黒猫亭日乗

題名は横溝氏の「黒猫亭事件」と永井荷風氏の「断腸亭日乗」から拝借しました。尚掲示板が本宅にあります。コメント等はそちらへ

「GM 踊れドクター」を見て

2010年09月20日 | Weblog
昨日、「GM 踊れドクター」の最終回を見た。全体的な見所は、ヒガシの演じるスーパードクター後藤のぶっ飛び具合にあったと思う。何せ、総合診療医としての腕前は世界も認める凄さなのに、本人は未だにアイドル歌手になりたくて仕方ない。空気の読めなさも天下一品。こんな人絶対に現実の世には存在しないだろうけれど、ドラマは所詮虚構の世界なので、結構楽しませてもらいました。ファイヤーが踊りだした時、このドラマが初見だった息子は、「何、コレ?」と、一体何が起こったのかさっぱりつかめずにいたようでしたが。
漆原、町谷、後田といったクセのある元々総診にいた面々とファイヤーとの間に立って色々と取り持つのが多部未華子ちゃん演じる研修医小向。特に好演といったワケでもなかったけれど、無難な仕上がりでした。私としてはダメ医師の氷室が個人的にはお気に入りでした。医者の知識はパッとしないけれど、例えば「手を握った時の○○さんの手が氷のように冷たかった」とかいう所に気がつく、このメンバーの中では人としては一番マトモそうに見えたのがその理由。楽しかったし、医療の緊迫した場面も見ごたえがあったし、これで終わってうのが少し勿体無かった気もするドラマでした。


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BBクリーム

2010年09月19日 | Weblog
私が、ここ数年ずっとファンデを愛用しているセザンヌから、この秋BBクリームが発売された。BBクリームというと、韓国発の万能クリームファンデーションとしておなじみである。本場韓国ではもっとお手軽に使えるはずなのだが、輸入される段階でだろうか、日本で買うと結構お高い代物についてしまう。というワケで、我々庶民は日本で作られたお手軽な値段のBBクリームを待っていた。
さて、手にしたBBクリームは40gでお値段609円。値段は文句なし。で、使い心地なんだけれど、私自身の顔は、総合的なミテクレは別としてほっぺたにでっかい傷がある、とか顔半面が赤いアザ、みたいな感じではないので、オールインワンのクリームファンデと変わりがない。オールインワンよりは少し軽いつき具合かも。ただし出すぎたクリームを無理して塗ったくると厚塗り感丸出しになってしまったので、塗りすぎにはご用心。それと、色目はやっぱり肌よりも少し濃い目がオススメ。では実際のBBクリームと比べるといかがなものか、と思うのだが、私は本物のソレを使った事はないので、比べようがなかったりする。
なお、普通の洗顔のみで充分落ちる、との事だったが、試しに腕に塗って入浴してみたところ、やはり落ちきれては居なかった。化粧の色素は肌に沈着してしまうことはナイ、との事だけれど、落ちきれてないと気持ち悪く感じる人も居ると思うので、軽くクレンジングすることをオススメします。


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「うぬぼれ刑事」を見て

2010年09月18日 | Weblog
「うぬぼれ刑事」最終回を見た。当代きっての人気脚本家クドカンの手になるドラマで、「タイガー&ドラゴン」でコンビをくんだ長瀬クンが主演、しかも「タイガー…」で好演した西田さんが出演するとあって、大変楽しみにしてみていました。
が。
はっきりいってスベったかな…。「タイガー&ドラゴン」や「木更津キャッツアイ」の時のような爆発力はなかった。ひっぱりにひっぱった女の存在も、「そういうコトか」程度のことだったし。最終回くらいはもっとぶっ飛んだ結末にして欲しかった。常識の枠内での結末が、不満。
でも、名優西田敏行はやっぱりあらゆる作家さんに好かれますね(特に喜劇系の)。クドカンしかり、三谷幸喜しかり。稀代の俳優さんなんでしょうね。


