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カンフー・パンダのトレーニング日記

ウェイトトレーニングのログ。新しく発売されたサプリメントを使っての人体実験、中国武術などの格闘技関係の話。

10月の人体実験結果発表(ファイナルEAA & HMB)と11月の人体実験(EAA + HMB)

2011-11-15 08:17:22 | 人体実験
 今回は、10月の人体実験結果発表と、11月の人体実験予定発表を同時に行います。
 
 HMB(βハイドロキシβメチルブチレン)という、成分が注目されていて、これはBCAAの一つであるロイシンの誘導体です。ロイシンと言えば、BCAAの中でも特殊な働きがあるとされていて、特に注目すべきは、血中のロイシン濃度によって、筋合成のスイッチが入るのではないかと言われているところです。従って、トレーニング前にロイシンを摂取しておくことにより、トレーニング中の筋分解を抑制しようというわけです。筋分解と筋合成は平衡反応ですので、どちらか一方だけが起こっているわけではありません。両方が同時に進行しているわけですが、どちらが優位なのかと言うことが問題なわけです。トレーニング中は筋分解が昂進される訳なんですけど、血中ロイシン濃度を上げておくことにより筋合成の方も昂進しておこうというわけです。
 
 トレーニング前に摂取するのは、BCAAかEAA可については議論があるところなんですが、カンフー・パンダ的には、トレーニング中はBCAAだと思っています。トレーニング前は何となくEAAのような感じがするんですが、確たる論拠を持っているわけではありません。

 さて、前回は『ファイナルEAA & HMB(ファインラボ社)』を使ってみたりしました。これまで、トレーニング前に使うサプリメントとしては『ハイパードライブ(ハレオ社)』以外にはないと思ってたんですけど、あれやこれやで人体実験をしている関係上、予算が回らなくなってきたわけで、今回、トレーニング前のサプリメントを『ハイパードライブ』から『ファイナルEAA & HMB』に差し替えてみようと思い立ったわけです。


ハイパードライブ(ハレオ社)

ファイナルEAA & HMB(ファインラボ社)

 
 最初の一ヶ月は『ハイパードライブ』のみ、二ヶ月目は『ハイパードライブ』と『ファイナルEAA & HMB』を1/2量ずつ、三ヶ月目は『ファイナルEAA & HMB』のみという風にしてみたんですけど、トレーニング中のパフォーマンスにはそれほど差異はないような気がします。カンフー・パンダは日常的にトレーニングはしていますが、トップ・アスリートというわけではないので、トップ・アスリート向けのサプリメントはやや過剰というところがあるのかもしれません。
 
 ただ、何となくなんですが、筋肉痛がひどく感じられるようになってきました。成分の違いを考えてみると『ハイパードライブ』には大豆由来のフォスファチジルセリンが配合されていて、これが筋分解を抑制する訳なんですが、これの違いではないかと思ったりはしています。
 
 
 さて、引き続きEAA & HMBなんですけど、今回はkentaiの製品を使ってみることにします。どちらにもBCAAは配合されているんですが、比率は異なっています。『ファイナルEAA & HMB』は、バリン、ロイシン、イソロイシンが1:4:1なんですが、『EAA + HMB』はこの比率が1:2:1になってます。バリン、ロイシン、イソロイシンの比率は1:2:1の時に最もパフォーマンスを発揮するというのが少し前の研究結果だったんですが、最近は1:4:1の方がパフォーマンスが良いと修正されています。したがって、『ファイナルEAA & HMB』の方が最新の研究結果に基づいているというわけです。


EAA + HMB(健康体力研究所)



 が、HMBについては『EAA + HMB』の方が配合量が多いです。HMBはどちらかと言えば回復系の成分であるととらえているような気がします。keitai社は…。
 
 なので、10月の人体実験は、結果的にフォスファチジルセリンの効果について実証したみたいな形になってしまいましたけど、11月の人体実験はHMBの効果について、何かが明らかになるんじゃないかと思ってます。

突発的人体実験(Blocker300)

2011-11-02 08:53:13 | 人体実験
 カンフー・パンダは、ブロック系のサプリメントにはまだ手を出していなし、現在のところは手を出す予定もないんですが、試供品をいただいてしまったので、捨ててしまうのももったいないので試してみました。
 
