黒猫亭日乗

題名は横溝氏の「黒猫亭事件」と永井荷風氏の「断腸亭日乗」から拝借しました。尚掲示板が本宅にあります。コメント等はそちらへ

BARレモン・ハートを見て

2015年12月31日 | Weblog
先ほど「BARレモン・ハート」の2時間スペシャルの録画を見終わった。
これはオバタリアンで有名な古谷三敏さんの漫画が原作で、BSでの放送、6回での終了は惜しい限りであった。酒のウンチクを軸にしたほっこりとするお話はどれも名作ぞろいだ。
今回のスペシャルは放送した中からの選りすぐりのエピソードの3本(1回で2本のエピソードを放送。つまり12本中の3本となる)。そして、視聴者投票でのベストエピソードが「王様のビール」のお話。阿藤快さん出演である。この話の放送後2週間も経たず阿藤さんは亡くなった。私にとってはこれが阿藤さんの見納めとなった。
元々の芸名は阿藤海(読みは同じ)。若い頃はもっとやせぎすで、そのためミテクレももっとコワかったため悪役が主であった。良くてもダークっぽい刑事止まりといった感じだったが、今や芸能界イチ良い人として知られる。また、予想外に手先が器用で料理だけでなく手芸などもこなしたようで、結婚前の奥様に自ら刺繍したセーターを贈った由。
個人的には上手い俳優さんという印象は無かったけれど、無骨ながら内なる人柄をにじませた演技をする人として認識していた。69歳で没するのはやはり残念。長年続けた「旅人」姿だけでなく老いた姿も目にしたかった。
遅ればせながらであるが、心からお悔やみ申し上げます。

さくらのつぶやき~理由

2015年12月30日 | Weblog
こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
昨日はスマンかったニャ。更新がエラい遅ぉなってしもて。
実は昨日、一昨日と兄ちゃんが帰ってきてたんよ。兄ちゃんは今東京でお仕事しとる。ワシ、実は兄ちゃんが若干苦手でニャ・・・。あ、勘違いせんとってニャ。別にワシら兄ちゃんにたたかれたりとかしたワケではないから。かあちゃんいわくやけど、この家の中で一番猫が好きなんが兄ちゃんらしいねんし。
ただ、なんで苦手かっちゅうと、初期の印象が悪かったンよ。ワシらの初対面はまだ兄ちゃんが中学生の頃。大好きな猫と一緒に暮らせると決まって、テンションのあがった兄ちゃんが、ワシらを見つけるとすぐにいっつも勢い良ぉ追いかけてきた。追われると、逃げるワな、自然と。それがずっと続いて兄ちゃんからは逃げるちゅう図式が出来上がってしもぉたンやニャ、今思うと。これって悲劇?でも、今さらしゃぁないか。ま、にいちゃんもお元気にご機嫌よろしゅう。

さくらのつぶやき~城

2015年12月28日 | Weblog
こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
実は今年はかあちゃんがなかなかに城づいとる。
5月に姫路城にいったのを皮切りに10月に安土城、11月には竹田城に登ったニャ。
今年姫路城がキレイになったやんかぁ。あのまっしろしろけの姿が見れるのはせいぜい2年程らしい。となるとやっぱり見ておかんテはないよニャ。そこで楽しく姫路城を見るためにかあちゃんは姫路城のコトと城の見方について勉強したンよ。そこでついでに他の城もみときたくなったンやて。安土城は天守閣に向けてまっすぐに伸びた道(ちゅうか階段)を見るために行ったんやと(もちろん頂上まで登ったで)。日本にお城は数あれど天守閣への道がまっすぐちゅうのは安土城だけらしいから。「来るなら来い!」の信長さんもさすがやニャぁ。
竹田城に行ったンは、今行っとかんと来年とか体力のぉなって行けんようになったらアカンからやって。霧のたちこめる時間にいけんかったんは残念やけど、みといてよかったって。
みんな、やりたいときにやっとかな、アカンで。

さくらのつぶやき~大掃除

2015年12月27日 | Weblog
こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
さっぶいニャ~、昨日も今日も。ただしワシらは昼間かあちゃんがエアコン入れてるからぬっくぬくやけど。夏生まれのかあちゃんは本来冬は大の苦手。今年あったかい日が一杯あったから、一日エアコンつけっぱにするの躊躇してたダケなんよ。ま、エアコンがのぉてもワシらには専用ホカカーもあるこっちゃしニャ。
年末になると欠かせんのが大掃除、なんやろけど今年我家は大掃除はせぇへん模様。サムいしテンションあがらへんのが理由らしい。特に客が来るワケでなし、めっちゃくちゃ汚れてるワケでもなし、年末寒い時でのぉても掃除自体はいつでも出来るからやそうな。
昔は12月にはいったらワラワラと掃除してた近所の人らも、近年はあんまし大掃除はしてへん。みんなトシいきはってん。大掃除するのもシンドいみたい。カゼひいてもアカンしニャ。あったかい時にちっとずつしたらエエとワシも思うし。

