黒猫亭日乗

題名は横溝氏の「黒猫亭事件」と永井荷風氏の「断腸亭日乗」から拝借しました。尚掲示板が本宅にあります。コメント等はそちらへ

さくらのつぶやき~関西冬アニメあれやこれや

2014年03月31日 | Weblog
こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
世のお母さん方は買いだめに走ったこの3月も終わり。ただいまはテレビ番組改変期で、テレビは大枠だらけ。そしておおむね1クールしかもらえん今のアニメは1月に始まったのがもはやお終い。ま、中には「ゴールデンタイム」やら「マクロスフロンティア」みたいに昨シーズンから続いてたヤツもあるけど。
で、かあちゃんが一番気に入ったンが「鬼灯の冷徹」。カッコええけどドSなオニの鬼灯さまがドSに機知を利かせながらヲチをつける。コレがなかなか楽しいねんニャ。惜しくも1クールで終了やけど、続編製作希望するニャ。「銀の匙」は安定したできばえやし、「ウィッチクラフトワークス」や「未確認で進行形」とかも楽しかったニャ。案外良かったのが「世界征服~謀略のズヴィズダー~」やったかニャ。「キルラキル」の鮮血の覚悟にはうるっと来たし、マクロスのラストも見逃せんけど、「ハマトラ」のラストにはちょいとびっくり。ナイスくん大好きやってんけど、おい~!みたいな終わり方やったし。そやけど、あの特殊能力(アニメではミニマムゆうのよ)を一番憎んでたのは、結局あの人やろぉし。どだい最初から脇役やのにあの声優さん?って疑問に思ぉてたンよ、ワシ。なんたって主役級の人気声優さんやし。ま、セカンドシーズンで色々と判ってくるんやろ。あ、その声優さんが同期にやってた「ノラガミ」もぜひ続編希望ニャよ。

螺鈿迷宮

2014年03月28日 | Weblog
評価:☆☆☆
著者:海堂尊

先日までテレビ放映していたバチスタシリーズ最新作の原作版である。ただし、同じく桜宮を舞台としているし、登場人物もかなりシンクロしてはいるが、本来はバチスタシリーズではない。
出だし、ユーモラスで緩急取り混ぜた軽めの感じなのだが、終焉に近づくにしたがってどす黒く、重くなってくる。共感する部分があるとはいえ、やはり桜宮家一族は狂っている、としか言い様がない。医療トリック自体は単純なのだが、この狂った一族を中心にすえて、本作は現在の終末期医療の問題とあり方をあぶりだす。
ただ、こちらに出てくる白鳥はあまりキャラが立ってないですねぇ。バチスタシリーズではド派手で奇抜な色彩のアルマーニを着、論理で相手を完膚なきまでに遠慮なく打ち負かすゴキブリとも称される男は、こちらでは案外誠実でマトモな男だった。逆にテレビでも映画でも省略された姫宮が大活躍するのも見ものかもしれない。
螺鈿を敷き詰めた迷宮の果てにあるのは天国ではなく、クソッタレの医学。主人公のラッキーペガサス君には、その迷宮の果てで再びじっくり学びなおしてもらうのが、やはり一番いいと思う

さくらのつぶやき~大木金太郎

2014年03月27日 | Weblog
こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
ええっとニャ、今日のお題を見て、ピンと来た人がもし居ったとしたら、その人はおそらく六十才あたりのヒトとちゃうやろか。それも男性。
ワシら猫は基本甘えん坊や。表現の仕方はそれぞれ違うけんどニャ。うめは甘えたいなと思ぉてても、じっとりハスから凝視してるタイプ(そんでもだいぶトシとったから、アイツもあれで丸ぅなったンやで)やけど、ワシはどストレートな猫やから、甘えてたいときはがっつり甘える。そんなワシの得意技がヘッドバット。頭突きや。ワシ、馬力あるからかあちゃんにとっては結構な衝撃みたいで、アゴに直撃する頭突きにかあちゃんはいっつものけぞる。骨粗鬆になったらアゴが砕けかねんから、カルシウム一杯とって備えるンやそうな。
ちなみに、大木金太郎サンは往年のプロレスラーで得意技がヘッドバットなんよ。

