おきゃらく雑記帳♪

イタグレのキャラと飼い主で、気楽~に綴っていきます(#^.^#)

モロッコ旅録9 ~ カスバ街道 ~

2012-01-31 | 旅行
<2011年12月31日 - 2>


ワルザザートを出発した私達のバスは

土砂漠の中を東へ走ります


ワルザザートからエルラシディアまでの道は
「カスバ街道」と呼ばれています。
その名の通り、カスバが点在しているのだそうな。

この日のスタートも、ワルザザートにある「タウリルトのカスバ」からでしたしね



ちなみに・・・
「カスバ」というのは、城壁等で要塞化した住居のこと。
どんなに大きくても、あくまで1つのお宅、といったところでしょうか。


一方、前日訪れた アイト・ベン・ハッドゥ のように
何軒もの住居(カスバ)が集まった集落、
それが要塞化したものを「クサル」と言うそうです。



砂漠の中ですが、時々オアシスを見かけます。

これはカスバの廃墟 それとも、ただの小屋




今も美しく保たれている「ベンモーロのカスバ」で写真ストップ

四隅に塔があるのは典型的なカスバの建築様式だそうですが
キリッとした姿ですよね~




あら。
出発したところで、オアシスの中にヒマワリを発見
誰かが種を蒔いたのでしょうか、冬なのに頑張って咲いてます。



続いて、ケアラ・ムグナという町にある小さなお店で休憩。
ここでは、ローズウォーターやエッセンス、オイル等を購入できます


ダマスクスローズと言えばブルガリア


実はモロッコでも、このエリアで栽培されているのです



お店の向かい側の風景。


今は冬なので殺風景ですが
5~6月頃に来ると、この地域では
バラがたくさん咲き誇るのだとか

そんな時期に来たら、女子はウットリしちゃいそう~(笑)



さてさて、更に東へとバスは進み

途中で小さな村を通ったり



ちょっと大きな街を通ったり。



街灯の柱にあるのは、日本のような看板ではなく
国王陛下の(若かりし頃の?)お写真だったり。


国王のお写真は、他にも大きな看板とか、お店内に飾られた写真などで見かけましたよ。



なんだろう、小さい子供達がいっぱい集まってる姿も。
かわいいなぁ~


日本とは違い、年末年始は特別な時期というワケでは無いようなので
もしかしたら幼稚園みたいな場所だったのかも




ここはダデス渓谷の辺りだそうで
川が流れているからでしょう、けっこう緑も多いですね



そして、水のある所には人(家)も集まりますよね



壁画を発見
レンガの建物と青い空の絵。

・・・の上に、レンガ色の建物と青い空。(笑)




ここ、何て言う町だったかな~
ブーマルン・ダデス


町を出て、少し坂を登った所で写真ストップ
オアシスがこんな風に広がってるんだな、って事がよく分かります。



町の背後にある山に、なんだか文字が書かれています。
ガイドさんによると「サハラは私達のもの」といった意味らしいです。

も、もしかして・・・それって西サハラの事を暗に示しているのでしょうか?
突っ込んで質問してみるのは、敢えてやめておきましたが・・・



そういえば。
こうして、砂漠エリアの斜面に文字が書いてあるのは

他にも何度か見かけました。


アラビア文字は全く読めませんが、書いてあることはそれぞれ異なるようですね。


そういえば、他にも砂漠エリアで気付いたこと。

こうして、歩いている人をよく見かけたのです


この写真だと道がハッキリ見てとれますが、
道なんて全く無いような砂漠の真ん中でも
遥か遠くに見える民家方向に向かってでしょうか
(もしくは、どこにゴールがあるのかすら私達には想像できない場合も・・・
テクテク歩を進めている人がバスの中から時々見えました


私達って、公共交通やら、自分の車やら、自転車やら、
何かと交通手段を使うことにすっかり慣れてしまってますが、
遠距離でも自分達の足で移動するなんて
スゴイなぁ~と感心してしまいました