 炭水化物が麦芽糖に分解されるのを防ぎ、また脂肪の消化を阻害する"STRONG BLOCKER2000"というのは、店頭でもよく見かけるんですが、それのゼリー版です。カンフー・パンダ的には、カルニチン&カプサイシンを主成分としたの"STRONG BURNERS"とか、CLA(共益リノール酸)を主成分にした"NIGHT BURNERS"の方に興味があったりするんですが、まだ詳しく調査したわけではないです。




 さて、"STRONG BLOCKER300"ですが、ゼリータイプで持ち歩きが楽です。食前でもOKですが、食後に食べ過ぎてしまったと思ってから使っても良いようです。マンゴー味なんですけど、後味が苦いです。まぁ、薬だと思えば我慢できないような苦みではありませんが…。
 
 配合されているのはプロタミンで、脂肪ブロック成分として働きます。摂取した脂肪分は、消化酵素により体内に吸収されやすいように分解される訳なんですが、その分解酵素に働きかけ、脂肪分の分解を抑制するようです。
 
 
 試供品を使っただけでいきなりダイエットできると言うはずはないのと、もともと体重よりもビジュアルを重視しているので、体重計に乗って人体実験結果を記録したわけではありません。で、一番のネックは後味の苦みじゃないかと思います。カンフー・パンダは、なんとしてもダイエットしたい。体重を落としたいと考えているわけではないので、続けられないと思います。そんなに苦くないんですけど、ゼリーはやっぱり美味しくないと…。

突発的人体実験(CoQ10包接体)

2011-10-30 11:33:43 | 人体実験

 月例の人体実験ではなくて、今回は珍しく突然突発的人体実験です。

 月例人体実験のために、サプリメントの新作情報には目を光らせている訳なんですが、今回は『CoQ10包接体(ファインラボ社)』に注目してみました。『CoQ10』というのは、いわゆる補酵素なんですけど、いろいろな働きを担っているとされています。




 具体的には、肌の弾力性や水分量を向上させ、コラーゲン分解酵素の働きを抑えることによる美肌効果。心筋を保護、増強することによる心臓機能強化。血流を促進することによる冷え性改善、コラーゲンやコンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸などの生成を促進することによる関節軟骨の修復&再生。細胞の活性化による自律神経失調症の軽減。その他にもいろいろな効果が認められているようです。ダイエット系のサプリメントとしてもカルニチンとともに配合されていますね。カルニチンは遊離脂肪酸を筋肉細胞に運び込むのを手助けしてくれるわけですが、実際に遊離脂肪酸を細胞内のミトコンドリアで燃焼させるときの着火剤としてCoQ10が使われるわけです。なので、持久力系とか心拍数が高くなる競技でのアスリートはよく使っているんじゃないでしょうか?。
 
 が、CoQ10は、光や熱、空気により変性しやすいことが知られており、それらの肝機能への影響が心配されていたりします。CoQ10は抗酸化作用を持つ訳なんですけど、それはつまり不安定であることの裏返しでもあるわけですね。活性酸素に対して、自らが攻撃を受けて身代わりになることで、細胞を守るわけなので、細胞よりも活性酸素の影響を受けやすいと言うことですね。
 
 また、CoQ10は凝集しやすいことが言われていました。要は、複数のCoQ10分子がくっついて大きな塊になってしまうと言うことで、吸収率が低下してしまうと言うことです。
 
 今回、カンフー・パンダはこのCoQ10の効能を読んでいて、引っかかったのが関節軟骨の修復&再生なんですね。夏に膝を痛めて、なかなか回復しないので、何とかしたいと思っていたところに、関節軟骨の修復&再生の文字が出てくれば、反応しない方がおかしいというもんです。
 
 整形外科は、二つの病院で観てもらったんですけど、湿布と鎮痛剤が処方されて、様子を見てくださいという話で終わってしまうのは両病院とも同じだったので、逆に言えば、整形外科の守備範囲ではないんだろうとの判断です。実際に、膝関節の屈曲&伸展の動作中に痛みが出るのではなく、完全に屈曲できなかったり、伸展させると痛みが出る状態なので、そうした場合は、関節の問題ではなく、筋や腱の問題らしいです。靱帯の方にも問題はないらしいです。
 
