黒猫亭日乗

題名は横溝氏の「黒猫亭事件」と永井荷風氏の「断腸亭日乗」から拝借しました。尚掲示板が本宅にあります。コメント等はそちらへ

逃亡弁護士を見て

2010年09月15日 | Weblog
昨日、「逃亡弁護士」最終回を見た。実は、お馬鹿キャラでおなじみの上地雄輔クンが弁護士役と知った当初は、とても見れぬだろう、とチャンネルを回さずにいたのである。しかしながら、本業は役者さん。いくら本人に知識が無くとも台詞がよどみなく出るのはもちろんのこと、専門用語も使いこなした風で、案外と違和感は無かったのである。
無実の罪に陥れられた所がいかにも人(にん)にあっている。自らの冤罪を晴らすため真犯人を探しながらも、一話完結ものの形式もとっており、飽きさせずに見せる工夫があったと思う。終盤になるにつれ(最近のドラマは期間が短いから終盤がくるのもすぐ)話の確信に近づいてくる。お話のキーポイントは矢田亜希子演じる三枝事務官。
検察庁のアイツは悪い奴だとわかっていたが、真犯人はむしろコイツだったのか。しかしながら、もうちょっと奴の結末ははっきり描いてほしかった、とも思う。
そして、同日同チャンネルにてやはり最終回だった「joker 許されざる捜査官」。最終回ってコトだったんだけど…。来週もアルんかい!


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