ウツウツ記

毎日の生活で感じたことを書いています。

医師の言葉掛け。

2021-10-07 12:27:02 | 日常
このところ、録画していたドラマ「東京MER」を
全話一気に見ました。
災害や事故による怪我人を想定した「走る救急救命室」の話でした。
医者は安全な立場にいて、運ばれてくる患者さんを救うという考えではなく
患者さんの所へ行って命を救うことを目的に作られた組織。
超人的な能力の医師が軸となって
様々な場面で怪我をされた方を救いだします。
驚くのは、救急車に手術室が装備されていることで
あれは実際に可能なことなのでしょうか?
素人にはよくわかりませんが。
毎回、これはムリでしょうという場面を切り抜け命を救う姿は
頼もしい限りでした。

面白いドラマでした。
人間関係も成長する姿が良かったし。
でも、それ以上に気になったのが
救助に当たられる医師の言葉掛けでした。
必ず、患者さんの名前を聞き、たとえ意識がなかったとしても
大丈夫ですよ、あと少しですよ、頑張りましょう‥等々の
言葉を掛けられていました。
また、処置をする際にも、
お腹を触りますよ、少し冷たいですよ、(注射で)チクッとしますよ・・
と言われてから処置をされていました。
悲惨で苦しく、また時間的余裕もない状況にあっても
患者さんへの言葉を惜しむことはありませんでした。

何故、こういう言葉掛けが気になったかというと。
私自身が白内障の手術を受ける際に
こういう言葉を掛けて頂き、とても安心できたからです。
医師の方は、患者さんを見れば反射的に出てくる言葉なのかもしれませんが
それでも、
(医師である自分も)手術を頑張りますから、一緒に頑張りましょうね、
と言われたら、心は落ち着きます。

かかりつけの耳鼻科や歯医者でも
処置をする前には、確かに言葉をかけてくれていますね。
私は嬉しく感じています。
大昔の医師は、こんなに言葉をかけてはいなかったように思うのですが
どうでしょう。

これも医療に対する医師の考え、患者の考え方が
変わってきたからでしょう。
患者も様々な医療知識を得る機会が増えましたし
それに対して、医師も説明する責任が重くなったのでしょう。
そして、治療や処置にプラスして言葉を掛けることの
効果も考慮されるようになったのでしょうね。
私は、医師の言葉掛けの効果は大きいと感じています。
ファストフード店の「スマイル0円」みたいですが
お互いにとって感じの良いことですから
大切なことだと思います。

それに比べてですね。。。
昨日の健康診断時の胃カメラ担当医の態度。。
まぁ、いつも相手をするのが意識朦朧とした人ばかりとはいえ
(私は鎮静剤が効かず意識ハッキリしていますが)
一言も発せず。
看護師さんも何も言わず。
まな板の上の魚というか、お芋さんにでもなったように
マウスピースをはめられ、鎮静剤を注射され
グイグイカメラを入れられるって。
毎回こうなので、覚悟しているしわかっているのですけれど
イヤな気分マックスです。
一言、胃カメラ室に入った時にでも
目を合わせて、検査しますね、くらい言ってくれたら
不快さも軽くなるのでは・・・と思ったのでした。
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