黒猫亭日乗

題名は横溝氏の「黒猫亭事件」と永井荷風氏の「断腸亭日乗」から拝借しました。尚掲示板が本宅にあります。コメント等はそちらへ

ショック?

2007年10月31日 | Weblog
ジャニーズ事務所の元アイドルが、麻薬所持の現行犯で逮捕されたそうだ。まぁ、私はキンキの剛クンのファンではあっても、光GENJIのファンであったことは一度もないので、そういった意味ではショックでもなんでもない。芸能人だし、そんなこともあるかもしれないという位の気持ちである。しかし、現役ジャニーズ事務所のタレントが麻薬関連で逮捕されたのはいまだかつて無かった事なのだとか。もちろんそれにともなうクビも初めてである。決まっていた仕事とか、一杯あっただろうに。関係者は大騒ぎだろう。剛クンと同じくキンキつながりで考えるのが、光一クンが来年1月から行う舞台「Endless SHOCK」である。ひょっとして彼も出演予定とかなかったのだろうか?もしそうだとしたら、エラい事だと思う。何せ年明けすぐの舞台だから、もう台本とか出来てるだろうし、ひょっとしたら練習とかはいってるかもしれぬし。人気者のスキャンダルというのは、直接の火の粉が自分に飛んでくる心配がないから、無責任に楽しめるといえばそうだが、まだまだ先のある身でもあるので、やはり残念な事ではある。

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さくらのつぶやき~友達

2007年10月30日 | Weblog
お友達どころか、外にもでられへんワシらやけど、そんでも時々お友達の事なんか考えたりするニャよ。あ、今日はワシ、さくらニャよ。
ワシらが外にでぇへんのは、意地悪とかやのぉてワシらをもろてくる時の約束なんよ。ワシら姫路のアニマルメリーランドゆうとこで産まれてんけど、まだ子猫の時にかあちゃんらにうめと一緒に引き取られたんよ。そこでのお約束が避妊・去勢と完全室内飼育、やってんな。でもって、かあちゃんらはそれを厳密にまもっとるワケや。そやから、ワシらが他の猫とか見るのも、窓から見るとか、かあちゃんが洗濯物干してる時に、リードつけられてベランダに出たときくらいのもんやねん。会話なんぞもちろんあれへん。
なんちゅうてもうちの兄ちゃん(人間や。大学生やねんて)は友達のやたら多い奴でなぁ。クラブで忙しぃしてても、やっぱし友達は多いみたい。かあちゃんによると、ほんのちっさい時からそうやったらしいで。三つ子の魂百までてホンマなんかな。部屋で友達来とって、しゃべってるの聞いてたりすると、ほんのすこーしやけどうらやましいような気になる時もあるんよな。ちょびっとやで、ほんの。

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残念

2007年10月29日 | Weblog
残念!とはいっても、二年位前に流行ったギャグではない。またまた発覚した賞味期限張替えのお話である。しかも、やったのはなんと超高級料亭の吉兆の系列会社。先日、デパートの名店街のたん熊に立ち寄ったお話をしたところなのに、これはなんとも残念なお話である。名のある高級料亭に、一年に一度位は足を運べるようになりたいものだ、と私など常日頃からあこがれていたのだが、少なからず夢がしぼむお話だ。しにせだろうがなんだろうが、あんまり手を広げすぎるとこうなるという例なのだろうか。
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さくらのつぶやき~陽だまり

