録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

このブログは

このブログは、PCでテレビ番組を快適に録画し、自由な形で好きなように活用するための実験結果報告をメインとしたものです。ですが、その自由を奪い、不自由を売りつけて無制限の利権を得ようとするものたちが、現在のテレビ界では勢力争いをしています。そういう連中とは断固戦い続けます。それが、ここのテーマです。
2011年7月24日まで続けることを目標にしていましたが、2011年いっぱいまで延期いたします。 ・・・の、予定でしたが、衛星放送の行く末が気になりますので、それまでは続けます。ああ、意志薄弱。



特殊なコンテンツ
・SpursEngine H.264エンコーダ 実験プログラムサポート&他ソフト紹介ページ
Lalfさんが作られている、SpursEngineで使えるエンコードソフトのリンク先の紹介などをしています。CUI版とAviUtlのプラグインの二種類があります。 また、それ以外に同じくLalfさんの作られたCodecSys Personal向け参照AVI、ravi2や、BOさんの開発されたLinux用HD PVRコントロールソフトのリンクもおいています。

※10/07/01 se_h264enc_auo ver 0.09、se_mpeg2enc_auo ver 0.05、Seche Technical Preview2 リリース

・スカパー!e2 各チャンネル解像度・ビットレート一覧表
独自の調査による、スカパー!e2とBSデジタル放送の解像度とビットレートの一覧表です。多少の間違いはご了承ください。

・意外とある、デジタル放送録画可能キャプチャーボード・ユニット
外部入力を用いて、デジタル放送のチューナーやレコーダーから出力される番組を、自由に扱える形式で録画可能なPC用のキャプチャーボードおよび外部ユニットの情報を集めたものです。

PS4、ようやくメディアプレイヤー機能搭載

2015-06-16 23:11:03 | 意味なしレビュー
世界的に見れば売れているらしいのですが、国内で見るともう一つパッとしない感のあるプレイステーション4(PS4)。もっとも現在国内でパッとしているゲーム機はないですし、日本と海外のゲーム機の売れ行きの傾向が違うのは今に始まった話でもないわけですが、国内販売を後回しにして海外展開を優先したSCEIの判断はおおむね間違っていなかった、と言えるのではないでしょうか。

そのPS4に、ようやくメディアプレイヤー機能が搭載されることが発表されました。

PS4にメディアプレーヤー機能が追加。MP3やH.264再生が可能。BGM再生も

先代のPS3は「これはゲーム機ではなくプレイステーション3だ」と発表があったように多機能であり、当初からBD再生やPC用動画ファイルの再生と言ったメディアプレイヤーの機能に注目が集まり、わたしもそれ目当てに購入し、活用していました。一方PS4はそうした反省、つまりゲーム機としての立場を軽視した戦略がユーザーを遠ざけたりゲームの売れ行きが起動に乗るのが遅れたことを踏まえ、ゲーム以外の機能性能は逆に軽視されていました。それでもPS3の能力の高さからPS4にもいずれ同様の機能が・・・という期待は持たれていたわけですが、ようやく実現の運びとなったわけです。
ただし、PS3がCellとGeForceを再生の軸に使っていたのに対し、PS4は子存知AMD製のAPUのカスタマイズ版を使っています。それゆえ、動画再生プレイヤーとしての性質は異なります。個人的見解ですが、AMD製GPU、RADEONの機能はSD映像のアップコンバートに関してはもう一つ物足りないと考えています。一方で補正機能などはかなり高機能で、現在我々が活用するような、HD動画に関して言えば高い再生能力を発揮するものと思います。ひょっとしたらFluid Motion機能を内部に搭載しているかも知れません。過去の資産に関して歯PS3が上でしょうが、現在に関してはPS4に期待が持てるのです。