さくらのつぶやき~胃

2014年03月26日 | Weblog
こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
だいぶ、っちゅうか急にあったかなってきたな。桜の木も場所によっては満開になっとる。
あったかいのはエエことやけど、なんでも急な変化は良ぉない。
それやこれやでかあちゃんは昨日頭痛と胃痛で寝込んどった。ゴハンも食べれんかって、ワシら心配したンやで。
でも、かあちゃんはマジメな主婦やから自分は食べれんでも♂の飼い主のゴハンは作らなアカン、ゆうて晩御飯の支度はちゃんとした。
で、晩御飯。マズい言ぅて一品つっかえされたンよ。
翌日(つまり今日)、かあちゃんは意地でも元気なふりをしてサーキットトレーニングに行った。でもって、ソコで「ダンナのあほ~」と吼えてきたそうな。
帰ると、かあちゃんの胃痛は完治してた。
ガマンはアカンで、ガマンは。本人に直接言えんトキは他人でエエから聞いてもらう。コレ、元気の秘訣かもしれん(ちなみにソコのスタジオでは♂の飼い主は機嫌が悪いと怒鳴り散らし、猫をいじめ、体調の悪い嫁が一生懸命作った夕食をマズイとつき返す極悪非道な男になっとる)。
お写真は桜では無ぉて引き続き梅のお写真。やっぱり花は青空で写した方がキレイやニャぁ。

おっさんドラマ

2014年03月25日 | Weblog
緊急取調べ室と並ぶおっさんが居並ぶドラマ「隠蔽捜査」が終わった。
自分の気持ちや家庭の事情などは二の次、三の次とし、原理原則を守る事が身上の変人竜崎と型破りの警視庁刑事部長の幼馴染コンビが主役の、警察の官僚が活躍するドラマである。私は毎週楽しみに見ていたが、視聴率はイマイチ良くなかった様ではある。
緊取が、すっきりと終わったのに対し、こちらのおっさんドラマはあまりすっきりとは終わっていない。なんだったら今後も続きそうな雰囲気だが、ホントに次はあるのか?見てみたいところではある。

LEADERS リーダーズ

2014年03月24日 | Weblog
LEADERS視聴。っていうか、「S」って必要なのか?主役は豊田喜一郎をモデルとした愛知佐一郎。物語は彼が自動車作りを志してから始まり、その死で終わるのだから、この複数形の「S」はいらないんじゃないか、と疑問になる。
というか、第一トヨタ自動車をモデルとしているのが公表されてるんだから、ここは豊田喜一郎でも良かったんじゃないのかと思ってしまう。その父豊田佐吉のお話は私の小学生当時、国語(社会ではない)の教科書に載っていたし、豊田喜一郎のお話はドラマにもなっているし。
感想としては、自動車開発の話とか人間関係のお話はものすごく駆け足で、反対に金融とか銀行さんとかとの苦労話がたんまりとあって、必要以上に堅苦しかったのが、残念といえば残念。
ただ、昔の人の努力ってものすごかったんだな、と改めて思う。時代が悪いとか非正規雇用がどうのとか言う前に、あの時代並みの努力を我々はしているのか、と自問自答してみるものである。

さくらのつぶやき~主婦の意地

2014年03月22日 | Weblog
こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
いま、かあちゃんは色々と買いまわりに忙しい。ま、我家は消耗品をちょっとづつやけど、腐らんモンとか日持ちのするモンばっかでも結構大変やったらしい。ワケはわかるよニャ。そ。4月から消費税が上がるからや。単に105円のモンが108円になるだけや無ぉて、ただいまは様々なモンが値上がり中やから、コレをきっかけに拍車がかかったみたいに値上がりする、とかあちゃんは読んでる。ま、主婦たるものせめて4月中は消耗品を買うのは悔しいみたい。
アベさんの思惑では給料も上げてもらって、どんどん買い物してもらお、という心積もりらしいけど、世の中そんな具合良くは出来てない。♂の飼い主の会社では給料が上がるのは主に階級が上の人ららしい。つまり我家にはベアの恩恵はスズメどころかミミズの涙ほどもやって来ん。世に言われる一流企業とはいえ(本人はヒラでも会社は大きいねんで、アレでも)、そんな会社もあるねんで。聞こえてるか、アベさん。
我家に桜は程遠い。

