能面殺人事件 高木 彬光
以前に百均本を50円引で購入し、そのまま実家の書棚に置いてあったものを見つけ、著者の初期作品で未読だったので読むことにしました。期待に違わず、不気味かつちょっと浪漫的雰囲気で話が始まります。
以前に百均本を50円引で購入し、そのまま実家の書棚に置いてあったものを見つけ、著者の初期作品で未読だったので読むことにしました。期待に違わず、不気味かつちょっと浪漫的雰囲気で話が始まります。
ただ、千鶴井壮一郎博士の宝に関する謎の言葉も、密室トリックも蓋が空いてみるとさほど衝撃的ではありませんでした。化学がいろいろかかわっていますが😀
最後のどんでん返し?は、私が途中から予想していたのと違っていたこともあってか、これもちょっと衝撃は薄かったような😑
私は幸いにも既読だったので問題なかったですが、海外の有名作品を一通り読んでからお読みください。ネタバレ記述がありますので😁
何やら一族の登場人物が多過ぎて話がぼけてしまったのかなと、ちょっと思いました。
あと印象に残ったのは、「先の大戦」にかかわるコメントでした。
p.162 の千鶴井家の主治医山本博士の言葉
「いま日本が、有史以来の大苦境に陥って呻吟しているのも、一つには過去の指導者たちの頭脳の中に宿っていた、精神病的な要素のためではないでしょうか。」
p.180 の柳光一の言葉
「私はそのときこの戦いで生命を捨てた、幾人かの有為な友人たちのことをふと思い浮かべずにはおられなかった。」
最後のどんでん返し?は、私が途中から予想していたのと違っていたこともあってか、これもちょっと衝撃は薄かったような😑
私は幸いにも既読だったので問題なかったですが、海外の有名作品を一通り読んでからお読みください。ネタバレ記述がありますので😁
何やら一族の登場人物が多過ぎて話がぼけてしまったのかなと、ちょっと思いました。
あと印象に残ったのは、「先の大戦」にかかわるコメントでした。
p.162 の千鶴井家の主治医山本博士の言葉
「いま日本が、有史以来の大苦境に陥って呻吟しているのも、一つには過去の指導者たちの頭脳の中に宿っていた、精神病的な要素のためではないでしょうか。」
p.180 の柳光一の言葉
「私はそのときこの戦いで生命を捨てた、幾人かの有為な友人たちのことをふと思い浮かべずにはおられなかった。」
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