吉村京花☆歌う門には福来る

Jazz, Bossa Nova, Sambaを愛するシンガー、吉村京花のブログです。

フォッサマグナ新潟ツアー 第3日新潟ジャズストリート初日

2010年07月29日 | 音楽雑記
新潟ジャズストリートは毎年7月と1月に開催されています。
フォッサマグナは2008年7月から参加しはじめて、以来皆勤賞です。

新潟にはジャズのお店がとっても多いのです。
なぜ?って思っていましたが、かつて米軍の施設があったことや、港町として栄えたことが関係あるとのこと。
そして1964年の新潟地震の際、折りしも来日中だったデューク・エリントン楽団が予定を変更して急遽チャリティコンサートを東京で開催。収益金を地震復興支援に寄付したという経緯があり、エンリントンさんは新潟の名誉市民になったのです。
ジャズ・ストリートはそのエリントンさんを記念し、新潟の地域活性化に役立てようという趣旨で始まりました。
詳しくはこちらをご参照のほど。
http://www.niigata-jazzstreet.com/about.php

今年2010年7月は17日(土)18日(日)の2日間にわたり
さまざまな会場でライブが行なわれました。
参加会場も出演者もお客様も年々増えているとのこと。
新潟が暑く盛り上がった2日間でした。

フォッサマグナは17日(土)
昼は中心街古町(ふるまち)にあるコーヒーのおいしいお店「パルム」
夜は日本海に面したうどん屋さん「入船うどん」で演奏しました。

「パルム」での演奏は2回目。
ママさんも前回の印象を強く持っていてくださって、再会をとても喜んでくださいました。
お店のハコの形、規模、音響的にとても私たちにしっくりくるお店です。
開始時からたくさんのお客様がお越しくださり、反応も上々。
楽しい時間はあっという間に過ぎました。

夜は入船うどん。
この会場は今回初めての参加で、メイン会場とはかなり離れた信濃川河口の港に面した立地。なぜこの場所にうどん屋さん?
頭の中????でいっぱいになりながら会場に着いてみると・・・・。
手づくり感あふれる海の家みたいな・・・でもって讃岐うどん。
ますます????だらけ。

一番心配だったのは、こんな辺鄙な(失礼!)場所にお客様が集まるか?
ということでしたが、実際ライブが始まると
前回のジャズストリートでフォッサマグナをチェックしてくださった方
うどん目当ての方など続々といらっしゃり
逆にびっくり!

日が暮れてくると、港に出入りする貨物船の明かりが
ロマンティックに映え、リゾート気分。

あら! いいんじゃな~い?!
気分よくライブが終了しました。

終了後にうどんをいただき
これ、実にうまい!
ご主人は香川県出身だそう。なるほどそれで讃岐うどん。
でもなんで、新潟?

ご主人は全国転勤族だったそうですが、ヨットが趣味で比較的安く手に入ったこの海辺の土地を購入。
リタイヤ後にうどん屋を開いて、趣味のヨットを楽しんでいるとのことでした。

それでか~! やっと、なぞが解けたのでした。

でも、うどんはホントにおいしくて
お昼時にはわざわざ市内からいらっしゃるお客さんも多いのだとか。

海とうどんとジャズ、不思議体験をさせていただいた一日でした。
コメント
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