あ、そうそう。

砂漠の中でも放牧



そして、ラクダさんも発見


「野生のラクダかな~」と思ったのですが、
ラクダには野生のものはいないのだそうです。全て家畜。

一見、周りに誰もいなくて飼い主なんて居ないように見えても
全てのラクダは誰かの持ち物なんですって。へぇ~。



さてさて、別の大きなオアシスに到着ですよ

ティネリールの町です。



周りの斜面は岩だらけ。
岩が転がり落ちてきたりしないのかしらん。。。



まるで川が流れているかのように、ナツメヤシの畑が広がっています。



その中に、普通の畑も。

とても丁寧に整地されてる印象を受けました



カスバ街道って、昔はラクダのキャラバン隊が行き来していたのですよね
乾いた土砂漠の中を何時間もかけて移動し、
遠くにこうしたオアシスを見付けると、
さぞかしホッとしたでしょうね~


さぁ、私達のバスは
もう少し走ればお昼ごはんの場所ですよ。

周りがちょっと岩山チックになってきました。



途中、川で洗濯中の女性を見かけたり。


そして、ようやく到着。

うっきゃ~~~
なんとも迫り来るような崖


よ~く見ると、こんな切り立った壁面の上の方に
ロッククライミングをする人3名の姿を発見したりもして・・・




この絶景の場所については、また次回ご紹介しま~す




<おまけ>


この日の移動途中に見付けたのですが


これって・・・オブジェなのでしょうか

周りの土質とは色も違うので、自然のままでは無いと思うのですが・・・。(笑)





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モロッコ旅録8 ~ ワルザザートで… ~

2012-01-27 | 旅行
<2011年12月30日 - 4>


アイト・ベン・ハッドゥを出た私達のバスは

この日の宿泊地、ワルザザートへ向かいます。



途中でも、なかなか立派なカスバを見かけました



あ。
なんだか女性達が集まってる
井戸端会議かな(笑)


そして更にバスは、ひた走り


「そろそろワルザザートに入ってきましたよ」
と添乗員さんに教えてもらい、ほどなくして到着したのは・・・

えぇっっっっっっ
なんだかエジプトチックなんだけど!?
でもでも。
なんだかとっても色鮮やかなんだけど~!?!?





実は、これが見所の中心なワケではなく。


入口はコチラ



アトラス・コーポレーション・スタジオです。


モロッコでは、映画は重要な産業。
いろいろな場所が、様々な映画のロケ地となってきました


そして、ここワルザザートでも数多くの映画が撮影されているそうです



この色鮮やかな石像は、敷地の外に並んでいたのでした。
すっごいインパクト(笑)


ちなみに、中に入って見学するワケではなく
外で記念に写真を撮るだけ撮って、また出発
いざホテルへ~。

そういえば、このアトラス・コーポレーション・スタジオの敷地内、
現在ではホテルとレストランとして使われてるって言ってたような気が。
でも、ウロ覚えなので、間違ってたらゴメンナサイ。。。



と。
私達の泊まるホテルに着く、その前に。

ワルザザートの街中にある商店でお買い物
ミネラルウォーターなど、必需品をゲットするためです。

こういう細かい部分にも至れり尽くせりで
ツアーってありがたいですよね~



そういえば、今まではお土産屋さんとか
メディナのスークとかしか見た事なかったから
ごく普通のお店に入るのって、初めてです。



おぉ~、日用品がいっぱ~い


お土産に良さそうかな~、と食品系も見てみたのですが
まだ、旅行のこの段階で荷物は増やしたくなかったので
結局お水を1本だけ買いました。


そして、今度こそホテルへ。

ちょっとカジュアル目な内装のお部屋でした。


実は・・・
このホテルでは、なかなか大変な思いをしまして・・・
(全員が、ではないのですが。)


