【ガブリエル】
カルロスは女性客に細かな心配りをしているのがウケて、固定客をつかんでいた。ある日そのお得意さんのひとりの老婦人ヒルデブランドのマッサージをしていたところ、彼女がオーガズムに達したことに気づいてカルロスは困惑。しかも大量にチップをもらったことで、ガブリエルにはうまく説明できなかった。
ところがある日、ヒルデブランドから「2ヶ月間ヨーロッパにお抱えマッサージ師としてついてきて欲しい」と、破格の報酬を提示される。それを聞いてガブリエルは大喜びする。
しかしカルロスの同僚からオーガズムの話を聞いて「話が違う」と直接怒鳴り込むことに。しかしヒルデブランドから「スタイリストとしてついてきて欲しい、娘たちも一緒に」という夢のような話を提示され、ガブリエルは舞い上がってOKするが、ヒルデブランドの本心を知る由も無く・・・
【ブリー】
オーソンがブリーの会社で働き始めるが、張り切るあまりキャサリンの仕事を奪うことになり、公私共にやりがいを失ったキャサリンは「ディランのところに行く」と言い出す。
慌てたブリーは、オーソンから「大学時代のルームメイト」と聞いていたケータリングの客ピーターとキャサリンの仲をセッティングすることに。しかし実はピーターはルームメイトではなく、オーソンの刑務所仲間だったと知って慌てるが、時すでに遅くキャサリンはピーターと寝てしまっていた。
真相を知ってますます落ち込んで「家族のところに行く」と言い出したキャサリンに、ブリーは「私も家族、姉妹のように思っていて失いたくない」と説得して引き止めたのだった。そして独り者同士のキャサリンとマイクに、新たな恋の予感が・・・?
【スーザン】
ジャクソンに別れを告げられたスーザンは、彼がやった仕事を塗りつぶそうと塗装業者を呼ぶ。そして業者に経緯を愚痴ったが、逆に「もったいないことをした」と言われてしまう。
そこでジャクソンの部屋に行き、シャワー中のところを驚かそうとするが、それはジャクソンではなくナンパした女性だと知ってスーザンは激怒。別れておきながら今更嫉妬するスーザンの複雑さに呆れながらも、ジャクソンはスーザンとやり直すことを決心するのだった・・・
【リネット】
トムがバンド用の練習場を借りることになったが、それを仲介した不動産屋のアン・シリング(ポーターの友人カービーの母)がセクシー美女のため、リネットは内心面白くない。しかもトムが練習場に黙ってベッドを持ち込んだことでさらに不安は増大する。
そこで練習が延びて遅くなると聞いたりネットはこっそり覗きに行くが、トムは練習ではなくゲームをしていた。離婚の心配をするリネットをなだめるトムだったが、床に落ちていたコンドームの袋を発見してドッキリ。
実はトムはリネットには内緒でポーターに隠れ家を貸していたのだった。夜中こっそり抜け出したトムは真相をただすが、ポーターは「相手はクラスの子」と言う。しかしポーターが密会している相手はアン・シリングだった。そうとは知らないリネットは、トムがいるはずの夜中の隠れ家からアンが出てきたのを見て、完全に誤解し家を出ようとする・・・
【イーディー】
マクラスキーはイーディに「薬のせいだった」と謝罪するが、一方で妹のロベルタを呼び寄せてデイヴの本性を探ろうとする。ロベルタが携帯会社勤務なのを利用して、彼の通話記録を調べることに。
一方でイヴはおやじバンドの練習を本格化する。デイヴが「練習の日を増やそう」としつこく持ちかけたことで、あまりの入れ込みようにマイクは不審に思う。
イーディはデイヴがうっかり漏らした「兄のバンド」の話から、兄の存在を初めて知る。デイヴの兄は薬にはまって刑務所送りの果てに服役中殺害されたのだが、相手は無罪だったのだと・・・
そんな話をなぜ今まで黙っていたのか、イーディは不思議に思うが・・・
------------------------------------------------------------
マクラスキーさんの妹ロベルタ登場!