2007年10月28日 | Weblog
今日はポカポカして、ほんまにええ天気やニャぁ。あ、今日はワシ、さくらニャよ。我が家のお隣が工事中やから、かあちゃんは平日洗濯物を外に干せへんのよ。よけいホコリつきそうやし。かとゆうて、夜干しもでけへん。なんちゅうてもチャドクガ騒ぎがあった事やし。昼間ずっと家におるんやったら、様子みながら洗濯物とか、お布団とかだしたり引っ込めたりでけるんやけど、かあちゃんはお仕事があるからニャぁ。そうもいけへんのよ。そんなワケで、今日はシーツやら布団パットやら、大物の洗濯をしとった。人間も色々大変やニャ。今朝は町内掃除もあったし。ワシら猫は丸まって寝てたらええんやけんど。
写真は、お隣によぉおった子猫。今どないしとるんやろ。
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2007年10月27日 | Weblog
今月は色々とコワれた月だった。まず、水道管の漏水にはじまり、食器洗い機の故障があった。しかもコイツは修理係に余計壊され、修理工場行きのオマケまでついた(ちなみに修理はまだ終わっていない)。全く今ある洗濯機といい、ずっと以前もっていたオーブンレンジと同じく、S社の製品は故障が多い。いくら食指が動いても二度とS社の製品は買わないことにする。
さて、月末の声をきいて、やれやれと思っていたら、今度はインターホンが鳴らなくなった。いや、始めはなったりならなかったりだったのだけれど、昨日の朝には完全に鳴らなくなっていた。モノがインターホンなので、ご近所など御用があってこられた方に迷惑がかかるので、不調である旨は張り紙をして伝えてあった。昨日朝、ゴミ捨ての折、お向かいのご主人に、玄関子機の部分だけ取り替えればいいとアドバイスを頂いたのだ。このお向かいのオジさんは、実に気のいいオジサンで、お願いすれば機械の取り付けもやってくれたと思う。しかしながら主人とちがって結構小器用な私は、ソレくらいはなんとかこなしてしまったりする。さて、雨降りではあったが仕事帰りに夕食の買い物を終えてからホームセンターへ向う(といってもスーパーの真向かいにあるのだが)。最初買って帰った奴は本体側との機種が合わず、再びホームセンターへ出向いて返品と適合機種に買い直した。配線の時、4本ある線をすべてつなぐとナゼか音が鳴らないという奇怪な現象に遭遇したが、一本つながずにおくとちゃんと音はなるので、結果オーライとばかりに解決したコトにした。夜、主人が帰ってきてから通話も出来る事を確認。やっとほっとする。
そんなこんなの間に職場では二週連続アクシデントが発生して、今月は本当に疲れた月であった。どうぞ来月くらいは静かでありますように。

春団治

2007年10月26日 | Weblog
といっても、昔有名だった落語家さんではない。ここで言う春団治とはナニワの春団治こと川藤幸三サンの話である。川藤サンは阪神一筋で生きてきた男である。私が知っているのは既に代打一振りに野球人生をかけていた頃である。
そもそもプロに入って、代打に始まり代打に終わるヒトなんているワケがない。代打というのはスタメン出場などを経て、少々総合力は劣ってきたものの、打力やら勝負強さを買われてなるもので、後に待つのは大概引退の文字である。
阪神ファンが川藤サンを好きなのには理由がある。飾らぬ人柄とその豪快なキャラクターもさることながら、実は練習の虫といわれるくらい、その練習量は他の選手のグンを抜いていた。誰よりも早く球場に入り、誰よりも努力し、誰よりも沢山食べる(爆)。その代打屋一筋の男が現役最後の年にオールスター出場を果たす。私はこの時あるスポーツ新聞のコラムに書いていた記事を忘れる事が出来ない(どこの新聞だったかは忘れてしまった)。流石に全文は覚えていないが、「人気者だから特別にオールスター出場となったが、真面目に練習をつんでいたら、もっと早く出場することができたろうに」という趣旨の事が書いてあったものだ。ドコのドイツだ、こんなことを書く奴は。卑しくもスポーツニュースのコラムを書く人間なら、最低限の知識くらいはもっておいて欲しいものだった。私は今でも、コイツのツラを拝んでみたいと思う。川藤サン、川藤サンはずっと川藤サンのままでいてください。