ドアの鍵が固くてなかなか開かなかったりとか。
赤水どころか赤錆がお風呂の蛇口から出るお部屋とか。
そして、エアコンの電源を入れても全く暖かくない部屋、多数。


なんと言っても砂漠の中の町なので夜は冷え込みます。
私もシッカリ厚着をして寝ましたが、
アイデアのある方は、空のペットボトルを湯たんぽ代わりにしたそうな


それと、私の部屋は一番角部屋だったのですが
廊下の明かりがほとんど届かないに等しく、
部屋に入ろうにも鍵穴が見えないぐらい暗くて・・・
※懐中電灯を持参していたので活躍してくれました


でもね~。私達はまだ良い方だったらしく。
別棟に他の日本人グループが泊まっていたのですが、
その棟では1晩に3~4度、停電したそうです
う~ん、お疲れさまでした。。。


添乗員さんいわく。
「良いホテルとは言っても、モロッコですからね~。」
(笑)


※そういえば・・・晩ごはんの写真、撮らなかったなぁ・・・
ホテルでビュッフェでした




<2011年12月31日 - 1>

ワルザザートの夜が明けて

2011年 最後の日。


前日は、てんやわんやでホテルの様子もよく分かってませんでしたが

私達が泊まった棟。
なかなかカワイイ建物じゃないですか~。


さて、(私にしては)少し早めに朝ご飯を食べまして。

1人で、ホテルからチョコッと散歩に出発



通りに出ると、なんだか城壁っぽいものが。
この向こうには、別のホテルがあるようです。


この壁沿いの道を歩いて行くと

あっ、これこれ
昨日、バスの中から見えて「なんだろ?」って思ったのでした。



どうやら、お土産屋さんっぽい
と言うか、壷ばっかり


時間が無いので、横目で眺めるだけ眺めまして


じゃぁ、どこに行きたかったのかと申しますと。

タウリルトのカスバです。
ホテルから、片道だいたい分ぐらいでした。



ちょうど建物から朝日が


あ~、でも、ゆっくり見ている時間が無~い
出発時間が近いので、急いでホテルへ戻らねば・・・


てくてく歩きながら、カスバ方向を眺めると

こんな眺めも楽しめました



道がカーブしているので、違った角度からも見られるのですね。

(自分としては、これらは同じカスバの一部だと思っているのですが・・・どうでしょ



短い散策時間ではありましたが、
なんとか出発時間にも間に合いまして


みんなで最初に向かったのは・・・

タウリルトのカスバ。
バスで、ホテルからほんの分。


おいおい、ついさっき歩いてきた所じゃん・・・
いや、分かってはいたんだけど(笑)


いえね。
今回のツアー、ホントに楽しくも忙しくて、自分で出歩く時間が無くて。
しかも私、支度がトロい人なので、たとえほんの30分程度だけでも
プラプラ散歩に行く時間が取れたのは、自分なりには貴重だったのです




みんなで行ったのも写真ストップだけだったので
結局、このカスバの中はどんな風なのかは分からず。。。


ちなみに、道を挟んで向かい側には

映画博物館なるものがありました。
さすが、映画の町・ワルザザート、と言ったところでしょうか


さ~て。
ここから、また長~い移動の1日が始まったのでした。
その話は、また次回




<おまけ>

私達のツアーでは行っていないのですが。

モロッコの地図を見ると

ワルザザートから南東、ザゴラという町の方向に
「ドラア谷」とか「ドラア川」という地名が見えるのです。




ドラア




この文字の並びを見ると

つい、この方が思い浮かぶのは私だけでしょうか
それとも、名古屋人の多くがそうでしょうか


ええ。
つい読み間違えてしまうだけなんですけど (笑)





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モロッコ旅録7 ~ アイト・ベン・ハッドゥ(後編) ~

2012-01-24 | 旅行
<2011年12月30日 - 3>


坂道だらけのアイト・ベン・ハッドゥ。

上ったら・・・


当然、下ります (笑)



日干しレンガの建物を上から見ると、こんな感じ~

川に石が渡してあるのも見えますね。




細い通路も多いので、たまに渋滞が発生。
道を譲ってもらい、すみませ~ん。


そうだ・・・。私、この坂道でコケたのでした
ちょうどその場にいた人が支えて下さり、なんとか転ばずに済みましたが・・・。
どうもお騒がせしました


ただでさえ坂道で、しかも足元が凸凹だというのに

調子に乗って(そんなつもりではモチロンないのですが
見上げたり見下ろしたりして写真を撮っては
ちょっと急ぎ目にみんなを追いかけるから・・・
まったくもって自業自得ですね。ハイ




