物のが多い。特に、スポーツという分野においてはである。運動が駄目なら、勉強で…となるが、これもずば抜けている物は無い。結局、自分自身に「何かコレ!」という誇りとなるべきものがなく、1種の「自信喪失」という状況にある。気がつけば、「自分は何をしても駄目なんだろう」という劣等感にさいなまれる事になっていた。
 周りと同じ様にいかない、出来ない、という事で結局、「和」も作れず、ひとりで居る高校生と言う人生を彼は送っている所謂「孤独な学生」なのだ。
 そんな自分自身の姿を1つの色で示すならば、「灰色」と耀は思っている。悪で染まった黒でもなければ、正義に染まった白でもない。はっきりとしない自分自身は、きっとそうだろう…と彼は考えている。

 気がつけば、校門を通っていた。
 教室へ入れば、気の合う者同士が形態はどうであれ、一緒に固まっていて、時に楽しく過ごすその姿を目の当たりにする時、自分自身の「孤独さ」がありありと伝わってくるので、耀は授業以外の時間、教室内に居る事は少なかった。廊下の片隅で、溜息をつきながら1人で居る。誰もが誰かと居る時に、1人で居る孤独さは、体験してみないと解らない辛さがある。今日も今日とて、そんな感じである。
 学校が駄目なら、外で…となるが、これと言った趣味も無く、充実のしようがない。それ以前に、言い訳がましいが、彼自身にこの現状を踏まえてどうにかしたい、という思いはあっても、どうしてよいか解らない、というのもある。
 このまま、「全てが灰色の時」で居たくはない。そんな想いだけが胸の中で増えはしてもどうにもこの状態を打破出来ないまま日々は流れていった。
 
 ある日の事だった。
席替えをやろうという話が出て来た時だった。
「くじ引きでやるの?」
 不意に担任教諭が口にした。
「ちょっと実験したい事があるので、好きな物同士っていうのをお願いしたいんだけど、良いかな。期限付きにはなってしまうけれど、各教科の担当の先生から苦情が2人以上来るまでとしますが、どうでしょうか?」
 突然の提案に一同、唖然としたが、すぐに歓声があがった。
(勘弁してくれよ)
 自分みたいなあぶれ組みはどうしろってんだよ、と耀は目の前が真っ暗になった。
結果は火を見るより明らかで、1人きりになってしまった。
そんな時だった。谷村統子という女子生徒が彼のもとにやって来た。
「誰かとペア決まってる?」
 耀を指差して訊いて来たので首を振った。
「そう。じゃあ、私とで良いかな」
 谷村は自分を指差して、遠慮がちにそう言うので、耀は2つ返事で返した。
(変わった奴)
 自分とかかわるとロクな事ないぜ、と言う言葉が耀の喉元まで出かかった。

 あぶれ組同士でペアとなった2人の席は、なんと一番前でしかも教室中央の教卓の前だった。好きな者同士という事になり、座席の位置までもが自由となったので、そうなってしまった。
(最悪)
 どうなってんだよ、と耀は毒づいたが、こんな「はちゃめちゃ」な席替え、長くは続かない、と空しい慰めを自分自身にして、これを受け入れる事にした。

 だがこの席替え、意外な事に成功してしまったのだ。
 授業中、さぞうるさくなるだろう、と考えられたのだが、思いの外、静かな雰囲気だった。もともとそんなに活発なクラスという訳でもなかった所為もあるのか耀には解らないが裏目に出てしまった。

 そんな中である。
「えっと、牧原君…かな?」
 ある朝、不意に昇降口で声をかけられた。隣の席の谷村だった。
「おはよう」
 と彼女は静かに手を振って耀に微笑みかけてきた。
「・・・」
 突然の事に、耀はどうしてよいか解らず戸惑ってしまったが、とりあえず小さく頭を下げて教室へ向かう事にした。だが、
「ねぇ、牧原君の下の名前は何て言うの?」
 谷村が彼のあと追いかけてきたのだ。
「漢字が難しくて読めなくて」
 というので、耀は答えた。
「そうなんだ。ありがとう」
 嬉しそうな表情を谷村は浮かべていたが、それを知ってどうする?と耀は思ったのだった。

「…と言う所で、今日の時間はここまでにします。最後に書きましたこの5項目は、大変重要ですので、必ずノートにメモをお願いします」
 黒板を指差しながら、教諭はそう言うと午前中の講義が終わった。
(昼か。嫌だな)
 ノートとテキストをしまおうとした時だった。
「お弁当一緒に食べない?」
 不意に谷村が声をかけて来た。
「えっ」
 耀は思わず谷村の顔を覗き込んでしまった。
「駄目?」
「いいけど、どうなっても知らないよ」
 自分と一緒に居る事で、被害を被る事は目に見えているというのに、可笑しな話である。

 2人の付き合いはこんな感じで始まっていった。いつしか、耀は谷村に名前で呼ばれる様になった。これまで家族以外の人間に名前で呼ばれるなんて事なかったので、相当抵抗がある。ましてや彼自身、自分の名前はあまり気に入っていないのだから余計だった。
 勿論、この状況を周囲は白い目で見る様になっていた。耀から彼女を引き離そうとする動きがあるのならまだしも、