反面「これから」つまり未来への対応にはやや不安があります。H.264/AVCのLevel4.2まで、という対応はPS3と変わりません。特にH.265/HEVC非対応というのはこの先数年使うには不満でしょう。これはこの時点でのRADEONがHEVCデコーダ非対応であるというのが一番大きな理由ですから仕方ないのですが。ひょっとしたらHEVC対応のマイナーチェンジモデルの登場もあるかも知れませんが、これまでのSCEIのPS4に対する方針からあまり期待しないほうがいいかと。それよりもPS3の弱点であった突然の故障やCinavia対応と言った部分が継承されているかの方が気になります。ユーザーが望んでいない機能を先代は対応で新生代は非対応、というのも考えずらい(SCEIはユーザー軽視・メーカー重視なので)ので多分継承していると思うのですが、そのために買う予定はないのでなんとも。

SD映像はそれほど重視しないけどPS3のような動画プレイヤーをPS4でも欲しかった、という人なら今回の発表は大きな出来事でしょうが、大半の人にはやや今更感があるのは否めません。少なくとも国内でPS4を新たな起動に乗せるにはもう一つ二つ機能が欲しいところでしょうね。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

残念 PS4のAV対応能力はPS3より劣る可能性大

2013-10-31 15:08:18 | 次世代ビデオへの懸念
SCEIの最新ゲーム機、PS4の発売が近いと言われていますが、日本での発売は欧米より遅れるなど残念な面も少なくありません。かつ、これまで出てきた情報は専らゲームに関するもの。もちろんゲーム機ですからゲーム関係の情報が先なのは当たり前ですが、先代PS3はゲーム機としてだけではなく、AV機器としても独自性と優秀性を兼ね備えた優れた製品だったという面もあったので、後継のPS4のそれはどの程度になるか、も注目だったわけです。特に動画ファイルの再生に関しては当時比類なき高性能を誇りましたから、後継機には再びトップに返り咲く機能を期待してしまうのは仕方ないことでしょう。
そのAV機能に関して、SCEAの公式ブログでの発表という形ではありますが、一部がようやく公開されたようです。

PS4、4K動画出力検討。DLNAクライアントは非対応
SCEAが詳細情報公開。音楽CD再生には対応せず


PS3は出来たDLNAクライアントにはならず(当然上位規格であるDTCP-IPもでしょう)、音楽CDの再生も出来ず、アナログ出力は持たず、動画の4K出力は検討中・・・。どこをどうとってもユニークなAV機器だったPS3の後継とは思えません。4Kの「検討中」と言う言葉も、ゲームの4K出力をサポートしない以上、現行の状態からソフトのアップデートや最小限度の使用変更だけで4k対応出来るようならする、程度のものと思われるので、あまり期待は出来ないでしょう。

まぁSCEIとしては、家庭内デジタル機器の中心となるべく作ったPS3が、単なる動画や音楽の再生専用機として使われ、ゲームや有料サービス用として利用されないものが多く存在したことは不本意だったでしょうし、DLNAクライアントなども「スマートフォンやタブレットでやる」をソニーも他メーカーも商品展開の中心に添えてやっている最中ですからゲーム機には最初から搭載する機はなかったのでしょう。
それでも当然nasneのサポートはあるでしょうし、BDや配信動画の再生の必要もありますから動画再生機能がなくなるということは考えられません。それなら動画や音声ファイルの再生を、ディスクやメモリーカード経由でなら行えるかも知れませんし、それを利用してNASから再生出来るアプリの開発も可能でしょう。また、気が変わってファームウェアのアップデートで対応することも、絶対ないとは言い切れません。再びPS3並みの使い勝手に戻すことは十分可能なはずです。それでも、当面はAV機器としてのPS3の後継を期待していた人の要望に応えられる製品としては登場しないのは確実なようです。もっとも、PS3が本当に優秀だったのは2010年までだけの話で、途中からcinavia対応など意図的に不便になるような改悪が行われました。cinavia対応はほとんど後に続く者が無く、SCEIの方針転換を象徴するだけの機能になってしまいましたが、PS4はこっちの路線の後継だ、と考えればそれほど落胆しなくて良いのかも知れません、期待してはいけないという意味で。

個人的には同じゲーム機でもX BOX Oneの方に期待しています。アメリカ向けではありますがCATVへの対応などAV機能を重視した作りになることが発表されていますし。ただ、その多くが日本では使えないようになってしまうのでは、という懸念はあるのですが。
もっとも、そういったゲーム機など外部機器を使うより、動画の再生も音楽の再生も結局PC、特にWindows7を入れたPCをテレビやスピーカーにつなげて使うのが一番便利というのが、ここ最近のわたしの結論なんですが。
コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