これがまた・・・あの姉にしてこの妹ありっていう感じで。マクラスキー母が存命だったらかなり恐ろしいことになりそうな女系の系譜。
マクラスキーさん役のKathryn Joostenは、かつて「ザ・ホワイトハウス」で大統領の秘書ランディンハムさんを演じていたのだが、ランディンハムさんは突然交通事故で急死という形で降板してしまった。ランディンハムさんは若い頃からバートレット大統領について秘書をしていて信頼厚く、ドラマの中では非常に愛すべきキャラとして定着していた。今でこそ「マクラスキーさん」のイメージが強い彼女だが、長いことどうしても「ランディンハムさん」以外の何者でもなかった。
ランディンハムさんが抜けた穴は埋めがたいであろうと思ったのだが、その後に後任として採用されたフィダラーさんを演じていたのがロベルタ役のLily Tomlin。穴は埋まらないだろうと思っていたら、アクの強い毒舌秘書キャラで別の穴を開けるという荒業をやってのけた実力派女優さんなのだ。だから「ザ・ホワイトハウス」ファンにとってはこの配役は非常に感慨深いものがある。
・・・かつて同時には存在しなかった強烈キャラが姉妹役で共演するなんて、誰だこんなキャスティングをしたのは!ありがとう!!これからが楽しみだ。
新キャラヒルデブランドさんにも、これまたクセモノ女優が登場。マッサージで・・・って、なぁ・・・すごい設定だ。
カルロスも確かに昔はブイブイいわせていたわけだが、それはそれとして、キャラ的に女性客への細かい心遣いで成功するっていうのがイメージとしてわかるようなわからないような。
ガブリエルの平和をかき乱すキャラには「清純だけど裏がある」っていう傾向があるんじゃなかろうか。
しかし「おしゃまなレディ」て・・・ヒルデブランドさん、ホワニータ姉妹に会った事ないから・・・とか思ってしまった。いや、ホワニーたんはかわいい・・・よ。
オーソンは元が歯医者さんだったから、いくら料理ができるからといっても最初はグダグダになるんじゃないかと思ってたら、意外と使える人材だったらしい。
しかし「ルームメイト」は・・・窓とかに鉄格子が入ってて、二段ベッドにトイレがついた部屋をシェアする「ルームメイト」だったのね・・・。せめてブリーにはこっそり正直に言っていれば、キャサリンの日照りに雨は降らずに済んだものを。
ブリーもおばあちゃんだしキャサリンもおばあちゃんなのに、まだまだ二人とも全然「現役」なんだな。日本人はよく「若く見える」っていうけれど、欧米人の方がよほど長く現役続行してるよなぁと思う。70代でも、へたすると80代でもスターティングオーダーに名前を連ねたりしてるし・・・
いつまでも若々しく美しく・・・っていうのはいいけど、10代の小娘たちと変わらないドロドロはいただけない。今度はキャサリンとマイクって、ここはメルプレかビバヒルか?単体で見ればキャサリンとマイクって良いカップルだし、こんどこそマイクにスーザンの呪いから離れて幸せになって欲しいとは思うが、また内部で取っ換え引っ換えか!という感じはどうしてもしてしまう。
一方リネットのところはとんでもないことに・・・。この間恋に恋する少年の片鱗を見せていたポーターが、唐突に人妻とのアブナい不倫に!