 関節に痛みが出た場合に、日本の病院では湿布と鎮痛剤が処方されるんですが、外国の病院では、コンドロイチン&グルコサミンが処方されたりするみたいです。それに習って、カンフー・パンダも関節系サプリメントを使っていたりしますが…。
 
 ここで、CoQ10が関節軟骨の修復&再生に目が止まった訳なんですが、結構良い感じで、膝の痛みと腫れは改善しました。軟骨の修復&再生が数日で出来るわけではないので、摂取時期と回復時期がたまたま一致しただけなのかもしれませんが…。
 
 と言うことで、もう少し続けてみます。

(結果発表)10月の人体実験(Final EAA + HMB/ファインラボ社 & L-グルタミン/ゴールドジム)

2011-10-29 12:47:25 | 人体実験
 体内では、筋肉の合成と分解が恒常的に、平衡的に起こっているんですが、トレーニング開始直後からトレーニング終了後しばらくは、筋分解の方が優位になるわけですね。トレーニング終了後しばらくって、どれくらいなのかと言えば数時間と言われてますね。少し以前の考え方は、トレーニングで分解された筋肉が超回復で合成されるタイミングに合わせてプロテインを摂取するのが効果的だと言うことだったんですが、現在は、トレーニング中の筋分解を出来るだけ抑制するという考え方が取り入れられています。一歩下がって二歩進むよりは、出来ることなら一歩下がるのを半歩にして二歩進んだ方が効果的だというわけですね。なので、トレーニング後のプロテイン摂取も重要ではあるんですけど、それよりもトレーニング前のアミノ酸摂取の方の優先度が高くなってきているわけですね。アミノ酸に加えて、筋分解を阻害するような成分が配合してあればベストと言うことで…。
 
 『ファイナルEAA + HMB』なんですけど、名前の通りで、必須アミノ酸(EEA)とHMBを主体としたサプリメントなので、トレーニング前かトレーニング後に摂取すると言うことになるんでしょう。カンフー・パンダは、BCAA溶液をペットボトルに詰めて持ち歩くこともありますが…。と言った話をし出すと脱線するので、別の機会にすることにして、トレーニング前、トレーニング後のEAAもしくはプロテイン、トレーニング中のBCAAというのはもはや定石で王道だと言っていいと思います。トレーニング前にプロテインという場合は、30分くらい前にした方が良いと思いますが…。カゼイン系ならもっと事前に摂取した方が…。



 
 BCAAは、バリン、ロイシン、イソロイシンなんですが、この中のロイシンはBCAAの中でも特異なアミノ酸で、ロイシンの血中濃度が筋合成のトリガーになっているらしいという情報があります。EAAやBCAAを摂取しておけば、トレーニング中でもロイシンの血中濃度が高く保たれるので、筋合成を高く保つと言うことです。筋合成と筋分解は、平衡反応なので、筋分解が起こっているときは筋合成が起こっていないと言うことではないわけです。かつ、トレーニング終了後に、筋合成が筋分解に対して優位になるまでの時間も短縮できるのではないかと考えられるわけです。
 
 トレーニング中のBCAA補給は、BCAAが肝臓を経由せずに直接使用されると言うこともあるんですけど、筋肉を分解してBCAAとし、それをエネルギ源とするのを抑制する働きもあります。筋肉中にBCAAが充満していれば、わざわざ筋肉を分解してBCAAを取り出す必要がないからです。一方、トレーニング前のEAA摂取は、トレーニング中のエネルギ補給の意味もあるんですけど、血中ロイシン濃度を高めることにより筋合成の促進を行い、結果的に筋分解を抑制するというメカニズムになっているわけです。
 
 HMBですが、βハイドロキシβメチルブチレンなんですけど、ロイシンから合成される物質で、筋分解を抑制働きがあるようです。また、それ自身のエネルギとして使用されるらしいです。ピーク時の筋力アップを引き出す働きもあるようです。HMBはロイシンから合成されるんですが、1gのHMBを体内で合成するためには約20gのロイシンが必要で、かつロイシンの5%程度がHMBに変換されるだけなので、一日の必要量とされている3gのHMBを得るためにはロイシン60gを日々摂取する必要があるわけです。ちなみに普通に食事をしていれば1~3g程度のHMBは摂取出来るみたいです。
 