さくらのつぶやき~バカ舌

2014年03月21日 | Weblog
こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
少しお久しぶりやったニャ。え?どないしてたかって?別になんともしてへんで。ただ、特に変わったコトがなかっただけのお話や。ま、ワシら家猫にそないそない変わったコトがあったら大変やから、まぁ我が家はヒマで平和ちゅうコトなんやろかニャ。
そのお久しぶりやのに、うるわしいワシの写真やのぉて悪かったニャ。コレはDari Kちゅうトコのチョコレートなんよ。
なんでもここのチョコレートショップは本店が京都にあって、カカオ豆を自家焙煎するトコから始まる日本で唯一の店なんやて。ソコが初めて百貨店に常設の店をだしたのが、大阪三越伊勢丹。こないな話を聞きつけたら、チョコ好きのかあちゃんとしては聞き捨てならん話やわニャ。実は大阪は♂の飼い主が仕事の行きかえりに通るトコ。その地の利を生かして今回買い物に走ってもろぉたワケ。
商品名はその名もカカオが香る生チョコレート↓。

これで1050円也。ま、高級チョコとしては値段はこんなもん。ご丁寧に黒文字付きや。
ご期待の味はっちゅうと、ビターなんやて。イヤ、ワシはチョコの味は知らんけど、かあちゃんがそう言うとった。それと同時にカカオのエエ香りがふわーっと・・・したらエエねんけど、かあちゃんは嗅覚が超ニブいから残念ながらカカオの香りを感じへん。そやけど、さすがに味は濃厚やったらしい。濃くて芳醇なニガい生チョコ。すっごいすっごい残念やねんけど、安物のバカ舌にはやっぱりガーナチョコがお似合いらしい。あ、ビター派の人にはぴったりとちゃうかニャ、やて、かあちゃんから伝言。

さくらのつぶやき~寒中暖

2014年03月15日 | Weblog
こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
今日はエエ天気やニャぁ。気温は低いらしいけど、日差しがあるからあったかい感じがするニャねぇ。しかし、この気温の乱高下はどないかならんやろか。ワシら、もう結構エエ年やからこうゆうのはコタえるんやけど。
ぽかぽかした日はじっくり花見もエエよねぇ。かあちゃんはもう一足先に梅で花見はしたらしいけど。ん?♂の飼い主は誘っても無いで、モチロン。だって花粉症やからニャ。

ソースラーメン

2014年03月14日 | Weblog
世は時に珍奇な商品を生み出す。
昨日我が家にやってきた「ソースラーメン」も、その一つであろうかと思われる。
船橋市の名物とやらの関係でふなっしーの姿が目を引く。コレ一つ売れればふなっしーの内臓の懐にちゃりーんと小銭が舞い込むであろうコトを想像しながら湯をそそぐ。
待ち時間は三分。フタを開ければ当然の事ながらソースのすっぱい匂いが鼻を襲う。スープの色は黒っぽい。ざっとひとまぜしてからすすってみると、あにはからんやマズくない。ソースの味はするけれど、ダシも効いているので、コレはありかもと思う。が。
食べ進めるにつれて、キャベツの歯ざわりやら紅しょうがの味やらが段々違和感を増す。麺を食べつくしてスープをもうひとすすりすると、下にとどっていたソース特有のスパイスが下を刺す。食べ終わっても部屋に充満した残り香に苦しめられた。一人で居る時には普段は使わない空気清浄機と台所の換気扇に活躍願った。というわけで一言で言うと私テキにはこれは無し。
10年ぶりくらいに食べたカップ麺がコレというのは、悲しい。