やさしい芸術論

冬が来たなら、春はそう遠くない

「ひとが生まれるとき」

2021年01月11日 | 

やなせさんの作詞された「アンパンマンのマーチ」

の中で、

 

「なんのために生まれて なにをして生きるのか

 答えられないなんて そんなのはいやだ!」

 

という歌詞があります。

 

人は生きていると、時に、ふと、

何のためにうまれてきたのか分からなくなる時があります。

人が嫌いになったり、生きている事が辛くなる時もあります。

 

そんな時の為に覚えていて欲しい詩が

やなせたかしさんの詩「ひとが生まれるとき」です。

 

命はみんな尊い。

みんな誰しも赤ちゃんの時があって、

誰でもみんな天使だった。

 

原点回帰、命の始まりの神秘さ、

家族という関係性、

生まれてきた事の喜びを改めて

思い出させてくれるような詩になっています。

 

 

「ひとが生まれるとき」

ひとがうまれるとき
おかあさんはくるしい
涙こぼしてひとが生まれる
ひとは生まれるとき
泣きながら生まれる
涙こぼしてひとが生まれる
涙こぼしてひとは生まれる

ひとは生まれたとき
だれでもみんな天使
ひとつのいのちひとつのたましい
ひとは生まれるとき
かなしみはしらない
涙こぼしてひとが生まれる
涙こぼしてひとは生まれる

ああ
このいのちは
なんのためにある
なんのために
ひとは生きる
ああ
このいのちは
なにをして生きる


人生ばんざい!

生きているからには
つらいときもある
てる日もくもる日もいろいろさ
ぼく・きみ・あなた
ウマ・ヒツジ
サル・トリ・イヌ・イ
みなおなじ
みなおなじ
人生ばんざい!
フレー フレー フレー

生きているんだもの
涙もこぼれる
あめの日かぜの日いろいろさ
ぼく・きみ・あなた
ウシ・ネズミ
トラ・ウ・タツ・ミ
みなおなじ
みなおなじ
人生ばんざい!
フレー フレー フレー

生きているぼくたち
すてきなともだち
昨日も・今日も・また明日も
ぼく・きみ・あなた
みんなして
生きるしあわせ
うたおうよ
うたおうよ
人生ばんざい!
フレー フレー フレー

 

 

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