 
 理論編はこれくらいにして、カンフー・パンダの実践編&結果なんですけど、『ファイナルEAA + HMB』を使う前は、トレーニング前には『ハイパードライブ(ハレオ社)』、トレーニング中は『C3X(ハレオ社)』、トレーニング後は何のケアもなしだったんですけど、トレーニング前を『ファイナルEAA + HMB』を1/2量、『ハイパードライブ』を1/2量にしてみました。で、トレーニング後は『ファイナルEAA + HMB』&『L-グルタミン(ゴールドジム)』ということにしてみました。『ハイパードライブ』が切れたあとも補充せず、『ファイナルEAA + HMB』のみでやってみたんですけど、トレーニングのパフォーマンスが低下したようには感じられないです。カンフー・パンダにとって『ハイパードライブ』は明確なトレーニングのパフォーマンスアップが感じられる素敵なサプリメントの一つなんですが、それに匹敵する効果が体感できているわけですね。『ハイパードライブ』を使い始めた頃の高重量低レップのトレーニング内容が、現在は若干変化していると言うことも影響はしてるとは思うんですが…。




 どちらにしても『ハイパードライブ』を『ファイナルEAA + HMB』に置き換えることが出来るなら、コスト面でかなり助かります。あとは、トレーニング後の『ファイナルEAA + HMB』&『L-グルタミン』のスタックを、『L-グルタミン』のみに減らすか、それぞれ1/2量に減らしてみても良いんじゃないかと思ってます。元元トレーニング後のサプリメントって、あまり効果が感じられないので…。

(参考URL)
10月の人体実験(Final EAA + HMB/ファインラボ社 & L-グルタミン/ゴールドジム) 

来月の人体実験(アルティメット・ファット・バーン、CLA、L-カルニチンの強力スタック)

2011-10-21 22:55:48 | 人体実験
 ダイエット系のサプリメントにも色々あって、大まかに分類すると基礎代謝を上げて、積極的に脂肪を消費させようというアプローチのサーモジェニック系、摂取した食品の消化吸収を妨げるブロック系、その他の三つになると思ってます。
 
 サーモジェニック系は、使い続けて2ヶ月くらいすると、身体の方がサプリメントの効果に対抗するようになってきます。なので、サプリメントの効きが悪くなったように感じられるわけですね。そうしたときには、別のアプローチを採用しているサプリメントにスイッチしてしまうのが効果的です。カンフー・パンダの場合は、『ファイナル・バーン(ファインラボ)』や『アルティメット・ファット・バーン(ゴールドジム)』を2ヶ月くらい続けたら、アルファリーン(ハレオ)』を1ヶ月挟んで、また『ファイナル・バーン』に戻るといったローテーションを構成することにより、身体をだましてやるわけですね。ウェイトトレーニングの場合、同じトレーニングメニューを続けていると、それに身体が慣れてしまって効果が薄くなってしまうことがあります。そうした場合はトレーニングの構成をさらっと変えてしまうことによって、身体に新たな刺激を与えることができます。幻惑法とか言うんでしたかね。
 
 ここで、『ファイナル・バーン』と『アルファリーン』を同時に使ったらどうなるかと言うことに、ものすごく興味があるわけですね。グリコから『エクストラ・バーナー』という新製品が出たとかでないとかの話が聞こえてきていたので、11月の人体実験は『エクストラ・バーナー(グリコ)』にしようかと思ってたんですけど、運悪く、店頭になかったので、かねてより興味のあった、『ファイナル・バーン』&『アルファリーン』の強力スタックを試してみようかと思い立ったわけですね…。
 
 が、さすがに『ファイナル・バーン』と『アルファリーン』をスタックするだけの予算がないので、ちょいと代替品を探してみたところ、『アルティメット・ファット・バーン(ゴールドジム)』、『CLA(ゴールドジム)』、『L-カルニチン(ゴールドジム)』で行こうと言うことになりました。トリプル・スタックですが、これでも『ファイナル・バーン』&『アルファリーン』よりもリーズナブルです。

 アルティメット・ファット・バーン(ゴールドジム)
 CLA(共益リノール酸)(ゴールドジム)
 L-カルニチン(ゴールドジム)