さくらのつぶやき~一大事

2015年12月26日 | Weblog
こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
いや~、今日はぐっと寒いニャねぇ。っていうか昨日とかあったかかったから、コレくらいが普通なんやろと思うねんけども。その寒さ厳しくなりそうな折に一大事が起こってしもぉた。なんと台所のホカカーがコワれてあったかくなれへん。この台所ホカカーは台所の流しのトコにおいてある、台所では唯一の暖房器具。ワシもココにのっかるのが大好きやけど、もちろん一番必要なのはかぁちゃん。冷え症やし、主婦が台所に立たんでエエ日は365日のうち一日もあれへんねんし。
というコトで昨日即刻ネットで注文。速さがウリのアマゾンプライムさんや。頼むで
お写真はコワれたホカカーの方。今度のはもっと長いネン。ワシも楽しみや。

さくらのつぶやき~めりくり

2015年12月25日 | Weblog
こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
なんやら今年はあったかい冬やニャぁ。そんでもって時々ガンっと寒ぅなるンな。ワシらも10歳越えの老ネコやねん。やっぱり温度差はコタえるワ。
あ、そうそう。色々悩んでたかあちゃんがとうとうスターウォーズグッズをポチったニャよ。クリスマスやから買い物してもエエんやそうニャ。ソレやったら最初から買えばエエのに。ま、間をとってユニクロのコラボ衣類ニャ。会場で売ってたグッズのシャツは高いから、ユニクロTシャツはねらい目ニャよ。
あ、そうそう。今日のお写真はネコ柄のコースター。かわいいやろ?

さくらのつぶやき~迷惑

2015年12月24日 | Weblog
こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
ん~、ちょいとこの2~3日くらい、迷惑なコトがあるニャよ。ソレはネットでかあちゃんがあるグッズをちょいちょい検索しとるコト。なんやらbb-8ちゅうロボットなんかニャ?ソイツのグッズが欲しいみたいなんヨ。
なんでも月曜日に映画を見に行ったみたいで、ものの見事に制作会社の思惑通りにグッズを買いたいみたい。
もちろん映画館でもグッズはあってんで。そやけど、欲しい具合のモンはあれへんかったンやて。そんなに高くなく、かさばらず、ほどほどに実用的なモン・・・なんて、調子よぉにあれへんワニャ。(実は軒並みすでに売り切れてたらしいネン。なんせ製作会社がディズニーやからニャ。グッズは実は沢山の種類があるみたい。)そやから、ワシ、微妙に迷惑そうやろ?
ちなみに悲しかったのが、グッズ売り場の片隅でひそかに、そして未だにギャラクシー街道のグッズが売ってあったンやと。もちろん誰一人手に取るコトはなかったそうニャ。

さくらのつぶやき~ねどこ

2015年12月23日 | Weblog
こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
久しぶりやニャ、ワシがパソコンの前に向かうのも。
何しとったかって?イヤ、特に何もしてへんかってん、ワシは。
うめも元気やで。変わりのぉ昼間は二匹で寝とる。
コレが今年ワシらが買ぉてもぉた冬用のねどこ。
実はおんなじような形のヤツを去年、景品でもろたんよ。ソレがワシとうめとの取り合いになってしもぉて、かあちゃんが今年の冬用にネットでさがして買ぉてくれてん。
あったかそうやろ?下には一畳大のホカカーがひいてあって、適度にあったかいねん。
今年はコレで2匹ぬくぬくや。
かあちゃんは昼間一人の時は電気毛布にくるまってなるべくエアコンつけんとがんばっとる。
エアコンつけてもエエとワシは思うねんけどニャ。無理せんと。そしたらホレ、ワシらもあったかいねんから。


スターウォーズ フォースの覚醒

2015年12月22日 | 映画のページ
監督:J・J・エイブラムス

出演:マーク・ハミル
   ハリソン・フォード
   キャリー・フィッシャー

あらすじ:エンドアの戦いによりダース・ベイダーと皇帝が死んでから30年後の宇宙は、再び暗黒に覆われようとしていた。その銀河帝国の残党ファースト・オーダーから盗み出された重要な地図データーをレジスタンスのポーにたくされたドロイドのBB-8が孤独な少女レイに出会った事から、少女の運命は大きく変わる事になる・・・

評価 ☆☆☆☆

感想:ジョージ・ルーカスが9部作構想を断念し、6部作で打ち切りの発表をしてから今年初めの製作発表がされるまで、もうこれを映画で見る事は出来ないと思っていた。待ち望んでいたからこその不安もあったが、昨日早速劇場に足を運んで、その心配は杞憂であったことを悟った。「Long long time ago・・・」で始まるオープニングから次作へとつなぐエンディングまで、懐かしくも新しい場面の連続で、旧作(といっていいのかな?)ファンにとってはうれしい限りであった。ルーカスはクリエイティブ顧問に名を残すのみで直接の指揮ではなかったが、遜色は全くなかった。J・J・エイブラムス監督は相当のマニアに違いない。
まだまだ公開されてから日も経たない新作の感想、ネタバレ無しに感想を書くのはとても難しいが、本作はただ懐かしいだけでなく、新たな興味を生む。序盤に感じた様々な謎が後半次々とつながり、新たな対決の予感をもたらす。彼がああなるのは仕方ないか・・・。あの彼は何故ああなったのか、あの彼はこれからどうするのか、そしてレイの今後の活躍は?興味は尽きない。
本作は旧作のパワーを生かしながら新たにつむがれた話の序盤の一本目。この長いサーガの結末がどうなるのか、ぜひちゃんとこの目でしっかり見届けたい。