Yさんの閑日好日雑記

徒然に、気まぐれに何かが見つかれば

半蔵門

2014年11月26日 | 日記
11月25日
雨中まだまだ続く日本写真協会の公募展・応募パンフレットの封筒詰め
作業のため半蔵門へ通う。この内容に関してはもう書くことがない。

そんな折り、11月22日の東京新聞に半蔵門界隈(特に番町)の見るべき
ところや、グルメ情報などが掲載されていた。
半蔵門は、地下鉄の駅名であり町名としては番町と平河町になる。

東京新聞のコラムで荒俣宏氏の文章を引用させていただく。
『半蔵門は江戸城の主要門にあって例外的に土橋になっている。なぜ堀を
またぐ橋にしなかったかというと、その名称にヒントがある。忍者として
有名な服部半蔵の一族がここを守っており、将軍がここから甲州街道の方向
へ逃げる「からめ手」だったからと云われる。大手門から見ると確かに真裏
であり、しかも周辺は将軍家を守る旗本の戦闘部隊「大番組」が固めていた。
それで番町と呼ばれ、一番から六番町まであり現在も町名として残っている』

新宿通り(甲州街道・20号線)を挿んで、平河町、永田町に比べると番町
は現在でも静かな佇まいである。
日本写真協会の事務所は、JCIIのビルの本館にあり、隣りのビルが新館で
カメラ博物館と宝島社が入っている。
住所は、千代田区一番町である。以前にも書いたが隣りは英国大使館の広大な
敷地で、荒俣宏氏も番町の静けさの源泉はこの大使館の存在にあるのではと
書いている。

そんな雰囲気の街で、今日もせっせと封筒詰めに精を出した。