 少しだけ解説しておくと、『アルティメット・ファット・バーン』は、基礎代謝を上げることにより、脂肪を積極的に燃焼させ、エネルギーとして使ってしまおうというアプローチです。『CLA』は、筋肉のインシュリン感受性を高める働きがあり、これによって体脂肪の蓄積を予防しながら、体脂肪の分解と酸化(燃焼)を促すわけです。体脂肪に対する攻め&守りの働きを持つわけですね。『CLA』は、『L-カルニチン』の働きを高める作用があります。『L-カルニチン』の働きは、脂肪酸をミトコンドリアに運び込む働きがあるわけですが、『L-カルニチン』の働きが活性化すれば、脂肪酸の参加が促進されることになります。ここでも『CLA』によって血液中にたたき出された脂肪酸が、活性化したカルニチンによってミトコンドリアに運び込まれ、燃焼させるという協奏的な反応が起こるわけで、一石二鳥な訳ですね。
 
 このトリプルスタックは、かなり強烈な効果があると予想されるんですけど、多分、一ヶ月くらいが限度ですね。予算的にもそうなんですけど、一回やったら、三ヶ月くらいは、このスタックはしない方が良いような気がします。気がするだけですが…。
 

(結果発表)10月の人体実験(カルニチン&CLA/ニューレックス社)

2011-10-19 09:47:28 | 人体実験
 10月の人体実験については、別のことを考えていたんですけど、ニューレックスのデモンストレーション会場で、なぜかデモンストレーターと意気投合してしまったので、ニューレックスの『カルニチン&CLA』を購入してしまいました。2本セットで、10日分くらいのサンプル付き、しかも2割引という特典が付いていたので、ちらり思考停止してしまったところがあるんですが…。
 
 さて、ダイエット系のサプリメントとしては、カルニチンのような脂肪燃焼を目的としたものとCLAのように脂肪細胞の細胞のサイズを縮小させるだけでなく、脂肪細胞の数を減らすアプローチを行うもの、あとは摂取カロリーの吸収をブロックするものなどがありますが、カンフー・パンダは、その経験から、カルニチンとCLA(共益リノール酸)のスタックは強力な効果を発揮すると思っています。カンフー・パンダとしては『ファイナル・バーン(ファインラボ社)』、『アルティメット・ファット・バーン(ゴールドジム)』などのサーモジェニック系を2~3ヶ月続けたあとは、『アルファリーン(ハレオ社)』のようなCLA、オメガ3系を1ヶ月といった感じでローテーションをかけて使っているんですけど、これを同時に使ったら、つまりスタックしたらどうなるのかということについては興味を持っていました。そこに来て、ニューレックスの『カルニチン&CLA』を見せられたわけですので、ほとんど延髄反射的に購入してしまいました。先に述べたとおりで、特別価格だということもあったんですが…。





 で、『カルニチン&CLA(ニューレックス)のですが、摂取目安が5~15粒/日で、5粒摂取した場合、カルニチンが200mg、CLAが700mg含まれているとのことです。最初のこれを読んだときに、カルニチンは200mg/粒だと思い込んでしまったんですけど、200mg/5粒なんですよね。あんまり効果が出ないなぁ…、と思って成分を見直して気がつきました。
 
 実は、カルニチンなんですが、1000mg/日くらいを摂取しないとダイエットには効果がないとの実験結果が出ているようです。なので、完全に不足です。カルニチンをダイエット目的で購入する場合は、一日の推奨摂取量に含まれるカルニチン量をチェックしましょう。
 
 CLAの方も、『アルファリーン(ハレオ社)』の場合、1日分(6カプセル)に1,500mgのCLAが含まれているので、約1/2量。逆に、比べるのがかわいそうなくらいです。カルニチン&CLA配合で4,000円くらいの製品と、CLA、O3配合で7,000円近い製品を比べてはいけないとは思いますが…。
 
 摂取目安として5~15粒/日と表記されているんですけど、15粒でもカルニチンは600mgにしかならないですね。逆に、CLAは15粒で2,100mgになりますので、こちらの方は効果が期待できそうです。が、15粒/日ずつ使っていくと10日でなくなってしまいますので、ちょっともったいない気がします。
 