発表されたPS4への興味

2013-02-21 23:06:35 | 意味なしレビュー
いよいよというべきか、SCEの最新ゲーム機、PlayStation4(以下PS4)が発表になりました。あまりゲーム機は取り扱わない当ブログですが、ことSCEの製品に関しては例外としましょう。

AMDのCPU&GPUに8GBメモリー! PS4のスペックチェック


ほぼ事前の噂通りのスペックなのでそれほど驚きはしませんが、これまでの噂は「AMDのCPUやGPUを使うらしい」「PS3との互換性はないが、クラウドからストリーミング方式でPS3のゲームを配信し、PS4で遊べるようにするらしい」と言った内部アーキテクチャに関することが多くて、ゲーム機として何が新しいのかの部分がまったく出てきませんでした。それが少しだけでも見えたのは朗報でしょう。と言ってもソフト的な進化の部分ばかりに見えますが、CPUにAMD、つまりWindowsPCなどど同じCPUを使い、近いアーキテクチャを採用したことでソフト開発を容易にしたのが最大の特徴というべきでしょうか。
Windowsと同じCPU採用のゲーム機、というとかつての初代XBOXを連想するところです。あのときは確かCPUはIntelのPentiumIII、GPUはnVIDIAのGeForce3をそれぞれカスタマイズしたものと記憶しています。あのときはかなりギリギリまで「CPUはAMDのAthlonを採用するらしい」という噂があったのにふたを開けてみればIntelでちょっとビックリした覚えがあります。当時AMDを止めるためにIntelから横やりが入ったのは間違いないでしょう。AMDとしては悲願のCPUゲーム機採用(AMDが買収したATIのGPUなら使われていますが)といったところでしょうか。PS4の当初はIntelで、という話もあったようですが、結局流れてしまい、再び横やりが入ることがなかったのは、据え置きゲーム機はすでに注目すべき市場ではない、というIntelの意思表示なのかも知れません。
一方、AMDには少々無理をしてでも採用させる意味はあります。AMDがこのところシャカリキにマルチコアアーキテクチャに走っていたのはこの、PS4採用を前提にしていたからのような気がします。ほぼ同じCPU/GPU採用ならいずれPS4とWindowsPCのゲーム開発が同時になると推測されますから、ゲームのマルチスレッド化が進むと考え、少々コア自体のIPCが落ちても総合力で優位に立てるという考えだったのでしょう。当ブログを見てらっしゃる方ならご存知の通り、AMDアーキテクチャはツボにはまれば爆発的な性能を発揮しますから。ただ、CPUがBulldozerベースではなくてJaguarベースだという話もありますので、それだとAMDとしてもあまり意味がない気がしますが。


さて、PS4でどんなゲームができるかとかはあまりこのブログで取り上げる話ではありません(個人的興味だけなら、PSVitaでPS4ゲームが遊べるというのは興味津々ですが)。ここでの興味の対象は、PS4がPS3と同等、あるいはそれ以上にメディアプレイヤーとして使えるのかどうか、ということです。
中期までのPS3がメディアプレイヤーとして圧倒的に優れていた、ということに異論をはさむ人はいないでしょう。たまに例外もありましたが原則PCで扱う圧縮動画フォーマットのほとんどに対応し、DTCP-IP経由でもローカルHDDにコピーしても高画質で再生できるPS3は、他のメディアプレイヤーが作ってきた市場を独り占めにするほど強力でした。特にSDのアップコンバートに関しては当時並ぶものなく、レターボックスの拡大すらそれなりに見せる動画にしてしまう驚愕の能力を保有しており、わたしも褒める以外に評価のしようがなかったものです。ところが、その最高画質最高性能の看板をSCEは「世界初のCinavia対応」という愚挙によって自ら投げ出してしまったのです。
あれ以降、SCEはどちらかと言えば動画ユーザーの期待に応えるとは逆の方向を向いています。せっかくの有機ELパネル&再生機能を持つPS Vitaにしたところで、たかが動画を転送したいだけなのにその都度最新のファームウェアのアップデートをしないと転送をさせてもらえないので、PS Vitaに動画を入れる気をなくさせてしまう仕様になってしまっています。あの志向がPS Vitaがいまだに売れない理由の一つとなっているのは間違いないところですが。ではPS4はどうなっているのでしょうか。さすがにメディアプレイヤー機能削除、ということはないでしょうが。
PS3はもっとも早い段階で、もっと広範囲なCinaviaに対応しています。が、あのCinaviaというプロテクト方式は後追いのプレイヤーはほとんどなく、PS3以外に高精度にCinaviaに反応するプレイヤーは存在しないといっても過言ではありません。対応していることで売り上げにはマイナスにしかなっていないCinaviaにPS4は引き続き対応しているのでしょうか? 第一の疑問です。

