自分を正確に見るのは難しい。

本日は曇り空。
明日は雨の予報です。

さて。
また高齢者が運転する車による死亡事故が起きました。
亡くなられた方、４０代の女性だそうで
ご家族のこれからを思うと胸が潰れる思いです。

池袋の事故にも驚きましたが
今回は９７歳と聞いて、開いた口が塞がりません。
本人は元気で自立しているつもりだったのでしょうね。
自宅車庫での失敗は沢山あるようですが
他人に迷惑をかけている自覚は全く無かったのでしょう。

老いるとは、かくも難しいことなのだと思います。

この事故の加害者の方も、有名な歌人だそうですね。
文明の機器に批判的な歌が多かったと聞きますが
自分が使用する文明の機器は手離せなかったのが皮肉です。

先日の元プロ野球選手が自宅火災で亡くなられた時にも
同じようなことを感じました。

自分の老いを受け入れるのは、とても難しいのでしょう。

出来たことが出来なくなるのは、淋しい気持ち？
歯痒い気持ち？
情けない気持ち？
人には見られたくない気持ち？

老人の入口に立つ私には、よくわからない。
あ、入口と書きましたが
もうこの時点で、自分に甘いのかもしれません。
他所からみれば、確実に私は老人でしょうから。
かくも、自分を正確に見るのは難しい。