ポーター・・・古今東西、ミセスロビンソンとの青い経験は不幸になると相場が決まってるのに。まぁ親友の母親との恋が成就すると、俳優とか野球選手とかで大成する場合があるけどね(特定約2名ほどに限定されるが)。ガブリエルがジョンと不倫してた頃に小学生だった双子の片割れが、ジョンと同じことをしてるなんていやはや早いなぁ、って途中5年ほどはしょってるけど。
そしてわが子がそんなドツボだとは知らずに、親のほうがまた現役でやきもきすったもんだしてるし。トムが「発見」したときにはドキっとしたけど、ああいうとこがデス妻のあざとさギリギリのうまさかも。
それにしてもなぜポーターにだけこんなに出番が?この先プレストンにも目立つチャンスはあるのだろうか。前回はポーターだったので、今回はプレストンに割り当てられるのかと思ってたらそうじゃないんだな。どうかプレストンにも出番をあげてください・・・
ジャクソン、だから逃げろって言ったのに。
「君には怒る権利ないはず」・・・うん、ない。
この「フレンズ」のロスの名台詞「あれは別れた後だー!」は永遠のテーマなのかな。
まぁジャクソンは自分でドツボに飛び込む道を選択したので・・・知らんぞ。
そしてデイヴ・・・これは・・・兄を殺して無罪になった相手がマイクなのか・・・
ウィステリア通り、犯罪者多すぎ・・・
【 脇俳優チェック 】
◆マクラスキーの妹ロベルタ .... Lily Tomlin
オフィシャルサイトあり。
「ザ・ホワイトハウス」ではバートレット大統領の秘書デボラ・フィダラー役。前任者のランディンハムさん(マクラスキー役のKathryn Joosten)の急死により、後任者として採用された。クセのある性格も次第にバートレットに愛されるようになる。
「TVキャスター マーフィー・ブラウン」では、日本未放映の第9シーズン以降にレギュラー。
映画「レイト・ショー」の演技でベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞。他に舞台でも活躍し、「The Search for Signs of Intelligent Life in the Universe」の一人芝居の演技でトニー賞女優賞を受賞。
他に「キッド」「ムッソリーニとお茶を」「9時から5時まで」など。
私生活では、レズビアンとしてカミングアウトしており、女優の Jane Wagnerと長くパートナー関係を築いている。
「ダメージ」では第3シーズンからレギュラーの予定。
◆ジャクソンの部屋にいた女性ダーシー .... Amy Stewart
「FBI~失踪者を終え」第6シーズン6話「狼の末路」では、連続殺人犯テリー・ウィッカーの妹のシルヴィア・ウィッカー役。ウィッカーは殺した女性から奪ったジュエリーをシルヴィアにプレゼントしていた。
「プライベートプラクティス」第1シーズン5話「夢と妄想」では、強盗に襲われた記憶とトラウマを薬で消したいとサムに希望してきた患者ベス役。実はベスは犯人から性的暴行を受けており、そのことは夫に伏せたいと願っていたが、夫のジョンはその話しを聞いてしまう。
「ザ・ホワイトハウス」第5シーズン7話「激化する対立」では、最高裁長官アシュランドのスタッフのリサ・ジマー役。突然倒れた長官に付き添って病院につめていたが、トビーが来訪してきた意図=退任勧告を察して、面会を拒否する。
「コールドケース」第4シーズン19話「自転車」では、我が子クレイトンが殺されたことで家庭が壊れてしまった、母親のタラ役を演じている。
「ラスベガス」第1シーズン9話「美人姉妹の悪巧み?」では、メアリーがお世話していた合同結婚式の花嫁カレン役。準備そっちのけでラスベガスに浮かれる婚約者にブチ切れて、男性ストリッパーとカレンがハメをはずしたことで案の定大モメ。メアリーは何とか二人がよりを戻せるように奮闘するのだった。
「CSI:NY2」1話「灼熱の街」では、高層ビルで殺害されたビジネスマンディラードの妻役で登場。ディラードの殺害を目撃したビル登りパフォーマーが、通報しようとして落下した事件。
「ER」第6シーズン10話「家族の問題」で、コーデイが担当したレイプ犯ディーンに、被害者で行方不明の妹の居場所を聞きたいと会いに来た姉の役で登場していた。しかしコーデイの尽力もむなしく、ディーンは面会途中から精神状態がおかしくなり、姉に暴言を吐いて傷つけるのだった。
出演シーンの画像や動画をこちらで見ることができる。
◆マッサージ師仲間クレイ .... John Ducey
オフィシャルサイトあり。
「ジョナス」ではジョナスブラザースの三兄弟の父でバンドのマネージャーもつとめるトム・ルーカス役。
「マイネームイズアール」第1シーズン11話「ライトチョイス牧場の思い出」では、更生キャンプのカウンセラー役。
「ジョーイ」第1シーズン10話「ウソって最高!」では、アレックスの大学の同窓生で、同窓会にいたジョーイを同じ大学出身だと勘違いした映画プロデューサーのスティーブ役。彼を通じてエンタメ系のコネを紹介してもらえるようになったため、ジョーイはウソで話を合わせなければいけなくなる。
「魔女サブリナ」では「スコーチ」の広告担当のレナード役でサブレギュラー。
◆スーザンが塗り直しを頼んだ塗装工フランク .... Steven Williams
オフィシャルサイトあり。
「Xファイル」では、ディープスロート後のモルダーへの情報提供者Mr.X役。
「クリミナル・マインド」第2シーズン22話「出口のない迷路」では、カンザスシティ警察のライト警部役。部下のマクギー刑事が連続殺人事件ではないかとBAUに単独申し入れをしたため、頭越しの捜査依頼を妄想と決めつけて認めようとしない。
「スーパーナチュラル」第3シーズン15話では、酒好きの元ハンターのルーファス・ターナー役。第5シーズン2話に再び登場予定。
◆不動産屋のアン・シリング .... Gail O'Grady
オフィシャルサイトあり。
「THE MENTALIST/メンタリストの捜査ファイル」第1シーズン1話「レッド・ジョンの影」では、冒頭で娘マーシーが行方不明になった後殺害されたジュン役。夫(元レックス・ヴァンデカンプ役のSteven Culp)との状況などをパトリック・ジェーンに見透かされたことでショッキングなオープニングを引き起こすことに。
「CSI:8」4話「怖い水」では、胸が女性のように膨らんでいた首吊り殺人の被害者ブライアンの母親で乳がん闘病中のリン役。捜査の過程で性転換疑惑を聞き、息子と父親代わりのサイデンの関係を誤解したことからさらなる悲劇を産んでしまう。
「CSI:マイアミ7」3話「刃」では、デルコがカウセリングしてもらっていた精神科医レイチェル・マーシュ役。彼女の娘チェルシーが殺害された事件がきっかけで、デルコのカルテをカリーが見ることに。
「ハーパー★ボーイズ」第3シーズンでは、アランの恋人キャンディの母マンディ役。母娘ともに奔放で、アランもチャーリーも振り回される。
「名探偵モンク5」5話「恋のレッスン」(NHK放送順による。実際は第6シーズン5話)では、警察に逮捕されて手錠でつながれているのに、なぜか捜査の推理に参加していたリタ役。しかも彼女の推理がかなり的を射ていた。
「ボストンリーガル」第3~4シーズンでは、アランの恋人になった判事のグロリア役。アランとの判事室プレイから真剣交際に発展するが、結局うまくいかなかった。
「デスパレートな妻たち」第5シーズン6話、「ゴースト」第4シーズン22話に登場予定。「CSI:NY6」2話に登場予定だが、役名が「Millie Taylor」なのが気になる・・・
私生活では6度の結婚と離婚をしている。
◆カルロスの顧客の老女ヒルデブランド .... Frances Conroy
「シックスフィートアンダー」では、葬儀屋を生業にするフィッシャー家の母ルース役でおなじみ。愛情が冷めて不倫していた時期に夫を亡くし、ときおり奔放な男性関係で子供たちを驚かせる。ルース役の演技で4回エミー賞にノミネート、2004年にゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞。
「ER」第14シーズンでは、ゲイツの家に母メグと同居している少女サラの祖母役。(第13シーズンのメグ死亡時にサラを引き取ったの祖母役はDeka Beaudine。なぜか役名も変更になっている)
映画「キャットウーマン」では、ペイシェンスをキャットウーマンとしての能力を引き出す師匠的存在のオフィーリア・パワーズ役。
◆双子の友達でアンの息子カービー .... Scotty Leavenworth
「BONES」第2シーズン3話「ジュリエットの悲劇」では、被害者少年ディランのパーカーを着ていてブースに追いかけられた少年Cことカーター役。
映画「エリン・ブロコビッチ」では、エリンの二番目の子マシュー役を演じていた。こんなに大きくなっちゃって。
「ER」第6シーズン18話「天国への通知」では、大家族希望のパーカー夫妻の息子役で登場していた。
日本では未放送だがファミリードラマ「7th heaven」に第8シーズンからレギュラー出演。
◆ヒルデブランド夫人の「足」 .... Marina Anderson
オフィシャルサイトあり。
時々ウィステリア通りの遠景でコリーを連れた女性のエキストラが映ることがあるが、それは彼女と彼女の愛犬ルルが出演している。今回は足先だけの演技での出演。
「キル・ビル」でビル役を演じていた故デヴィッド・キャラダインと1998~2001年に結婚していた。
カルロスは女性客に細かな心配りをしているのがウケて、固定客をつかんでいた。ある日そのお得意さんのひとりの老婦人ヒルデブランドのマッサージをしていたところ、彼女がオーガズムに達したことに気づいてカルロスは困惑。しかも大量にチップをもらったことで、ガブリエルにはうまく説明できなかった。
ところがある日、ヒルデブランドから「2ヶ月間ヨーロッパにお抱えマッサージ師としてついてきて欲しい」と、破格の報酬を提示される。それを聞いてガブリエルは大喜びする。
しかしカルロスの同僚からオーガズムの話を聞いて「話が違う」と直接怒鳴り込むことに。しかしヒルデブランドから「スタイリストとしてついてきて欲しい、娘たちも一緒に」という夢のような話を提示され、ガブリエルは舞い上がってOKするが、ヒルデブランドの本心を知る由も無く・・・
【ブリー】
オーソンがブリーの会社で働き始めるが、張り切るあまりキャサリンの仕事を奪うことになり、公私共にやりがいを失ったキャサリンは「ディランのところに行く」と言い出す。
慌てたブリーは、オーソンから「大学時代のルームメイト」と聞いていたケータリングの客ピーターとキャサリンの仲をセッティングすることに。しかし実はピーターはルームメイトではなく、オーソンの刑務所仲間だったと知って慌てるが、時すでに遅くキャサリンはピーターと寝てしまっていた。
真相を知ってますます落ち込んで「家族のところに行く」と言い出したキャサリンに、ブリーは「私も家族、姉妹のように思っていて失いたくない」と説得して引き止めたのだった。そして独り者同士のキャサリンとマイクに、新たな恋の予感が・・・?
【スーザン】
ジャクソンに別れを告げられたスーザンは、彼がやった仕事を塗りつぶそうと塗装業者を呼ぶ。そして業者に経緯を愚痴ったが、逆に「もったいないことをした」と言われてしまう。
そこでジャクソンの部屋に行き、シャワー中のところを驚かそうとするが、それはジャクソンではなくナンパした女性だと知ってスーザンは激怒。別れておきながら今更嫉妬するスーザンの複雑さに呆れながらも、ジャクソンはスーザンとやり直すことを決心するのだった・・・
【リネット】
トムがバンド用の練習場を借りることになったが、それを仲介した不動産屋のアン・シリング(ポーターの友人カービーの母)がセクシー美女のため、リネットは内心面白くない。しかもトムが練習場に黙ってベッドを持ち込んだことでさらに不安は増大する。
そこで練習が延びて遅くなると聞いたりネットはこっそり覗きに行くが、トムは練習ではなくゲームをしていた。離婚の心配をするリネットをなだめるトムだったが、床に落ちていたコンドームの袋を発見してドッキリ。
実はトムはリネットには内緒でポーターに隠れ家を貸していたのだった。夜中こっそり抜け出したトムは真相をただすが、ポーターは「相手はクラスの子」と言う。しかしポーターが密会している相手はアン・シリングだった。そうとは知らないリネットは、トムがいるはずの夜中の隠れ家からアンが出てきたのを見て、完全に誤解し家を出ようとする・・・
【イーディー】
マクラスキーはイーディに「薬のせいだった」と謝罪するが、一方で妹のロベルタを呼び寄せてデイヴの本性を探ろうとする。ロベルタが携帯会社勤務なのを利用して、彼の通話記録を調べることに。
一方でイヴはおやじバンドの練習を本格化する。デイヴが「練習の日を増やそう」としつこく持ちかけたことで、あまりの入れ込みようにマイクは不審に思う。
イーディはデイヴがうっかり漏らした「兄のバンド」の話から、兄の存在を初めて知る。デイヴの兄は薬にはまって刑務所送りの果てに服役中殺害されたのだが、相手は無罪だったのだと・・・
そんな話をなぜ今まで黙っていたのか、イーディは不思議に思うが・・・
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マクラスキーさんの妹ロベルタ登場!
これがまた・・・あの姉にしてこの妹ありっていう感じで。マクラスキー母が存命だったらかなり恐ろしいことになりそうな女系の系譜。
マクラスキーさん役のKathryn Joostenは、かつて「ザ・ホワイトハウス」で大統領の秘書ランディンハムさんを演じていたのだが、ランディンハムさんは突然交通事故で急死という形で降板してしまった。ランディンハムさんは若い頃からバートレット大統領について秘書をしていて信頼厚く、ドラマの中では非常に愛すべきキャラとして定着していた。今でこそ「マクラスキーさん」のイメージが強い彼女だが、長いことどうしても「ランディンハムさん」以外の何者でもなかった。
ランディンハムさんが抜けた穴は埋めがたいであろうと思ったのだが、その後に後任として採用されたフィダラーさんを演じていたのがロベルタ役のLily Tomlin。穴は埋まらないだろうと思っていたら、アクの強い毒舌秘書キャラで別の穴を開けるという荒業をやってのけた実力派女優さんなのだ。だから「ザ・ホワイトハウス」ファンにとってはこの配役は非常に感慨深いものがある。
・・・かつて同時には存在しなかった強烈キャラが姉妹役で共演するなんて、誰だこんなキャスティングをしたのは!ありがとう!!これからが楽しみだ。
新キャラヒルデブランドさんにも、これまたクセモノ女優が登場。マッサージで・・・って、なぁ・・・すごい設定だ。
カルロスも確かに昔はブイブイいわせていたわけだが、それはそれとして、キャラ的に女性客への細かい心遣いで成功するっていうのがイメージとしてわかるようなわからないような。
ガブリエルの平和をかき乱すキャラには「清純だけど裏がある」っていう傾向があるんじゃなかろうか。
しかし「おしゃまなレディ」て・・・ヒルデブランドさん、ホワニータ姉妹に会った事ないから・・・とか思ってしまった。いや、ホワニーたんはかわいい・・・よ。
オーソンは元が歯医者さんだったから、いくら料理ができるからといっても最初はグダグダになるんじゃないかと思ってたら、意外と使える人材だったらしい。
しかし「ルームメイト」は・・・窓とかに鉄格子が入ってて、二段ベッドにトイレがついた部屋をシェアする「ルームメイト」だったのね・・・。せめてブリーにはこっそり正直に言っていれば、キャサリンの日照りに雨は降らずに済んだものを。
ブリーもおばあちゃんだしキャサリンもおばあちゃんなのに、まだまだ二人とも全然「現役」なんだな。日本人はよく「若く見える」っていうけれど、欧米人の方がよほど長く現役続行してるよなぁと思う。70代でも、へたすると80代でもスターティングオーダーに名前を連ねたりしてるし・・・
いつまでも若々しく美しく・・・っていうのはいいけど、10代の小娘たちと変わらないドロドロはいただけない。今度はキャサリンとマイクって、ここはメルプレかビバヒルか?単体で見ればキャサリンとマイクって良いカップルだし、こんどこそマイクにスーザンの呪いから離れて幸せになって欲しいとは思うが、また内部で取っ換え引っ換えか!という感じはどうしてもしてしまう。
一方リネットのところはとんでもないことに・・・。この間恋に恋する少年の片鱗を見せていたポーターが、唐突に人妻とのアブナい不倫に!
ポーター・・・古今東西、ミセスロビンソンとの青い経験は不幸になると相場が決まってるのに。まぁ親友の母親との恋が成就すると、俳優とか野球選手とかで大成する場合があるけどね(特定約2名ほどに限定されるが)。ガブリエルがジョンと不倫してた頃に小学生だった双子の片割れが、ジョンと同じことをしてるなんていやはや早いなぁ、って途中5年ほどはしょってるけど。
そしてわが子がそんなドツボだとは知らずに、親のほうがまた現役でやきもきすったもんだしてるし。トムが「発見」したときにはドキっとしたけど、ああいうとこがデス妻のあざとさギリギリのうまさかも。
それにしてもなぜポーターにだけこんなに出番が?この先プレストンにも目立つチャンスはあるのだろうか。前回はポーターだったので、今回はプレストンに割り当てられるのかと思ってたらそうじゃないんだな。どうかプレストンにも出番をあげてください・・・
ジャクソン、だから逃げろって言ったのに。
「君には怒る権利ないはず」・・・うん、ない。
この「フレンズ」のロスの名台詞「あれは別れた後だー!」は永遠のテーマなのかな。
まぁジャクソンは自分でドツボに飛び込む道を選択したので・・・知らんぞ。
そしてデイヴ・・・これは・・・兄を殺して無罪になった相手がマイクなのか・・・
ウィステリア通り、犯罪者多すぎ・・・
【 脇俳優チェック 】
◆マクラスキーの妹ロベルタ .... Lily Tomlin
オフィシャルサイトあり。
「ザ・ホワイトハウス」ではバートレット大統領の秘書デボラ・フィダラー役。前任者のランディンハムさん(マクラスキー役のKathryn Joosten)の急死により、後任者として採用された。クセのある性格も次第にバートレットに愛されるようになる。
「TVキャスター マーフィー・ブラウン」では、日本未放映の第9シーズン以降にレギュラー。
映画「レイト・ショー」の演技でベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞。他に舞台でも活躍し、「The Search for Signs of Intelligent Life in the Universe」の一人芝居の演技でトニー賞女優賞を受賞。
他に「キッド」「ムッソリーニとお茶を」「9時から5時まで」など。
私生活では、レズビアンとしてカミングアウトしており、女優の Jane Wagnerと長くパートナー関係を築いている。
「ダメージ」では第3シーズンからレギュラーの予定。
◆ジャクソンの部屋にいた女性ダーシー .... Amy Stewart
「FBI~失踪者を終え」第6シーズン6話「狼の末路」では、連続殺人犯テリー・ウィッカーの妹のシルヴィア・ウィッカー役。ウィッカーは殺した女性から奪ったジュエリーをシルヴィアにプレゼントしていた。
「プライベートプラクティス」第1シーズン5話「夢と妄想」では、強盗に襲われた記憶とトラウマを薬で消したいとサムに希望してきた患者ベス役。実はベスは犯人から性的暴行を受けており、そのことは夫に伏せたいと願っていたが、夫のジョンはその話しを聞いてしまう。
「ザ・ホワイトハウス」第5シーズン7話「激化する対立」では、最高裁長官アシュランドのスタッフのリサ・ジマー役。突然倒れた長官に付き添って病院につめていたが、トビーが来訪してきた意図=退任勧告を察して、面会を拒否する。
「コールドケース」第4シーズン19話「自転車」では、我が子クレイトンが殺されたことで家庭が壊れてしまった、母親のタラ役を演じている。
「ラスベガス」第1シーズン9話「美人姉妹の悪巧み?」では、メアリーがお世話していた合同結婚式の花嫁カレン役。準備そっちのけでラスベガスに浮かれる婚約者にブチ切れて、男性ストリッパーとカレンがハメをはずしたことで案の定大モメ。メアリーは何とか二人がよりを戻せるように奮闘するのだった。
「CSI:NY2」1話「灼熱の街」では、高層ビルで殺害されたビジネスマンディラードの妻役で登場。ディラードの殺害を目撃したビル登りパフォーマーが、通報しようとして落下した事件。
「ER」第6シーズン10話「家族の問題」で、コーデイが担当したレイプ犯ディーンに、被害者で行方不明の妹の居場所を聞きたいと会いに来た姉の役で登場していた。しかしコーデイの尽力もむなしく、ディーンは面会途中から精神状態がおかしくなり、姉に暴言を吐いて傷つけるのだった。
出演シーンの画像や動画をこちらで見ることができる。
◆マッサージ師仲間クレイ .... John Ducey
オフィシャルサイトあり。
「ジョナス」ではジョナスブラザースの三兄弟の父でバンドのマネージャーもつとめるトム・ルーカス役。
「マイネームイズアール」第1シーズン11話「ライトチョイス牧場の思い出」では、更生キャンプのカウンセラー役。
「ジョーイ」第1シーズン10話「ウソって最高!」では、アレックスの大学の同窓生で、同窓会にいたジョーイを同じ大学出身だと勘違いした映画プロデューサーのスティーブ役。彼を通じてエンタメ系のコネを紹介してもらえるようになったため、ジョーイはウソで話を合わせなければいけなくなる。
「魔女サブリナ」では「スコーチ」の広告担当のレナード役でサブレギュラー。
◆スーザンが塗り直しを頼んだ塗装工フランク .... Steven Williams
オフィシャルサイトあり。
「Xファイル」では、ディープスロート後のモルダーへの情報提供者Mr.X役。
「クリミナル・マインド」第2シーズン22話「出口のない迷路」では、カンザスシティ警察のライト警部役。部下のマクギー刑事が連続殺人事件ではないかとBAUに単独申し入れをしたため、頭越しの捜査依頼を妄想と決めつけて認めようとしない。
「スーパーナチュラル」第3シーズン15話では、酒好きの元ハンターのルーファス・ターナー役。第5シーズン2話に再び登場予定。
◆不動産屋のアン・シリング .... Gail O'Grady
オフィシャルサイトあり。
「THE MENTALIST/メンタリストの捜査ファイル」第1シーズン1話「レッド・ジョンの影」では、冒頭で娘マーシーが行方不明になった後殺害されたジュン役。夫(元レックス・ヴァンデカンプ役のSteven Culp)との状況などをパトリック・ジェーンに見透かされたことでショッキングなオープニングを引き起こすことに。
「CSI:8」4話「怖い水」では、胸が女性のように膨らんでいた首吊り殺人の被害者ブライアンの母親で乳がん闘病中のリン役。捜査の過程で性転換疑惑を聞き、息子と父親代わりのサイデンの関係を誤解したことからさらなる悲劇を産んでしまう。
「CSI:マイアミ7」3話「刃」では、デルコがカウセリングしてもらっていた精神科医レイチェル・マーシュ役。彼女の娘チェルシーが殺害された事件がきっかけで、デルコのカルテをカリーが見ることに。
「ハーパー★ボーイズ」第3シーズンでは、アランの恋人キャンディの母マンディ役。母娘ともに奔放で、アランもチャーリーも振り回される。
「名探偵モンク5」5話「恋のレッスン」(NHK放送順による。実際は第6シーズン5話)では、警察に逮捕されて手錠でつながれているのに、なぜか捜査の推理に参加していたリタ役。しかも彼女の推理がかなり的を射ていた。
「ボストンリーガル」第3~4シーズンでは、アランの恋人になった判事のグロリア役。アランとの判事室プレイから真剣交際に発展するが、結局うまくいかなかった。
「デスパレートな妻たち」第5シーズン6話、「ゴースト」第4シーズン22話に登場予定。「CSI:NY6」2話に登場予定だが、役名が「Millie Taylor」なのが気になる・・・
私生活では6度の結婚と離婚をしている。
◆カルロスの顧客の老女ヒルデブランド .... Frances Conroy
「シックスフィートアンダー」では、葬儀屋を生業にするフィッシャー家の母ルース役でおなじみ。愛情が冷めて不倫していた時期に夫を亡くし、ときおり奔放な男性関係で子供たちを驚かせる。ルース役の演技で4回エミー賞にノミネート、2004年にゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞。
「ER」第14シーズンでは、ゲイツの家に母メグと同居している少女サラの祖母役。(第13シーズンのメグ死亡時にサラを引き取ったの祖母役はDeka Beaudine。なぜか役名も変更になっている)
映画「キャットウーマン」では、ペイシェンスをキャットウーマンとしての能力を引き出す師匠的存在のオフィーリア・パワーズ役。
◆双子の友達でアンの息子カービー .... Scotty Leavenworth
「BONES」第2シーズン3話「ジュリエットの悲劇」では、被害者少年ディランのパーカーを着ていてブースに追いかけられた少年Cことカーター役。
映画「エリン・ブロコビッチ」では、エリンの二番目の子マシュー役を演じていた。こんなに大きくなっちゃって。
「ER」第6シーズン18話「天国への通知」では、大家族希望のパーカー夫妻の息子役で登場していた。
日本では未放送だがファミリードラマ「7th heaven」に第8シーズンからレギュラー出演。
◆ヒルデブランド夫人の「足」 .... Marina Anderson
オフィシャルサイトあり。
時々ウィステリア通りの遠景でコリーを連れた女性のエキストラが映ることがあるが、それは彼女と彼女の愛犬ルルが出演している。今回は足先だけの演技での出演。
「キル・ビル」でビル役を演じていた故デヴィッド・キャラダインと1998~2001年に結婚していた。