もっとも気になるのは、やはり再生画質です。以前はPS3の独擅場だったSD画質のアップコンバートですが、すでに後発も追いついています。PS4に採用されるGPUはRADEONのカスタマイズ版ということなので、そこは十分と思います。以前はSDのアップコンバートにはやや難のあったRADEONですが、最近のドライバーのアップデートで画質面でかなりの向上が見られています。この技術で作られるのなら、SDやHDの再生には特に心配はいらないでしょう。問題は、最近はやりの4Kに対応しているかどうか、です。現状のRADEONは4K出力は可能ですが、周波数が落ちてしまいます。4Kを高画質で再生するにはFireProなどの業務用でなければ行えません。はたしてPS4がその技術が採用されているかどうか、世代としてはギリギリな感があるのですが・・・。もし対応してくれていたらPC用ディスプレイと合わせて比較的手軽に2Kオーバーの再生ができる環境を作ることができ、人気を博すと思うのですが。

いずれにしてもそっち方面での詳細の公開はこれからですので、
・Cinaviaは意味がないので非対応
・4K再生はできる
ことを期待しましょう、AV評論家の麻倉氏が聞いてくれるらしいですけど。ただ、「安すぎたかも」発言をした時の当時の久夛良木氏は「PS3をゲーム機と言うくくりで考えてほしくないんです」と、PS3はゲーム機以上の存在であることをアピールしていました。なのでメディアプレイヤーとしての機能も充実している必要があったのです。が、少なくとも今回の発表を見る限り、PS4はゲーム機というくくりでしか見られない存在です。PS3がそうだったようにPS4もヘビーゲーマーでないユーザーでも「欲しい」と思わせるものを見せてほしい。それがわたしの望みです。
コメント (23)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Windows7のMediaCenterを愛用しているものは、ここにいる

2012-08-30 22:13:22 | 意味なしレビュー
ガス、直りました。
朝からガス会社の方が来て、畳をはいでそこから床下に侵入したり、庭に穴を掘って地下にもぐったりするほど大規模に調べたところ、ガス管の一部がボロボロになっていて、そこからガス漏れが始まっていたそうです。怖い。もっとも、お風呂などの給湯設備の方は割りと最近の工事で作ったものでなんともなく、壊れていたのは最近全く使わなくなったガスストーブ用の配管でした。なので、そちらへのガス供給を切ってもらうことで解決したのです。発見後は割りとあっけなく終わったようです。
ちなみに工事にかかった費用は請求書出してくれ、と言ったところ「わたしたちは外注の工事でなく、ガス会社の社員なので費用は不要です」と言い残して帰っていきました。うーん、なんかかっこいい。おかげで今日は仕事が終わったあと、ゆっくりと風呂に浸かることができました。


1FA2012でパナソニックは103型裸眼3Dテレビソニーは84V型4Kテレビと手は出ないものの、なかなか面白そうな製品が出ているようです。4Kは規格撮らなくてもデファクトスタンダードになってくれればいいな、と思います。
でも、今日大きく取り上げたいのはそっちではありません、こちらの話です。

Windows 8ではDVDを再生できない!? その理由と対策は


別にWindows8でDVDを再生できない、正確にはWindows8付属のMediaPlayerでDVDの再生ができないのはどうでもいいんです。他に手段はいくらでもありますし、どうせ付属のMediaPlayerでのDVD再生機能なんて愛用していない人がほとんどでしょうから。わたしがショックを受けているのは、記事の2ページ目のこの一文