「お前、あいつと付き合ってるの?」

 という言葉を日頃、先ず声をかけることもしないような連中からそんなことを言われるのが、耀としては嫌だったし、

「谷村も変な奴と絡むようになったよな」

 という台詞が出てくるのも嫌だった。
 谷村の方も、耀と似たようなもので、色々と薄ら笑いを浮かべてイジられるような感じで何かを訊かれている感じであり、それらしき現場を彼は教室の中で見たことがあった。

(馬鹿だな、あいつも)
 講義と講義の合間、何時もの様に耀は校舎の廊下の外れで、空を見上げていた。青い空が広がっている。
「こんな所で何してんの」
 聞き慣れた声が、何の前触れもなくした。声の主は、担任教諭や学校内の教諭でもない、耀のクラスの谷村だった。
「いつも居ないなって思ったら、こんな所に隠れていたのね」
「ああ」
 ぶっきらぼうに耀は彼女の言葉に応えた。そんな時、時間を知らせるチャイムがなったので、2人は教室に戻った。

(こんな状態、いつまでも続けてられないよな)
 放課後のホームルームが終り、校門を出るあたりで一瞬足を止めて耀は思う。
(いっそ、嫌われた方が楽なんだけどなぁ)
 あーあ、と思った時、ふいに肩を叩かれた。
「私を放っておいて帰るなんて、ずいぶんじゃない」
 そこに居たのは、またも谷村だった。
「何言ってんだよ」
 大丈夫かお前…という言葉を耀は飲み込んだ。
「あんまりつきまとうなよ。俺は気にしてないけど、色々、面倒な事になってるんだぜ」
 ここのところ、と耀は続け、昨今の事態について自分の思う所を伝えてみた。
「ああ、私もそれは気にしてないから」
 さらりと彼女はそう口にしたので、耀はあきれ返ってしまった。
「どう見られたっていいんだ。だって、このクラスに気の合う人なんていないもん」
「俺じゃあるまいし」
自分と他人をつなぐ鍵を持っていない事で、「気の合う」という言葉が成り立たないのならまだしも谷村そんな存在ではない筈だ。
「そんな事ないよ。気の合うふりして表の顔と裏の顔が激しいのには疲れちゃったし。恐いしね」
「恐い?」
「あなたの事好きだけど、実は大嫌い。でも、好きなそぶりしないと色々面倒だから…なんて微妙な感情のコントロールにはもう飽き飽き。高校に入ってから、特にそういうのばっかりでさ」
 日頃見せない、疲れた表情を谷村は見せた。
「本気で言ってるのか?」
「何、うそだって思ってるの?」
 ちらっと耀の表情を見て谷村は訊く。
「まぁ信じられないよね、いきなりそう言われてもさ。でもね、これは本当の事でうそじゃない。同じ事ばかりじゃつまらないから、壊してみようって思って、新しい友達に耀君を選んだの。これだけは覚えておいて」
 じゃっ、と短く言って谷村は姿を消した。ほんの少しだけ見えた彼女の横顔が哀しそうに見えたのは気のせいだろうか?と耀は思った。

 その後、クラス内からの風当たりはきつくなるばかりであった。とうとう谷村は、耀との付き合いを続けた為に、それまで親しかった友人達から「除け者」にされてしまった。
代わりに、耀との距離は親密なものとなり、すっかり仲のいい間柄になっていた。昼休みに放課後、特にコレと言った話もないのに、一緒に居られる事は耀にとっては良かったけれど、そうする事で、彼女が色々な面で損をしている姿を見るのはやはり彼としては抵抗があった。

「もう、こんな関係止めにしないか」
 ある日の放課後、耀は思い切ってそう谷村に言った。
「俺は助かってるけど、耐えらんないんだ。お前が嫌な目で周囲から見られるの」
「へぇ~。なんか嬉しいな、その言葉。もう一回言って欲しいくらい」
 またこいつは…と思って見つめた彼女の表情は、本当に嬉しそうだった。
「耀君、そこまで私の事、考えていてくれたんだ。好きになってよかった」
「おいおい、どうしてそうなるんだよ。大丈夫か本当」
「うん。平気だよ。耀君も私の事、大事に思ってくれてるって解ったから」
 妙に安心しきっている彼女の表情に耀はどう対応してよいか見当がつかなかった。
「私達、恋人として付き合っちゃおうよ。クラス公認なんてなかなか出来るもんないしさ」
「だから、何でそうなるんだよ。変な奴だな、お前。俺と付き合った所でどうにかなる訳でもないし」
 それだけは耀の唯一自信を持って言える言葉だった。
「どうにもならなくても良いよ。少なくとも、悪い事はそうなさそうだしさ」
 結局、耀は谷村との関係を壊す事は出来ず、予想外の展開に戸惑うばかりだった。
(完)
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