こんな風にトンネル状の通路を通る時には
外の明るさとの差に目が慣れず、よく見えない場合もあるので
皆さんも、足元には気をつけて歩きましょう~



さてさて、かなり下ってきましたが。


村から出る前に

コチラの、開いた扉から中へ入れていただき・・・



お宅訪問をしてきました


今もまだ、実際にこの村の中で暮らしていらっしゃるお宅です。



ステキな窓&窓枠。 そして、その内側。(笑)



敷地の中(中庭と呼ぶのでしょうか)で、家畜も飼われていました



お台所も拝見。
お鍋がいっぱい。タジン鍋もありますね


あ、上段にあるアレ、クスクス鍋かな~



お野菜いろいろ。

生活感あふれる所も見せていただき、ウレシイ限りです



このアイト・ベン・ハッドゥ、
世界遺産なので、中に電線を引っ張って来ることが出来ないそうですが

発電機で、電気を使えるようにしてあるそうです。

写真には無いのですが、小さな冷蔵庫も置かれていました。




リビングなど、普通のお部屋も見せていただきましたよ。

※モデルは、このツアーでご一緒したYさん



この日は、ちょうど親戚の女性やお子さんが遊びにいらしてましたが
写真はNGということで撮っておりません。


最後に、案内して下さった、このお宅のお父さんに
お礼(いわばチップ)を各自からお渡しつつ、お別れ。



そして、この見事な要塞の村ともお別れです。


自由な時間がたっぷりあったら、
こ~んな細い階段なども昇ってみたら楽しそうなんだけどなぁ~




橋を渡って、新しい町の側へ戻ろうとした時、
たぶん現地ガイドさんでしょう、青いターバンを巻いた
地元の男性を発見。白い服に青が映えますね



橋を渡った辺りで見かけたロバさん。
トゲのある枝を積んで、天然素材の柵にしてありました。
こんなところにも生活の知恵が~



          



そんなこんなで、あっという間に終わった
アイト・ベン・ハッドゥ観光。


この、とっても見応えのある場所を、
実際に歩き回って見られるという幸せ。
あ~~~、楽しかった~~~

いつか、この村を舞台に撮影された映画を見たら、また思い出すんだろうなぁ~



さ。それでは、今晩の宿泊場所への移動です
が、その話はまた今度




<おまけ>

私達の名残惜しそうな顔のせいで
橋を渡る前にフリータイム

ただし・・・ほんの分だけ・・・(笑)

先ほど、お宅訪問時のリビングでの写真にご登場いただいたYさんは
かわいいピアスをゲットしてました
しかも、しっかり値引き交渉も成功

う~~~ん、お買い物上手~~~




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モロッコ旅録6 ~ アイト・ベン・ハッドゥ(前編) ~

2012-01-22 | 旅行
<2011年12月30日 - 2>


  この日のメイン・イベント  (え イベント

世界遺産 アイト・ベン・ハッドゥ


集落が要塞化したものが「クサル」と呼ばれるのですが
その中でも恐らく一番有名なものでしょう。
「モロッコ一美しい村」と言われたりするそうです。


その美しさゆえ、
沢山の映画撮影のロケ地としても使われているんだとか

私が得た情報によると、
アラビアのロレンス、ナイルの宝石、
インディ・ジョーンズ、グラディエーター、etc.