"ただしWindows 8では、Windows Media Centerは別売のオプションソフトとなっている"

ガーン・・・・・・・・・。MediaCenter別売りですか・・・。Windows7よりそこらへんの機能は劣っているじゃないですか。
「MediaCenterなんかいらないんじゃない?」いえいえ、そんなことはありません。わたしはWindows7のMediaCenterを愛用しています。と、言うより、MediaCenterを動かすためだけのWindows7システムを2個も持っているのです。
MediaCenterの何が良かったか、それは動画ファイルの再生を、リモコンで行える点にあります。マウスやトラックボールの方がもちろん正確な指示を出せますが、動画ファイルをレコーダーに録画した番組のように気楽にリラックスして操作するにはリモコンの方が向いています、大雑把なコントロールでいいので。昔はPowerDVDのような再生ソフト専用のリモコンが存在していましたが、今はありません。代わりにiOSやAndroidで使えるリモコンソフトを配布・販売していますが、使い勝手良くないんですわ、アレ。PowerDVDのUIもテレビに出力した映像向きじゃないし。その点MediaCenterそのものの使い勝手には否定的意見も多いでしょうが、設定を全部済ませたあとにテレビにつなぎ、録画ファイルを見て楽しむ分には十分でした。と、言うより、いつの間にかパソコンを使ってテレビに出力した映像を気軽にリモコンで楽しむ手段は、MediaCenter以外になくなっていたのです。
わたしにとってそれに輪をかけたのが、PS3のCinavia事件でした。他のメディアプレイヤーよりもはるかに対応性が高くて軽い、最強の再生機能を持っているはずだったPS3はシナビてしまうという弱点をSCE自ら作り出してしまったため、使い物にならなくなってしまいました
。「パソコンで保存したりエンコードした動画を再生する最強の環境は、やはりパソコンしかない」。その結論に達したあとは、RADEONを内蔵したE-350搭載PCを購入し、そこにWindows7を入れ、MediaCenter専用機にしてメディアプレイヤーとして活用することにしました。Windows7はMediaPlayerやMediaCenterでの再生時にハードデコード機能を使うことができるようになっています。それとRADEONのおかげでCPUはしょぼくても、ほとんどどんな動画でもキレイでサクサク使えます。あまりの快適さに、先日2台目のメディアプレイヤー専用PCとしてE-450PCをWindows7とともに導入したばかり。なのにオプション扱いに格下げとは・・・。

Microsoftでは、その理由をMediaCenterはDVDの再生やテレビ機能のためのソフトと位置づけた上で「単純に、このような機能にハードウェアとして対応する PC の販売台数が減少しているため」と説明しています。そりゃそうです、そういうのが世界一大好きな日本で規制をかけまくり、法律まで改悪して使えないようにしているんですから。
ひょっとしたら、いわゆる「アプリ購入」の第一歩にさせたくてMediaCenterのような前バージョンでは標準だった機能を別売にさせているのかも知れません。さすがに考えすぎでしょうが、次から別売り、って聞かされるとなんか素直に受け取りたくないんですよねぇ、わたしって。

もちろん現在MediaCenter専用で使っているPCを8にする気は全くありませんし、これは7のまま使い続けるつもりです。それでも、先のことを考えるとこういう後退は勘弁してほしかったです。せめてWindowsXP MCEのような、精神的ハードルの低いバージョンを8でも用意してほしいものです。
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

"富士通、テレビ映像にスマホを向けて情報取得する技術"はテレビ界に覇権をもたらす

2012-06-04 22:15:17 | 意味なしレビュー
なぜか大きなニュースってのはいっぺんに聞こえてくることが多い気がします。オウム事件の容疑者逮捕しかり、2ちゃんねるが一部大手のコピペブログを名指しで利用禁止にすることしかりで。大手全部じゃないところが妙ですけど。一度だけ真似してコピペもどきをやったことがあるけど、うまくまとめるのは本当に大変。何度見返しても抜けや間違いはあるし、文字数の制限には引っかかるし(これはgooブログだから、というのもありますが)。やっていて特に目が疲れました。それゆえに、毎日いくつもコピペできる人を、わたしは尊敬しています。よくあんな大変なことを続けられるものだと。

