黒猫亭日乗

題名は横溝氏の「黒猫亭事件」と永井荷風氏の「断腸亭日乗」から拝借しました。尚掲示板が本宅にあります。コメント等はそちらへ

さくらのつぶやき~遠い一打

2009年08月31日 | Weblog
こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
昨日は選挙もあったけど、ゴルフの試合もあってん。その昨日の試合は、ゴルフ界の王子様、石川遼クンが優勝しそうやっちゅうんで、かあちゃんとテレビを見てた。結果的には、優勝にはちと届かんかった。残念やけど、まぁ、またそのうち優勝するやろし。
そんでもって、海の向こうでは宮里藍ちゃんがやっぱし優勝にからむエエ試合をしてた。ところがなぁ・・・こっちも、優勝には及ばんのよ。勝負をかけたパットはこちらも遠い一打やった。

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さくらのつぶやき~せめて最期は

2009年08月29日 | Weblog
こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
マイケル・ジャクソンの死亡が「他殺」やて限定されたんやってニャ。つまり、医者が致死量を越す麻酔薬を投与したンが原因なんやそうや。惜しい人を亡くした・・・とは思うけんど、もぉかなり前の話になってしもたしニャ。色々と騒々しい人生やったけど、せめて最期はやすらかに眠るように逝ったわけやな。

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さくらのつぶやき~競争

2009年08月28日 | Weblog
こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
人間ちゅうのは、競争が好きみたいやニャ。なんでも競争。そんなに競いあって疲れへんか?
さて、もうすぐ投票とやら言うものがあるらしいネンけんど、そこでも競争があるんやてニャ。それは選挙結果の競争。どの選挙区が一番に終わらせるかちゅうのも、競争のネタになるらしい。まぁ、1時間早く終わったら、その分の人件費が節約できるンやから、どんどん一生懸命競争してくれたらヨロシイ。

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さくらのつぶやき~時と場所

2009年08月27日 | Weblog
こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
夏休みも終盤、選挙も追い込み。そうなると、いくら国会議員サンの選挙でも、少々町中がうるさくなるワな。仕方ない話やけど、ワシら猫にしてみたらうっとしいこっちゃ。
コレは今日、かあちゃんがお仕事に行く途中でのお話。時間は、出勤の時間から逆算すると午前9時55分頃やろニャ。場所は尼崎市の大庄中通5丁目の交差点。南北の道は一方通行、東西の道にしても一車線ずつちゅう、ちぃさい交差点や。近所には幼稚園とか小学校とかもあるし、スーパーに行くお年寄りなんかが使う道でもあるから、出来たら通りやすくしといてほしい交差点やワな、特に。
コトもあろうか、その交差点で選挙演説をやらかした候補者がおったんやて。尼崎から立候補してる公明党のFちゅうヒト。・・・党のお偉いさんかなんか知らんけんど、こうゆう時こそ弱者の立場に立った行動をして欲しいモンやニャぁ…。くやしいケド、ワシら猫には選挙権なんか無いンよ。しゃぁないからふて寝や。


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さくらのつぶやき~ワシらにはどうにも出来ん事

2009年08月26日 | Weblog
こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
釧路動物園に居ったアムールトラのタイガが死んでしもたんやそうや。タイガと兄弟のココアちゃんは超有名やった。なんでや言うたら、二頭とも後ろ足に障害があって、人工飼育で育ったからや。驚異的な回復してて、ワシらも同じ猫族として、楽しみやったのに・・・。動物園では記帳台を作って、来た人に記帳してもらうそうやけど、ワシら釧路どころか家の外にも出れんもんなぁ。淋しいし、残念やけどお別れや。


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さくらのつぶやき~気ぃつけなはれや!

2009年08月25日 | Weblog
こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
今日は実はちょいとエエ事があるねん。ソレは、かあちゃんが長年欲しがっていたジーンズが手に入る日。大阪発祥のメーカーでエビスジーンズちゅうねんて。かなり前にソレをしったかあちゃんは、毎月少しずつお小遣いをためて、このほどやっと買えそうな金額になったンよ。
さて、いまや中国でバッタもんが売られる程の人気ジーンズ。直売店も全国各地にある。どうせいくなら、電車一本、乗り換えのいらん店で買う事には決めたンやけど、オフィシャルホームページにある文字を、かあちゃんは今一度見直した。・・・開店時間が昼の12時から・・・。どの店でもこの時間帯なんかどうかは知らんけど、気ぃつけなはれや!
さて、戸口が木でぴったりと閉まった店の入り口は、お世辞にも気軽に入れるとは言いがたかったそうやけど、かあちゃんの場合は絶対買う積もりで行ったから、コレでエエねん。
何着か試着し、バックポケットのペイント色も決めて、お金も支払った後に言われた締めの言葉が「お渡しは一週間後になります」。・・・来週?
実は、スソ直しやペイントは改めて工場に送りなおして、そこで仕上げるから、今回は一週間かかるとの事。ジーンズのスソ直しなんて、30分も待ったら出来ると普通思うやんか。皆、気ぃつけなはれや!
何はともあれ、その「来週」が今日やっと来るねん。あ、最後に♂の飼い主の名誉の為に言うとくけんど、ウチの家はジーンズ一本買うのも困る程の貧乏やないからニャ。