はやる気持ちを抑え、まずはお昼ごはん

モロッコサラダ。


チキンのケバブと、ビーフのケバブ。

※ブレブレ、且つ、食べかけパン入り写真で失礼~



オレンジとナツメヤシ。


さ。
腹ごしらえが済んだら、さっそく Let's go!ですよ~

昨年出来たばかりだという橋を渡って入ります


橋が無かった頃は

こうやって川を渡るしかなかったそうです。


と言うか、今も(敢えて?)こうして渡っている観光客も。



渡ると、さっそく上り坂のスタートです



城壁に囲まれたクサルの中は
日干しレンガ造りの建物がギッシリ。



この日干しレンガ。


日本のように雨の多い所では確実にドロドロになってしまうでしょうが、
この辺の、ごくごく少量の雨量なら大丈夫なのだとか。
逆に、日射しが強く、特に夏場は猛烈な暑さになる地域ですから
この日干しレンガのおかげで建物内は涼しく過ごせるとのこと。
また冬場も中は暖かく過ごせるそうですよ。
まさに生活の知恵ですよね


※余談ですが・・・
ガイドさんによると、近年はモロッコでも
新築する際にコンクリートを使う人も増えてきたそうですが
いざ建ててしまってから、夏場の暑さに閉口し、
伝統的な日干しレンガ造りにすれば良かった、と思う場合もあるそうな。




よく見ると、かわいい装飾も施されていたりして



ずっと上り坂なので、途中で一休み。



村に入って最初の辺りにお土産屋さんが並んでいましたが、
こうして途中でも何か並べられてたりしま~す



さて、もう一踏ん張り、頑張って登りますよ



そして、ようやく頂上に到着


う~ん、今日も良い天気



上着はバスに置いてきて正解でした。
ず~っと上り坂の連続なので、うっすら汗をかいてしまったぐらい・・・
でも、日陰や屋内、日が暮れてきた頃は肌寒いですしね。


※またまた余談ですが・・・。
この旅行中、バスにすぐ戻れる時は良いのですが、
バスを下りてしばらく外を観光する時は
上着をどうするか悩んだ時が何度かありました。
でも、レストランの中は暖房が無くて寒かったりもするので
結局は脱ぎ着して調整のできるよう準備しておくのがベストだったかな~




川の向こう側も、よ~く見渡せます


このアイト・ベン・ハッドゥ。
今では実際に暮らしているのは、ほんの数家族。


やはり、不便な点も多いということで、川の反対側で生活し
お土産屋等の商売の方は、大半が毎日川を渡ってくるのだそう。



頂上部の、更にいちばんテッペンには食料貯蔵庫。

※本日の記事、一番最初の写真を見ると
この頂上部分がどういう状態かがよく分かると思います♪



これは、もし敵の攻撃により篭城する事になった場合の備えだそうです。
歴史的にはそうした危険があったということですよね、この地域では

世界中、いろんな場所で、いろんな争いがあったんだろうなぁ~、昔は・・・



この頂上、360度を見られます
川とは反対側は、こんな風に畑と小さな集落。
そして、遠くにはアトラス山脈。



こちら、モデルはスルーガイドのHさん。(笑)
モロッコでの滞在中、ずっとお世話になりました


この写真。
足元の土が写っていなかったら、
まるで宙に浮いているかのように見えませんか~?



