KTOOONZ BLOG

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原始にトリップ

2007-10-23 01:04:15 | 

時々原始時代を思わせるような夢を見る。

恐竜や卵、巨大な虫たち、湿地のジャングル、巨大な羊歯、激しいスコール…

そういう夢はとりわけ印象が深く、私の心に深く刻まれる。

何故そんな夢を見るのか、私はとても不思議なのだが、恐竜や虫はともかく、原始を
思い起こさせる自然は今も地球上に存在しているのだろうから、夢の世界も、今私が
生きている世界なのかもしれない。

原始的な夢たちは、ある種の匂いのような、同じ何かが感じられる。私はその感じが好きだ。
それは自然がとても強く感じられるような強烈な気持ちだ。

時々思うのだけど、「幸せ」って何だろうという時…

チャレンジしたことが上手くいったり、仕事が調子良かったり、表現ができたり、
それも幸せなんだけど、
ホンモノのエクスタシーは意外ととても静かなもので、
人と気持ちが通じる時、つまり永遠に好きと思える時と、自然を感じる時…

案外私にはそんなものなんだろうか…人生半分生きたと思うんだけど、十代の時から
私の幸せ意識は殆ど変わらない。

仕事が上手くいくなどは、どこから見るかで幸せかどうか、自分でも幾らでも変わるのだけど、
つまりそれは快楽とか苦楽とか呼べばいいことなのだと思う。
グルメもお金も同じことかもしれない。

でも、何かと共鳴している感覚そのものは、快楽を超えた快楽なのか、特に求めたわけでも
無く、それは自然に訪れ、あつかましくもなく、私に当たり前の感動を与える。

空は秋の雲。鳥はきぃと鳴く。

ただそんなものなんだけど、そこに満ち足りたものを感じる私がいる。秋冬の鳥の声が好きだ。
やがて来る冬が好き私はアナタが大好き!

そして、そんなもんで満足だなんて騙されるもんかよ!なんて思っている私もいそうだ。

原始の夢は、きぃと鳴く鳥のくれる感覚との、凄まじくワイルドな接触という感じがする。

そこまで来ると「騙されるもんか」という誰かさんはいないようだ。ジャングルの鼓動に
ただ驚いている。

誰かさんは静かなものはつまらなくて、ワイルドでド派手で解りやすく驚けるスゲェものが
お好みなのだ。

うんうん、わかるわかる。そーだよなー。ブッ飛ぶ驚きと幸せ。両方同時に欲しいんだ。

画像はヘンタイキノコマンガラフ

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