 やはり、しっかりとダイエットを目指すのであれば、成分配合量をしっかりと確認して、安いからと思って飛びつくのは行けませんね。反省です。
 

(結果発表)9月の人体実験(アルファリーン/ハレオ社)

2011-09-21 21:32:22 | 人体実験
 まだ9月末までには少しありますけど、9月の人体実験のテーマでアル『アルファリーン(ハレオ社)』の結果発表です。



 
 まず『アルファリーン』なんですけど、いわゆるサーモジェニック系の、代謝を上げて脂肪燃焼を促進するというアプローチではなく、脂肪細胞を縮小させる、あるいは脂肪細胞自体の数を減らしてしまおうとするアプローチですね。なので、サーモジェニック系サプリメントとローテーションを組んで使うことにより、サーモジェニック系で保護モードに入ろうとする身体をだますような使い方ができるわけですね。また、サーモジェニック系のオフの期間に使うことによって、継続的なダイエットを行うこともできるわけです。

 余談なんですが、秋になるとテストステロン(男性ホルモン)の分泌量がアップするとされています。秋に妊娠すれば、出産は春頃になり、その時には食料が十分にあるわけで、このあたりは自然の摂理というか生存のための本能的な部分なんでしょう。で、テストステロンは体脂肪を減少させる働きもあったりしますので、秋は、それほど努力しなくてもダイエット替えきてしまうということにもなります。ただし、冬眠をする動物たちは、冬を越せるだけの脂肪をまとったりしますが…。


 カンフー・パンダは、以前にも『アルファリーン』を使ったことがあるんですけど、実はそれほど効果を実感できなかったりしました。ただ、今回は効きましたね。もちろん、サーモジェニック系のサプリメントよりは緩やかな効き具合ではありますが…。前回との違いがあるとすれば、前回は『アルファリーン』のみ、今回は『アルファリーン』に加えてトレーニング直前には『4Way Maga Burn』を使っていたということくらいでしょうか。カルニチンは、ダイエットサプリメントとして認識されているようなんですけど、後発性の筋肉痛を抑える効果もあって、これを体感してしまうと外せなくなるんですよね。





 筋肉痛については、筋肉痛が激しいほど、激しいトレーニングを行ったということになり、筋肥大も期待できるという風に、トレーニング強度の目安にしている人もいるみたいなんですけど、筋肉痛が長く続くと、日常生活にも支障を来したり、別の部位のトレーニングを行う際にパフォーマンスが低下したりするので、あまり好ましいことではないとカンフー・パンダは考えています。


 具体的な効果についてなんですけど、カンフー・パンダは、特にサイズや体重を量ることがなくて、あくまでもビジュアル依存なんですが、腹回りの脂肪量が減ったような気はします。ステップランニングをやるときに、マシンに乗った時点で体重が表示されてしまったりするんですが、トレーニングウェア&シューズを含んだ数値であることを考えると、9月頭よりは1kgダウンしてます。やっぱり秋だからですかね。
 

10月の人体実験(Final EAA + HMB/ファインラボ社 & L-グルタミン/ゴールドジム)

2011-09-19 21:27:59 | 人体実験
10月の人体実験ですが、ファインラボ社の新商品『Final EAA + HMB』にしました。EAAというのはEsseitial Amino Acidの略で、日本語では必須アミノ酸ですね。体内では合成できないので、必ず外部から、食品から摂取する必要があるわけです。体内で合成できるアミノ酸は、非必須アミノ酸と呼ばれる訳なんですけど、ちなみに非必須アミノ酸は必須アミノ酸から合成することができます。
 
 で、最近このEAAが再びブームなのか、ファインラボ社だけではなくてKentai社からも『EAA + HMB』が発売されてました。で、これも指摘されて気がついたんですけどハレオ社の『ハイパードライブ』もEAA系なんですかね。カンフー・パンダはBCAA系商品だと思ってたんですが、調べてみたらBCAA以外も配合されてました。EAA系ですね。
 
 トレーニング中は、筋合成よりも筋分解の方が優位になります。通常は、運動後の数時間は筋分解が昂進する訳なんですが、トレーニング前後のEAA補給によって筋合成が高まると言われています。トレーニング前にEAAを摂取しておくと、トレーニング直後から筋合成が筋分解を上回ると言われているので、超回復までの時間が短縮されたりするわけですね。
 
 カンフー・パンダは、すでに『ハイパードライブ(ハレオ社)』をトレーニング前のサプリメントとして使っているので、トレーニング後に『Final EAA + HMB』を使ってみることにしました。『ハイパードライブ』と言えば、EAAに加えて大豆由来のフォスファチジルセリンが含まれていて、これが強力に筋分解を抑制してくれますので…。
 
 先に言っておくと、実はカンフー・パンダはトレーニング後に『ハイパーリロード(ハレオ社)』を使ってみたときには、それほど効果を体感できなかったんですね。『ハイパーリロード』はEAA、グリコーゲン、グルタミン、L-カルニチン、L-酒石酸円、ビタミンC、ビタミンEが配合されている回復ブースターなんですけどね。



 
 で、今回なんですけど、またもや入れ知恵されてしまい、Final EAA + HMBに加えてグルタミンを使ってみることにしました。よって、



 
 トレーニング前:ハイパードライブ(ハレオ社) 1/2量 & Final EAA + HMB(ファインラボ社) 1/2量
 トレーニング中:C3X(ハレオ社)
 トレーニング後:Final EAA + HMB(ファインラボ社)、L-グルタミン(ゴールドジム)
 
 となるわけですね。
 

 余談ですが、BCAAは肝臓を素通りして筋肉に到達し、エネルギ源として使用されるのに対して、EAAは肝臓での処理を経て、各部位に送られるわけですね。そうしたことから考えると、トレーニング中については、できるだけ消化&吸収の少ないBCAAの方がEAAよりも有利と言うことになるわけですね。
 
 あとHMBですけど、ロイシン代謝物らしいです。

◆結果発表
(結果発表)10月の人体実験(Final EAA + HMB/ファインラボ社 & L-グルタミン/ゴールドジム)

9月の人体実験(アルファリーン/ハレオ社)

2011-09-11 21:25:12 | 人体実験
ここしばらく、四ヶ月くらいサーモジェニック系のサプリメントを使ってきましたので、身体をだますためにもサーモジェニックではないサプリメントにスイッチしようという考えです。一ヶ月くらいのオフを設けても良いんですが…。
 
 さて、今回は『αリーン(ハレオ社)』です。またハレオ社の製品かと言われそうですが…。




 
 ダイエット系サプリメントは色々あるんですけど、比較的習慣的にトレーニングをしている人は、サーモジェニック系のサプリメントが効果があるようです。ただ、使い続けていると身体が抵抗するというか防御モードに入ってくるので、身体をだますためにもオフ期間をおいたりする訳なんですが、アプローチの異なるサプリメントのスイッチするというのも一つの方法です。で、αリーンなわけですね。
 
 以前も紹介したんですけど、成分は下記の通りです。
 
◆チャージドCLA
 CLAというのは共役リノール酸(conjugated linoeic acid)の略で、リノール酸の異性体のうち、炭素-炭素感の二重結合がにこ共役した形の部分構造を持つものの総称です。反芻動物から見つかった不飽和脂肪酸で、反芻動物の消化管内で微生物が生産するものです。共益リノール酸は構造的にトランス型の二重結合を有するものが多いんですが、非共役トランス脂肪酸以外の脂肪酸と同様に振る舞うことから、アメリカ食品医薬品局ではトランス脂肪酸の規制から除外しています。
 
 で、チャージドCLAはCLAを1,500mg、ガラナエキス410mgのコンビネーションらしいです。動物実験では、脂肪細胞のサイズを縮小するだけでなく、脂肪細胞数を減少させることが判っています。新しい脂肪細胞の生成を防いだり、栄養素を細胞内に入れないようにする訳なんですが、脂肪酸の放出は妨げないようです。
 
◆O3
 O3はオメガスリーと呼びます。いわゆる魚油です。EPA(エイコサペンタン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)ですね。脂肪酸酸化促進作用と脂肪燃焼酵素の活性化による体脂肪分解作用を有しています。筋肉のインシュリン感受性を高めるので、脂肪細胞への栄養分配を阻害します。
 
◆フォスフォリーン
 PPAR-アルファ受容体を介して、体脂肪燃焼促進と脂肪貯蔵抑制をサポートします。