事実か否かはどうあれ、「これほど多大の慰留があっては組合員の期待に応えるしかない」と、再選に強い意欲を見せていた93歳の浦田勝会長(JA熊本県果実協同組合連合会)について、ここに来て意外な「12月の勇退説」が流れ出た。
そして連動する感じで飛び込んで来たのが、前倒しなのか、通常の予定だったかはともかく、「11月末の本所・工場改築工事に向けた入札」である。
「中身は特に公表されていないから6社での単独か、それとも8社でのJV構成かは明らかでないが、事業費約18億円前後で、構成がどうあれ指名されたのは東亜建設工業、東洋建設のマリン業者、それに鴻池組、ここに地場業者の中では優等生の岩永組が加わり、そしてみかん農家というより、某代議士の後援会幹部として果実連側には極めて近く、建設業界営業部には名前のよく知られた人物を中に置いて、彼の義弟が取締役として座る増永組。指名基準は何んなのかと、実に不可解な顔触れだが、ハッキリしているのは軸にも疑ってしまう、その『深イイ仲』。現説が6日に行われて、入札は近日で、仮に鴻池組と岩永組との共同企業体の落札となると、今までの果実連を知る者には、あっと驚く為五郎のビックリだが、まァ予定通りが濃厚である注目の入札」
官製談合で、「初めからありき」のようなニュアンスにも受け取れる地元建設業界の噂を語る業者だが、問題なのは、こうした疑惑の噂をいつまでも払拭できない熊本県果実連における現状の体質。
熊本県果実連には週刊新潮のスクープに始まり、工場拡張が目的なのか、そこで浮上するキックバックそのものが目当てだったのかを疑う土地の購入問題、また運送業者の新規参入を巡っては裏社会まで巻き込んだ金銭トラブルと、実に利権に絡んだ噂が多い。
白寿まで酷使かとトップの座を強いて来て、県の農史に名を刻むならともかく、「晩節を汚す」など強いることがあってはならない熊本県の果樹農家。
会長改選では「JAたまなの農協長」と、名前まで既に『禅譲』として浮上しているが、「このままならJA熊本県経済連に統合」(熊本県農協中央会某理事談)が最善という感じにもなる。
熊本県果実連の改革とまでは言わないが、ここで度々の疑惑を払拭するには、若手みかん農家が結集して、この旧態依然とした体質を断ち切ることにある・・・。
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