暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

おぼろげに

2021年05月01日 | 古民家
 地方に行けば行くほど、空き家も多く・・・寂しい古民家も多く感じて・・・
この先誰も住ま無い建物となるか・・・朽ち果てるだけになってしまうのか・・・?
ここ数年の古民家ブームに乗って・・・移築・再生に向かうのか・・・?
文化財に指定され・・・登録されても、世代を超えて残される建物はわずかで・・・
国宝級にでも認めてもらわなければ・・・ただ時間を先延ばしされるだけの古家になってしまいます・・・。

民宿にCafe・・・イベント施設に、地域の憩いの場・・・。
地域で忘れられた古民家が残される先は、どこも同じようで・・・
昭和の歴史が香る魅力ある古民家は・・・今どきの発想で、方向性豊かに生かされる場面もあって・・・
文化的価値がある建物群の公園には・・・貴重な当時の姿を残して移築された建物が残りますが・・・
異様な耐震補強がされた佇まいも目立ち・・・致し方の無い姿を見る場面もあります・・・。

新建材をまとった空き家も・・・貫禄ある木材を内に秘めた空き家も・・・
そのままの姿を残しての再生は有り得なく・・・
解体されて、同じ顔ぶれが並ぶのか・・・細かく分けられて、興味のある所だけ残されて行く結末となるのか・・・?
誰もが歴史ある建物を生かしながら・・・次の世代の暮らしとなる住まい造りが出来るなら・・・
この先、空き家と呼ばれる箱を増やすし・・・残すことも無いのだろうと・・・
おぼろげに思います。







コメント (1)
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