ちびちび日記

りんごっち(ひろはるママ)の普通の日常をつづった日記です。最近またちょっとだけ更新頻度上がりました。読書リストなど

涙ひとつぶ

2010年01月29日 | BOOK
数日前予約していた図書館の本がようやく1冊確保されて借りて来ました~
森浩美さん/『家族の言い訳』
mixiの読書コミュで感動したと感想書いてた人がいたので予約した本でした。
ちなみに森浩美さんは作詞家として有名な方です。
SMAPなら「しようよ」とか「オリジナルスマイル」とか「ずっと忘れない」とか「BEST FRIEND」とかの詞を書いてます。
結構好きなんですよね~
この方の詞は。
特に「オリジナルスマイル」とか私の中では名作ですから
あとマイナーなヤツで「君と僕の6ヵ月」とかね。
トニセンなら「Running to the top」が森さんの作詞です。

話は若干逸れましたが…
小説の感想。
まず冒頭のコピー文が良かったです
『言い訳を
 いちばん必要とするのは
 家族です。』と。

家族の在り方として「絶対的な味方」であることが一番最上級の形容です。
近い存在だからこそ、つい相手への不満が先にたってしまう。
そこには家族だからこその甘えがあり、期待がある。
家族にだけはホントの自分を知って貰い理解して欲しい。
だから言い訳が必要だってことです。
うまく言えないけれど、今まさに実家に里帰りしている身としてはなかなか考えさせられる作品でした。
赤の他人には理解されなくても、最低限家族にだけは分かって貰いたいじゃないですか?
多分人としてそれは最低限の欲求と言うか希望なんじゃないかな~と。
なんか哲学的(いや、そうでもないか)な感想になりましたが、久し振りにイイ本でした。
短編集ですが、私は1話目の「ホタルの熱」と2話目の「乾いた声でも」が特に心に残りました。
オススメです。
ハードカバー本で『こちらの事情』という作品もあるみたいなので、早速この本も図書館に予約入れてみました!
いつ借りられるかな~☆


日記タイトルは工藤慎太郎くんの新曲です(笑)
(TBSの深夜放送のドラマ「新選組PEACE MAKER」の挿入曲として現在使われています。着うたDLしちゃいました
ちょっとウルッと涙した本だったのでタイトルに借りちゃいました
コメント (2)
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