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さくらのつぶやき~いい報せ

2010年09月17日 | Weblog
こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
ん~、芸能界にも政界にも、イマイチのニュースしか流れてないニャ。ワシとしては、嫌な話ばっかり並んでるンもイヤやし、なんとかエエお話を…と思ぉてるねんけども。…あ、ひとつあったワ。タイガースが勝率で2位に返り咲き。どや。めでたいやろ。


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さくらのつぶやき~予感

2010年09月16日 | Weblog
こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
他の地方はどうなんやろか?こちら関西は、気温が急にさがって、何か時間帯によっては肌寒ささえ感じるニャ。それにしても、今年の夏はアツかったニャぁ。連日続く35度オーバーの気温にプラスして、一切雨の降らんカンカン照りで、遊び好きのかあちゃんも用事以外で全く外に出ん日が続いたモン。でも、人間でも猫でも、慣れってコワいニャ。こうも35度が続いてたら、日中気温30度っていうと涼しく感じるし。昨日の夜中なんか、寒ぅて目ぇ覚めたし。もちろんクーラーなんてつけて寝てないで。扇風機も止まってたんやから、昨日は。そやけど、曲りなりにも30度は越してるんやから、まだ秋やとはいえんけど、そろそろ秋の予感くらいはしそうなんかニャ。

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逃亡弁護士を見て

2010年09月15日 | Weblog
昨日、「逃亡弁護士」最終回を見た。実は、お馬鹿キャラでおなじみの上地雄輔クンが弁護士役と知った当初は、とても見れぬだろう、とチャンネルを回さずにいたのである。しかしながら、本業は役者さん。いくら本人に知識が無くとも台詞がよどみなく出るのはもちろんのこと、専門用語も使いこなした風で、案外と違和感は無かったのである。
無実の罪に陥れられた所がいかにも人(にん)にあっている。自らの冤罪を晴らすため真犯人を探しながらも、一話完結ものの形式もとっており、飽きさせずに見せる工夫があったと思う。終盤になるにつれ(最近のドラマは期間が短いから終盤がくるのもすぐ)話の確信に近づいてくる。お話のキーポイントは矢田亜希子演じる三枝事務官。
検察庁のアイツは悪い奴だとわかっていたが、真犯人はむしろコイツだったのか。しかしながら、もうちょっと奴の結末ははっきり描いてほしかった、とも思う。
そして、同日同チャンネルにてやはり最終回だった「joker 許されざる捜査官」。最終回ってコトだったんだけど…。来週もアルんかい!


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さくらのつぶやき~争奪戦

2010年09月14日 | Weblog
こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
この夏、我家では椅子の争奪戦が盛んやった。それも、居間にあるあんま椅子の。ソレがテレビと一直線の位置に置いてあるから、っちゅうワケでは無いねんな。
この夏、かあちゃんはずっとヒザが痛かってん。夏の初めくらいやろか?突然右足のヒザにパンパンに水がたまるようになった。ちょっとでもヒザが曲がったら、かなりの痛みを伴うもんやから、なるべくヒザは動かしたくない。所で、我家の居間は和室やから、立ったり座ったりするときにどうしてもヒザの負担が大きぃなるねん。そやから、長時間座ったままで居れる時以外は、かあちゃんは椅子に座りたいワケ。と、ココで出てくるのがうめ。自分になるべく感心を持ってほしいうめは、かあちゃんが立った隙に、しれっと椅子に登って居眠りを決めこんでるワケ。ちょうど今日のお写真みたいに。しゃぁない奴やなぁ。
まぁ、かあちゃんのヒザの具合も大分マシになったみたいやから、エエけども。

