ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3月20日
明日は春分の日。
穏やかで暖かな日が続いたおかげで、樹木たちの開花が進んでいます。
シデコブシ(幣辛夷:モクレン科の落葉中低木)とコブシ(辛夷:
モクレン科の落葉高木)が、美しい花を咲かせてきました。
シデコブシは別名ヒメコブシとも呼ばれ高さ数メートルの樹高に対し、
コブシの高さは10メートル以上になります。
そのためヒメコブシの方が樹高が低く、庭木としても多く使われています。
シデコブシの花は12枚から30枚で構成されていますが、コブシの花は6枚の
構成なので見分けやすいでしょう。花の直径は10㎝前後で、花の中心に
たくさんのしべが集まっており、果実は秋になって熟すと中から赤い種が出てきます。
コブシの名前は、この果実のデコボコを握り拳に見立てたものです。
花言葉:歓迎、友愛
ーーーーーーーーBY 中根 重吉ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー