目的と目標

昨日は学習塾のクライアントのＫ先生の社内セミナー。
毎年4月の期の始まりに、指導者塾と題して、
他の塾の先生も交えて行っている。

昨日はモティベーションの重要性についてともに考えた。

「学歴が全てではない。」とはいうものの、
「うちの塾から○○高校、大学に何人入りました」
とどこの塾も生徒獲得を懸命にしている。

中には、優秀な生徒には授業料を無料にして、
自塾に入ってもらい、進学実績を上げ、生徒獲得をしているところもあるらしい。
その子の授業料を払うのは、もちろん普通に入学してくる人。
どこか間違ってはいないだろうか？

もちろん経営をしているので、
生徒獲得はもっとも重要な課題でもある。

しかし、目的と目標が違うような気がする。

学習塾の目的は何か。
進学することではないはずだ。

目的は生きる力を見つけたり、
受験という人生初のチャレンジを通じて、心構えや将来の夢を明確にしたりする
ことではないかと思う。

そのために希望する進学先に行ったり、
生徒数が目標としてあると思う。

Ｋ先生の塾では、
生徒の能力を引き出し、生きる力を身につけるために
「今日育」「強育」「協育」という３つの柱を軸に生徒へ指導している。

そして、この理念が具体的に毎日の指導に落とし込まれている。

先生が変わらなければ、生徒は変わらない。
先生に夢がなければ、生徒は夢を持つはずがない。

先生たちが毎日ＳＭＩプログラムを聴き、夢を明確にし、目標設定をする。
そして、夢実現セミナーという授業を設け、
生徒用のプログラムも活用して、目標設定し、心構えの重要性を
伝えていらっしゃる。

間違いなくこの塾から、
これからの日本を担う人物が輩出されることでしょう！