俗人の悩み

2007年10月25日 | Weblog
昨日は、葛飾北斎展を見に行ってきた、というのは昨日このブログで触れた所である。さて、この北斎展があったのは京都高島屋。我家のある尼崎からは2時間弱という結構なお時間がかかる。それでも無理してでも見たかったのは、コレが半月足らずという短い展示期間だったからなのである。もうこの土曜日には閉幕となる。朝イチで案件をひとつ片付けて(書類をもらうだけ)、朝9時過ぎ出発。会場に到着したのが11時チョイ過ぎ。平日でもあるので、行列が出来るほどの込みようではなかったので、そのまま鑑賞。今回はかなりの点数の版画やら肉筆画が来ていた。見終わって会場を出たのが11時45分。お昼ご飯を頂くにはちょうど良い頃合である。
デパートの同じ階に、名店街がある。それもショボい店がならぶ名前だけの名店街ではなく、「高島屋」の威信がかかった名店街だ。有名料理店が並ぶ中で、私が足を止めたのは「たん熊」。和食の名店である。本店とかだったら敷居も高いしお値段も高い。第一イチゲンさんなんか入れてくれるのか?なんて心配もある。私などまず絶対食べにはいけない。所がデパートの名店街というのは、実はねらい目なのだ。お座敷で頂く本店と同じ料金ではなかなかお客さんはやってこない。デパートに出店するというのは、客層の開発も店側としては狙っているからなのだ。そんな訳で、こちらでも庶民がちょっと奮発すればお昼が頂ける値段となっている。一番お手軽な幕の内弁当だと1600円でお釣りがあるのだ(ただし、若い男性とか女性でも沢山召し上がる方はコレでは絶対足りない。ウチの息子だと3人前は食べそうだ)。私が頂いたのもコレ。ただ、隣のテーブルで同じ物を食べていた年配女性が残したご飯がうらめしかったのも事実。とことん俗人ですいませんです。

誤解

2007年10月24日 | Weblog
今日はめでたくも、我家の隣家の建て替え工場開始日である。しばらくの間空き地のままで、風通しも日当たりもよくせいせいしていたのに、いまいましくも何ヵ月間かはまたまた騒音の餌食となる。今日のごとき仕事のお休みの日ともなれば、外出でもしていないと仕方ない。
そんなわけで、今日は京都まで出て葛飾北斎展を見てきた。北斎というと、大胆さと奇才というイメージが、私にはあった。しかしながら、今日見た感想は今までのそれとは大きくちがっていたものだ。今日目にした数々の作品は実に緻密な筆運びであった。もちろんお馴染の富士の画やら波の画もあったけれど、テレビや印刷物とはまったく印象の違う、やはり緻密な作品であった。百聞は一見にしかずとはこのことだと思い知ったものである。

さくらのつぶやき~残り福?

2007年10月23日 | Weblog
こんちはニャ。今日もワシ、さくらニャよ。いきなりやけど、ニャンコてわりとアンコ好きなん知っとぉ?ワシもかあちゃんがあんぱん食べるときなんか、たまにすこーしもらうんよ。やっぱしあのつぶつぶ感と甘すぎん塩梅がエエにゃあ…。あ、呑気にひたっとる場合やあれへん。ワシらモチは食べへんから(夏目漱石サンの名作にあったやろ、モチたべてえらい目に会ぉた話)、赤福てよぉ知らんねけど、今エラい騒動やねんて?実はかあちゃんの知り合いに、子供の頃赤福食べてアタったんで、こしあん食べれんようになった人がおったんやそうな。その時は、生モンやしアタる事も有り得るんかな、ぐらいにおもっとったらしいねんけど、今にして思えば日付付け直した赤福やったんかも知らんな。残った赤福でアタってこれがホンマ?の残り福…って、そんなワケあれへん、あれへん。

星降る夜

2007年10月22日 | Weblog
私は最近プラネタリウムに凝っている。家庭用プラネタリウムを購入して以来、毎日30分間は音楽を聴きながら、浮世の憂さを闇に流す。特段決まった時間は無いが、見たいテレビ番組が無い時とか、夜寝る前かのどちらかである。
昨日も夜、そうやって愉しんでいたのだが、どういう訳かうめちゃんが昨日に限って急に天井を気にしてにゃぁにゃぁ鳴きだした。それまで何日間か、本体を気にはしても鳴くことなどなかったのだけれど。それだけではなく、何故か上へ上へと目指して上っていく。私の枕元にある元々オーディオ一式を置いていたスチールラック(今はネットワークウォークマンに取って代わられたのでラックはほとんど空である)を伝って、とうとうタンスの上まであがってしまった。実は数日前、暗闇のせいか目算を誤って、このラックに登り損ねたさくらが顔の真上に降って来るという惨事があった所なので(怪我はしなかったが、メガネフレームが歪んでしまい、昨日修理してもらった)うめがどういう降り方をするか要注意である。幸い、機敏なうめちゃんは人間のみぞおちに降って来ることも無く、ちゃんと人のいない場所に降りてきた。ひょっとして昨日やっと天井に映っている星にきがついたのか?とにかく星降る夜には時折猫も降る。