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「プルートゥ」を読んで

2009年08月23日 | Weblog
昨日、浦沢直樹作「プルートゥ」最終巻を読み終わった。
なるだけ、書評や映画評に関しては、未読の方も居られる事を考慮して、ネタバレは極力避けるようにはしているのだけれど、今回、全くそれらに触れることなしにはどうも何一つ書けそうにない。なので、この本を未読で、これから読む予定のある方は、以下の文章は読まないようにお願いします。





多くの方がご存知ながら、巨匠手塚治虫原作の名作を、これまた巨匠がリメイクした作品である。手塚氏のご子息眞氏をして、なぜ巨匠がいまさら名作をリメイクするのか、最初は戸惑った位、元にしたお話「史上最大のロボット」は有名な作品である。どんな作品でも、リメイクには危惧、批判といったものがつきまとう。自分の行間、ペースで感じ取る連載漫画は、同じ作品を読んだとて、10人いたら10通りのイメージがそれぞれの頭の中で出来上がるものだ。しかも、これだけの名作ともなれば、ブーイングすら置きかねないのだから、眞氏の戸惑いも当たり前である。
さて、待ちにまった最終巻、満足した事は間違いない。アトムをはじめとしたロボットたちの、原作を彷彿とさせるビジュアルといい、本当に目の前に出て来そうな天馬博士やお茶の水も大好きだ。殊に、原作ではちょっとマッドサイエンティスト的な部分もあった、天馬博士だったが、本作で、私は博士のファンになってしまった。
ただ、最後の決戦の場面で、「ゲジヒトの遺言」を思い出したアトムは良いとして、どうしてプルートゥが同時にそのメッセージを口にしたのか?ゲジヒトの「あの子」の記憶はどうして消されねばならなかったのか?この2点だけは、私には疑問が残った。
さて、本作を読むに当たって、やはり読んでおきたいのが「史上最大のロボット」である。私はできればこれを、当時の子供として、雑誌に連載された物を読んで置きたかった。単行本化するにあたって、手の入る事の多い手塚作品だから、私の読んだ単行本も恐らく連載された時の物とは、ある程度違いがあるはずだから。その時代、その当時に読んでこその名作だと、今回は少なからず思い知らされた。
私にとって、浦沢氏の「プルートゥ」は、「史上最大のロボット」に「現代」をふんだんに取り込んで、読みやすくしてくれた「名作」である。ただ、エプシロンの手のエピソードは、原作にほぼそのままの形で、あったのですね。新旧を問わず、あのシーンは忘れられない。


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少しの安心

2009年08月22日 | Weblog
最近、どうも芸能ニュースがにぎやかである。
色々なニュースでにぎやかなら、まだいいが、今回は特定の人物ネタばかりで、物見高い私としても、いくらなんでも少々飽きてきたものだ。
本音とタテマエ、二枚の仮面を使い損ねて、薬に転落した女芸能人のドコにこれだけ連日騒がれる価値があるというのか。それとは反して、俳優山城新伍氏ご逝去の報せは、ほんの一日朝ワイド辺りで映っただけである。確かに最近、俳優活動はなかったけれど、私はそぞろ無常感を禁じえなかった。確かに妻子とは何らかの確執があったようであるが、それはあくまで家の中での事。テレビ画面で楽しませてもらった姿を、私は素直に思い出したいのだが、他の人はどうも違うのだろうか。触れられているブログも、わりと少なかった気がする(検索して探せばそれなりに有るのだろうが、そこまでするのも何か違う)。
そう思っていたこの一週間。昨日の夕刊を見た。そこには私が毎金曜楽しみにしている三谷幸喜氏のエッセイがあるのだ。そして、氏はちゃんとそこで山城新伍氏の思い出について触れている。その中で、俳優としての氏にちゃんと最後のエールを贈られていた。なんとなく安堵した日だった。


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