・・・とまぁ、上からの眺めを堪能したら、さぁ、下りましょう

その話は、また次回~




<おまけ>

お昼のレストランの壁にあった、周辺地図。
なかなかカワイイ♪


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モロッコ旅録5 ~ アトラス山脈を越えて ~

2012-01-20 | 旅行
<2011年12月30日 - 1>




淡いピンク色に見えるマラケシュの街を後に



バスが向かうのはアトラス山脈方向


アトラス山脈と言うのは北アフリカを横断するように
モロッコから、はるかチュニジアにまで伸びる山脈です。


この日、私達はアトラス山脈を越えて、南側のエリアへ行くのです。

最初の内は、緑がいっぱい広がっています

※この写真で一番手前に見えるのはサボテン。

美容面、そしてたしか医療面でもサボテンの成分が注目されているとかで
栽培されているのを、けっこうアチコチで見かけます。




だんだん、ただの坂道ではなく、曲がりくねった道となり



しばらくすると、本日最初のお手洗い休憩。
なかなか景色の良い場所です



おや。
ここのミントティー、グラスにミントの生葉がギッシリ入っています。


モロッコでよく飲まれているミントティー。

今回の旅行中、私も何度かいただきましたが
私の場合は、直接グラスにミントが入っているものには出会いませんでした。




バスの出発前、進行方向に目をやると
雪を冠ったアトラス山脈が、だいぶ近くなってきてました



そして、またしばらくバスが走ると
標高が高くなってきたせいでしょうか、
周りの景色には植物がほとんど見られなくなってきましたよ。


・・・と思ったら、またすぐにお手洗い休憩。


お手洗い休憩


みんな、手を差し出して何やってるの



実はココ、アルガンオイル製品を扱う販売所なんです


お店の人の説明を訳してくれる添乗員さんに
みんなの熱~い視線がそそがれます (笑)



入口を入った所では、地元の女性達が
アルガンオイルの作り方を実演してくれてます



日本でも最近、耳にするようになりましたよね、アルガンオイル。


モロッコにしか生育していないアルガンという樹。
その実から抽出されている貴重なオイルなのです。


モロッコでは古くから使われてきたアルガンオイルですが、
欧州の化粧品メーカーなどにより注目された事がきっかけで
だんだん世界中に知られるようになったのだそうな。



アルガンオイルには食用のものもあるそうですが



ここで私達は美容用にオイルやらクリームやら、いろいろ購入しました
女子はこういうのに弱いですよねー(笑)

※買ったものについては、また後日ご紹介しようかと。


お店を出た後は

そろそろ、いろは坂も佳境といった感じでしょうか。



雪山も、かなり間近に見えてきました。


車に酔いやすい人はモチロン、普段はそんなに酔わない人でも
酔い止め薬を持参するのがオススメ。


私もちょっと胃の辺りにイヤ~な違和感を感じたりもしてましたが
でも、チョコチョコと写真ストップを取ってくれたりもするので
その都度、外の新鮮な空気を吸って落ち着きました。ホッ



それにしても、こんな場所でも結構車がたくさん通るんですね


今はこうして車で通行出来るから良いけれど
昔の人達は、ラクダで越えていたのでしょうか
か~な~り~ 大変だった事でしょうね



そして、やっと到着、ティシュカ峠
標高2,260m


さっきまでの写真ストップとは打って変わって
かなり空気が冷たいです


それまでは、日の当たる場所だったら
上着が無くても良いぐらい温かい時が多かったので、
うっかり上着をバスに置いてきた人はちょっと震えてました



そして下り坂。


あまりに道がクネクネしているので
思わぬ方向にアトラスの雪山が顔を出したりもします。



かなり下りてきて、ところどころに村を見かけるようになった頃、
こんな可愛らしいミナレットを見付けました


小さい村でも、それぞれにミナレットのある所が多い印象。
そして、礼拝への呼びかけ(アザーン)に使うためのスピーカーが付いてます。
こんなところにも人々の生活が感じられますね。



そうこうする内に、バスは砂漠エリアに入ってきたようです。
広~い、平坦な、乾いた土地。
植物は、乾燥に強い種類の草がポツポツ生えている程度です。


そういえば。


私、砂漠=砂(砂丘)だと、
漠然と思っていたのですよね~。今まで


でも、今回の旅行で、決して砂丘だけではなく
こうして乾燥して、石や岩がゴロゴロしているような土地も含めて
砂漠っていうんだな、ということを学びました


※ウェブ辞書・大辞泉で『砂漠』を調べてみると
『雨量が極端に少ないため植物がほとんど育たず、岩石や砂礫(されき)からなる地域。』
だそうですよ。なるほど~




砂漠の真ん中、丘の上に豪邸を発見


でも、昔からあるカスバなどとは全然違って
とっても新しそう。



そんなこんなを眺めながら、向かったのは昼食のレストラン


ですが。

レストラン等が並ぶエリアの向こうには
本日の観光のメインが待っていま~す 見えますか?


数々の映画の撮影地としても使われた 世界遺産 です。


ということで、この続きはまた次回



※そういえば、前日に訪れたマラケシュの旧市街も
たしか世界遺産なのですよね~




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