Kurumatabiskyの 野に咲く花に魅せられて Part1

  



     野に咲く花のように風に吹かれて~♪

      晴れた日はフィールドにいます。

トキワハゼ-房総丘陵

2017年09月15日 | みんなの花図鑑
トキワハゼ(常盤爆・常磐黄櫨)
ゴマノハグサ科サギゴケ属

日当たりの良い田の畔、農道の路傍などに見られる草丈10~15㎝の野草です。
生育環境は「ムラサキサギゴケ」とほぼ同じで酷似していますが、同定のポイントをいくつか挙げますと、
①下唇弁の色=「ムラサキサギゴケ」は紫ですが「トキワハゼ」は白に近いこと。
②上の耳のような弁=「ムラサキサギゴケ」はウサギの耳のように立っているのが確認できますが「トキワハゼ」は短いこと。
③花の大きさ=「ムラサキサギゴケ」の1.5㎝に対して「トキワハゼ」は8ミリから1㎝と小さいこと。
④走出枝=「ムラサキサギゴケ」は5月中旬になると根元近くから走出枝(匍匐枝)を出しますが「トキワハゼ」は出さないこと。
⑤花期=「ムラサキサギゴケ」の3~6月に対して「トキワハゼ」は3~10月まで咲いてることです。











ゲンノショウコ-房総丘陵

2017年09月15日 | みんなの花図鑑
標準和名:ゲンノショウコ(白花) (現の証拠)
別名:ミコシグサ(神輿草)
フウロソウ科フウロソウ属

北海道から九州にかけての山野や山裾の土手などに自生する多年草で、腹痛や下痢止めの薬草として知られています。
飲めば直ぐに効くことが名前の由来で、東日本は薄藤色の白花、西日本は紅紫色や淡紫色の赤花が多いようです。
花が終わって種が弾けた後の形から、別名を神輿草といいます。