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わすれえぬ谷さん

2010年09月13日 | Weblog
谷啓さんの追悼ダイアリーを書いたのが、一昨日。一昨日の内容は、訃報を知ってからすぐに書いたものなので、今さらながら書き足りない感がして仕方ない。ドリフの長さんやクレージーのほかのメンバーのハナさん、植木さんなどと比べて、どうも私の中喪失感が一番大きい様だ。おそらく、事故によるご逝去という事が大きいのだろう。しかしながら、老耄が進んでいた事を考えると、谷さんはもう精一杯、生きたとも思う。
ハナさんの元お弟子さんのなべおさみさんが、谷さんに借金を頼みに行ったところ、お金はかしてもらえず、代わりに本を渡された。と、後日谷さんから「本の36ページを見ろ!」との電話がある。なべさんが本を開いてみると、そこには30万円の現金がはさんであった、とか。同様のお話を、昔、こちらは植木さんのお弟子さんだった小松政夫さんも語っている。お金がなくて、千円でもいいから貸して欲しい、と谷さんに頼んだ所、一日俺を精一杯持ち上げていい気分にさせてくれたら、お金をやろうとの事。小松さんは一日大奮闘するが、帰りがけに谷さんはタバコを1箱渡すと、すっと去ってしまった。小松さんは去っていく谷さんに、思わず悪態をついてしまったが、後で開けたタバコの箱には、一本抜いたタバコの代わりに、くるくると巻いた一万円札が代わりにささっていた。それを見るなり、思わず涙が流れてきた…、との事。どうやら谷さんはやさしくてシャイな人だったようです。
そして、もうひとつ個人的に忘れられないシーン。これは小松さんの芸能生活何十周年(すいません、昔見たテレビ番組なので、数字がはっきりしません)を記念したスペシャル番組だったのだけれど、縁のある出演者がそれぞれドッキリ的な演出をするものだから、小松さんは持ち上げられたり落とされたり、と見ている私がなんだか複雑な気持ちになる演出方法が取られていた。コレだったら、普通に記念番組を作ってくれた方が楽しめたのに。ラスト近くになり、記念パーティの場が用意されていたと知り、喜び勇んでギャグを総出しにして奮闘するも、気がつくと皆に去られてしまってまたもや悲嘆にくれる小松さん。と、そこへ別の仕事を終えた谷さんが、ドッキリの事など何も知らず「ごめんね、遅れちゃって。パーティ終わっちゃった?」と言って駆けつける。ラストシーンは誰もいないステージで二人、よもやま話に花を咲かせながら酌み交わす二人。やっぱり谷さんはこういう役回りが似合っているお人柄だったのでしょうねぇ。忘れえぬ谷さんです。


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さくらのつぶやき~名探偵コナンを見て

2010年09月12日 | Weblog
こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
昨日の晩は、いつもどおり「名探偵コナン」。ま、この時間の定番ちゅうコトで。
で、昨日のコナンやねんけど、色々とヒドかったニャぁ。前回、スタンガンで気絶させられたコナンやねんけど、かなりの時間ほったらかしやったニャぁ。皆、駆け寄ってはいたけども、一向に介抱してもらえんかったのはどないなワケや。意外とコナンって人望ないンか?別に死体とちゃうねんから、寝かせなおしてもらってもエエやないか。第一、今回のキッドはヒドいって。華麗で汚い真似をせん、フェアな怪盗やなかったんかいな。犯人も予想通りやったし…(異様に外に出たがってたあのヒト)。今回は原作モンか?それともオリジナルストーリー?ま、どっちでもエエか。ヒドい回やったコトに変わりナイ。

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白薔薇

2010年09月11日 | Weblog
まだ秋バラの季節でもないのに、二日続きでのバラの花の写真が続く。白薔薇の時は必ずといっていいほどの、訃報。
クレージーキャッツのトロンボーン奏者だった谷啓さんがおなくなりになった。
掛け値なしに悲しい。私と同年代の人たちは、多かれ少なかれ、皆喪失感を感じるのではないだろうか。元々はコミックバンドだったドリフターズは子供たち向けのコント番組で大人気を博したが、クレージーキャッツは彼らに先駆けて、コミックバンドの道を切り開いた先駆者であった。全員集合と同じく、番組もたくさん持っていた。ちなみに谷さんのお名前は、アメリカのコメディアンであり俳優でもあるダニー・ケイをもじったもの、なんて言っても、へぇ~とか思う人すら今では少なくないか。
しかし、ドリフも長さんを失い、クレージーキャッツは犬塚さんと桜井さんを残すのみとなってしまった。
謹んでお悔やみ申し上げます。


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