黒猫亭日乗

題名は横溝氏の「黒猫亭事件」と永井荷風氏の「断腸亭日乗」から拝借しました。尚掲示板が本宅にあります。コメント等はそちらへ

さくらのつぶやき~閑中忘あり

2011年10月31日 | Weblog
こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
いやぁ、ちっとおやすみしてしもぉてスマンニャ。実は結構多忙やってん、かあちゃんが。
まず金曜日。この日は職場でエラい大変やったらしぃて、家にかえるなりぐったりとひっくり返ってしもぉた。
で、そのあくる日の土曜日。朝っぱらから判明したンが洗濯機の不調。ドラム式洗濯機のドアのトコから水漏れがするンよ。洗濯機自体は動くけんど、我家は洗濯機置き場の防水パンみたいのはなくって、風呂場の横(つまり台所の中)に洗濯機があるから、水関係は致命的欠陥なワケ。もう年数も経つから、かあちゃんは朝イチから電機屋さんに行って購入。
日曜は朝っぱらから、洗濯機周りをかあちゃんが這いずり回りながら緊急大掃除。午後から洗濯機の搬出・搬入があったりしたワケ。新しぃなったおかげで、今朝はちゃんと洗濯出来とった。ただ、今までと違ぉた形しとるから、ワシら洗濯が始まってから終わるまで、ずっと見てたンやで(かあちゃんいわく、今回のは縦型の全自動洗濯機なんやて)。
…ソレで、なんでワシらがドコに関係あるンや、って?そらぁ関係あるよ。ワシら、かあちゃんにまつわるコトには敏感なんやから。
あ、そうそう。かあちゃんは無理な態勢でがんばったから、脇腹をヒネったみたいで、昨日の夜は寝込んどった。今日、かあちゃん大丈夫かな?

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さよなら、バイバイよ

2011年10月27日 | Weblog
何か他の事を、と色々考えては見たのだけれど、やはり今日も北氏の事が頭から離れない。学生時代に一番読み込んだ作家さんだったので、それだけ私の心の中に占めている割合も大きいのだろう。
氏の代表作となると、やはり「楡家」だろうか。それとも芥川賞をとった「夜と霧の隅で」か、大ベストセラーとなった「航海記」あたりか。楡家はご自分の家を題材とした壮大なお話だったし、ユダヤ人虐殺で知られるヒトラーだが、もっと嫌悪すべき罪の存在を知ったのは夜と霧の隅でだった。気分的に落ち込みやすい私を、何度も助けてくれたのは航海記だったし(あまりにひどく落ち込むと漫画本すら手にとれなくなってしまうのだが、そんな時でもこの本だけは読む事が出来たものである)、だから愛読書といえば間違いなく「どくとるマンボウ航海記」である。
が、一番心に残る本というと、実は「幽霊」である。一度っきりしか読んでいないにもかかわらず、うす紫色、という印象と共に忘れえぬ作品である。今一度、ちゃんと読み直さないといけないけれど、北さん、今はまだやっぱり、悲しすぎます。

認めたくはないけれど、さよなら、バイバイよ。


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追悼…そして感謝

2011年10月26日 | Weblog
私がもっとも敬愛する作家、北杜夫氏がご逝去された。

何年か前、徹子の部屋に親子で出演されたとき、由香さんが「皆さんにお別れのご挨拶をしにきた」といった趣旨の言葉を言われた時から、本格的に覚悟はしていたけれど、それでもやっぱり悲しい。
氏(北さんは先生といわれるのが好きではない、と以前対談でおっしゃっていた事があったので、あえて先生とはいわないでおく)と、私との「出会い」は学生時代に手に取った「どくとるマンボウ航海記」であった。その、ユーモアとリアルさの塩梅の良さ、そして行間からにじみ出るその人柄の良さから、大好きな作家さんとなった。今の若い方はご存知ではないだろうが、氏は対談の名手でもあった。友人であった遠藤周作氏との2冊にわたる対談本や、兄である茂太氏との対談などは本当に楽しかった。躁鬱病という厄介な病にならねば、もっと旺盛な著述をなされたであろうと思うと、残念な思いだ。しかし、一番悔しい思いをしていたのはご本人であることに間違いはないだろう。
北さん、もうご友人たちには会われましたか。そちらの世界には躁鬱やら株やら、心をわずらわすことはもう何もありません。ゆっくりとお休みください。そして、84歳まで生きていてくださって、ありがとう。


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さくらのつぶやき~選挙

2011年10月25日 | Weblog
こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
橋本大阪府知事が辞職して、市長選に出馬ちゅうコトで、昨日はドコのニュースでもどこかのタイミングでこの話をしてた。大阪都構想やら広域なんちゃらとかも混ざって、ニュースはすっかり全国版。ひょっとするとこれからの関西全体の命運を左右しかねんオオゴトやねんけど、その実投票出来るンは大阪市民のみなんよニャ。府知事選も入れたらもう少し人数は増えるけど。勢いダケは天下一品の橋本サンに平松サンがどこまで対抗できるンか。見もの、ちゅうたら言葉が悪いけんど、ワシらはどのみち見守るしか術が無いニャよ。



