鮎川 哲也 編「本格推理⑧ 悪夢の創造者たち」光文社文庫
このシリーズの文庫本は、以前から百均本で見かけたりしていましたが、
「鮎川哲也の名前で売ろうとしているんだな」
と思って買いませんでしたが、最近、読もうというミステリーが払底してきたように思っていたので、何となく買ってしまいました。
長さの制限があるからなのかも知れませんが、やはり、「ふ~ん、それで?」というものが多かった。印象に残っているのは次の2編です。
小波 涼「少年、あるいはD坂の密室」
いわゆる谷根千あたりの街の描写を興味深く読みました。p.219 の「<三崎坂>、別名<首切坂>」に驚いて検索してみたら、正しくは<首振坂>なのですね。光文社文庫らしい誤植なのか、作者の故意か。「おばけ階段」もStreetView で見たりしてしまいました。でも、後味の悪さはハンパではない😞
友杉 直人「南伊豆ミステリー館紀行」
人が消えるという割りに不気味さがない、読んでいて大体のところが見えてくる、でも素敵なお嬢さんが出てきます😌
黒田 研二「そして誰もいなくなった……のか?」も、「ふ~ん、それで?」の一つだったのですが、web 上に、「使われている叙述トリックを良く理解できなかった」とか、「黒田氏が言いたい本当のオチが、数十年前 読んだときには、あまり理解できていませんでした。」とか、書かれているので、私もそのレベルでハマっているのかなとも思ったりして、一応ここに書き留めておきます😑
このシリーズの文庫本は、以前から百均本で見かけたりしていましたが、
「鮎川哲也の名前で売ろうとしているんだな」
と思って買いませんでしたが、最近、読もうというミステリーが払底してきたように思っていたので、何となく買ってしまいました。
長さの制限があるからなのかも知れませんが、やはり、「ふ~ん、それで?」というものが多かった。印象に残っているのは次の2編です。
小波 涼「少年、あるいはD坂の密室」
いわゆる谷根千あたりの街の描写を興味深く読みました。p.219 の「<三崎坂>、別名<首切坂>」に驚いて検索してみたら、正しくは<首振坂>なのですね。光文社文庫らしい誤植なのか、作者の故意か。「おばけ階段」もStreetView で見たりしてしまいました。でも、後味の悪さはハンパではない😞
友杉 直人「南伊豆ミステリー館紀行」
人が消えるという割りに不気味さがない、読んでいて大体のところが見えてくる、でも素敵なお嬢さんが出てきます😌
黒田 研二「そして誰もいなくなった……のか?」も、「ふ~ん、それで?」の一つだったのですが、web 上に、「使われている叙述トリックを良く理解できなかった」とか、「黒田氏が言いたい本当のオチが、数十年前 読んだときには、あまり理解できていませんでした。」とか、書かれているので、私もそのレベルでハマっているのかなとも思ったりして、一応ここに書き留めておきます😑
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