暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

過ぎ去る

2024年01月08日 | 古民家
 片付けられる理由に追い立てられて・・・
日々の暮らしを分けて歩いて・・・記憶の中を洗濯しても・・・
そうそう染みついた・・・中の中まで覗けなく・・・
自分で歩いたその道に・・・断捨離とは言い難い・・・
憤りの心の内は・・・生きた心地もしないほど・・・
一本綱を渡っている・・・。

大きな傘をかぶって・・・雨風をしのいで・・・
暖かな日差しに目を閉じて考えるのは・・・
歴史を登るのか・・・時代を下るのか知らないうちに・・・
物覚えを忘れた片言の命を、大きく振りかざして・・・
うす暗い奥の・・・風の通り道に、灯りは揺れている・・・。

数え歌の並んだ跡を追いかけては・・・
素足で駆けて追い付いた胸の中に・・・ただ繋がるだけで想い出す・・・
遠回りの狭い町に渡された・・・霞んだ山や果ての見えない海の先にも・・・
聞こえる暮らしの唄は歌われて・・・
静かに流れると触り始める・・・途切れ途切れに感じた暮らしは・・・
記憶の底の・・・もっと浅い場所に残り続けて・・・
今でも過ぎ去る事の無い・・・豊かな暮らしになるのかも。






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