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さくらのつぶやき~ちょっと期待

2011年10月24日 | Weblog
こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
タイガースの新しい監督が決まったみたいやニャ。和田コーチの昇格人事やて。まぁ、いきなりチームでプレイした事がないヒトよりもエエのかも知れん。和田ちゅうたら生え抜きでもあるしニャ。手腕は未知数やけど、地味なトコがなんかよさげかも知れん。
そういやぁ、どこかのチームは監督に新庄なんていうびっくり人事もささやかれとる(言うとくけど、新庄ってなかなかエエ奴やねんで、一々言うてたら長ぉなるから省くけども)。監督も人手不足なんかな。平均寿命にもういくらも間のないご老体層の下の層がホンマは監督にならんとイカン人らなんやけど、名のある選手は結構タレント化してて、そういう人らは監督には不可やし。
さて、来季のセ・リーグは一体どないなるコトやら。少しは盛り上がってくれるとエエなぁ。


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僧正殺人事件

2011年10月20日 | 本のページ
作者・S・S・ヴァン・ダイン
評価・☆☆☆

推理小説は結構読むほうだけれど、ヴァン・ダインは今まで「グリーン家」しか読んでいなかったので選んでみた。
名探偵というのは、お金に余裕があり頭脳は明晰なのだが、大概は理屈っぽい変わり者なんだな、と思ってしまった。現在の探偵サンはそのあたり、もうすこし世知辛くもあるだろうが、昔に活躍した探偵サンでお金にピィピィしていたのは、金田一耕助くらいじゃないだろうか。
話が横にそれたが、僧正殺人事件である。僧正というからには、外国に僧侶は少なくとも、それにあたる神父か牧師でも殺されるのかと思ったら、これはマザーグース物であった。マザーグースといわれても、日本では「ロンドン橋落ちた」くらいしか知られていないのであまりピンとは来ないけれど、海外の人は色々とピンと来たり、事件との落差にぞっとしたりして、もっと面白いのだろうな、と思った。
アリャリャの結末に、ちょっと驚き。


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さくらのつぶやき~残念なこと

2011年10月20日 | Weblog
こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
今は家を出て独立しとるけど、ウチには新社会人の兄ちゃんが居る。その兄ちゃんの同級生に、角界入りした子も居てるワケよ。彼の入門先が春日野部屋…。どうにも、こうゆうニュースがあると、そやから残念やニャぁ。あ、ちなみに今回怒られた中には、彼は入ってないからその点ではご心配なく。
そやけど、こうゆうのって十把ひとからげに角界全体の責任とか、部屋ごとが白目で見られ勝ちやからなぁ。このコトで関係の無いお相撲さんにまで余波が及ばんコトを、ワシは祈ってるニャよ。


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さくらのつぶやき~期待と結果

2011年10月17日 | Weblog
こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
イキナリ始まるけんど、今年、調子悪いニャぁ~。…あ、タイガースのコトとはちゃうで。あんなもん、毎年のコトやんか。
ワシが言うてるンは、ゴルフの石川遼クンのコト。まだ優勝無しやもんニャ。今年は賞金を全部被災者に寄付する、って言ぅてたから、みんな期待してると思うンやけども。結果出すンがいかに大変か、ちゅうこっちゃニャ。ま、シーズンはまだ終わってないから、いまからスパートかけて頑張ってニャ。


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さくらのつぶやき~記憶の片隅

2011年10月16日 | Weblog
こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
ワシは関西生まれの関西育ちやから、基本的にお笑いは好きやけど、キビしくもある。ま、普通の関西にすんでるモンの反応やニャ。ただ、いまのお笑いサンって数が仰山おるから、覚えるのが大変…。テレビにあまり出てなくて、記憶に無い奴は論外やけど、顔は知ってるケド名前が出てこんちゅう例が結構あるのも事実。
その代表格が居るねんニャ、一組。コレって関西ローカルの番組やろうけんど、「土曜はダメよ」ちゅうのがあるねん。何組か居るレギュラーの中で、最近ブラマヨに変わって出てるのが居るンやけど、コイツらの名前がちぃとも覚えられんのよニャ。…なんやったっけ。毎週みたいに見てるネンけど。あ、ライセンスや。もうひとつ特徴がナイから、記憶に残らんネンニャぁ。


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さくらのつぶやき~映画化

2011年10月14日 | Weblog
こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
まぁ、テレビが薄型になっても、3D対応のがでても、映画はそれなり適度に流行ってるみたいやけど、それでもリメイク物とかテレビシリーズの劇場版とかも結構目立つ。そのテレビはっちゅうと、ネット画像を拾ってきて作った特番とか、漫画の映像化とか、過去のヒット番組のリメイクが目立つワな。どっちにしてもアイディアが足りてないのは明らかなんとちゃう?
そんなコトを思ってたら、なんと「電人ザボーガー」が映画化なんやそうな。コレはあんまり流行ってなくて、さすがのかあちゃんも見てなかったンやけど、「懐かしの番組~」みたいのをよく見る人は、えらく造型が残念な妙チクリンなオートバイが走ってるのを見て、大笑いした経験があるハズ。…そう、ザボーガーは正直あんまりカッコ良く無い。そやけど、今度の映画化はカッコの悪いザボーガーをカッコ悪いまんま映画化するねんて。新しい試みちゅうたらそうやけど、アタるかハズれるかちょいと見ものや。もしコレが当たったら、アイアンキング辺りの映画化も期待できるかも知れんし。


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