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10月29日
吐く息が白くなる朝を迎え、秋の深まりを感じるようになりました。
小さな小さなキッコウハグマ(亀甲白熊:キク科の多年草)の花を見つけました。
この植物、特に珍しいわけではないのですが、滅多に花を咲かせず、自家受粉し
閉鎖花として終ってしまいます。
松平郷園地の散策道沿いなどでもたくさん自生していますが、花を見つけた時は、
宝物探しで見つけたくらいに嬉しくなります。
花茎の高さは10~20センチで、花の直径は1センチにも満たない位の小さな花。
あまりに小さいので見落としてしまいそうです。
15弁の花が一つの花に見えますが、ルーペなどで見ると5弁の花が3個集まって
出来ているのがわかります。名前の由来は、葉の形が五角形で亀の甲羅に似ており、
花の形がヤク(チベットの白毛の家畜牛:白熊)に似ていることからとか。
松平郷園地では、園内の散策道などで見ることが出来ます。
花言葉:素朴、清楚、女性らしさ
………………………BY 中根 重吉……………………………………………………