となれば、こんな話も実は大きな事件なのかも知れません(強引)。富士通が発表した新技術がなかなか面白そうなのです。

富士通、テレビ映像にスマホを向けて情報取得する技術
-関連情報やクーポンなどを利用できる「映像媒介通信」

QRコードのようにスマートフォンのカメラ機能でテレビを映せば、各種や関連サイトのURLを取得することが可能。だからと言って「電子透かし」のように画質の劣化を伴わず、人の目にはほとんど分からないなどが特筆すべき点です。
「テレビで映っているものの情報取得」って言えば、本来その役割を果たすべきだったのがデータ放送。しかし、その期待を果たしているとはとてもいえません。特に地上波のテレビはダラダラ見るものですから、リモコン操作を駆使して積極的にテレビの伝える情報を得ようと考える人はあまり多くはないでしょう。
その一方で、放送側は何度も繰り返し「放送と通信の融合」を訴えています。その中身は、如何に放送が通信・ネットの上に立ち、実質的に牛耳る存在であろうとすべきか、に頭を裂いているわけですが。われわれから見れば地上波の放送というのはテレビの一尾であり、さまざまな手段で入手した映像ソフトを視聴するディスプレイの役割を果たすのがテレビだ、と考えているわけです。その一方で地上波の放送局にとってはテレビの主役はあくまで地上波であり、地上波とは報道・情報提供機関であって、民意や世論の誘導も可能な、知の頂点に立つ存在であり続けたいわけです。今回の技術を流用し、テレビから得た情報の個人発信を、文字の打ちやすいパソコンではなくそのまんま流すだけのスマートフォンへと誘導してしまえば、テレビ側が特に知らしめたい情報ばかりがネットに流れるように操作することは十分可能と思われます。
また、人の目につきにくい隠された情報を埋め込む、という技術だけに注目すれば、あんなことも出来てしまうわけですよ。そう、あのCinaviaの映像版の作成も可能になるのです。音声に情報を埋め込むという技術を使ったCinaviaは、ビデオカメラで撮影されても消えないという再生プロテクト技術ですが、映画の紹介番組などがテレビに流れている横で関係ない記録映像を撮っていた場合、再生機によってはそれを中止してしまう危険性をはらんでいました。が、映像に埋め込むのならなんの心配も要りません。「映像配信側が不正とみなした」映像ソフトだけを特定の機種では再生できないようにしてしまうことも可能なわけです。

あえて偏った考え方だけで書いてみました(笑)。個人的にはそれほど技術そのものに注目する気はありませんし、そもそもスマートフォンとかタブレットを持ちながテレビ見るなよ、と思います。わたしが子供のころの我が家なら「お行儀が悪い」って怒られますよ、「ながら見」は。
もし仮に、地上波が積極的にこの技術を採用・活用しようと考えるのなら、碌なことにはならないな、と思いますが、未来は如何に? あまり使われずに消えそうな気もしますが。
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Giada A50の本来の使い方

2011-03-23 23:38:12 | 意味なしレビュー
すっかり原発報道一色となってしまった災害報道。全国放送の日本放送協会は被災地の情報源としてはほとんど役に立たなくなってしまったこともあってやや下火になってはいますが、少なくとも今のデジタル放送は災害時での役に立つ能力は少なくともアナログ放送を超えるものではないことが明らかになったことや、受信の中継基地にも相当の被害があってデジタル放送の受信が困難になっていることが容易に予想できることから、我々ウォッチャーの間では「アナログの停波は無理」という意見が噴出しています。ちょっと前の被災地中継では多くの避難所でアナログ放送としか思えない放送を見ていたことからも受信問題は確実と思われますが、民放連はどこ吹く風。まぁその問題は絶対に報道されないでしょうけどね、東電の副社長が謝罪行脚に被災地を訪れた際に「一日も早く原発を安全なものにするためにがんばってください」な励まし合いの茶番劇しか放送しなかったように。実際は怒鳴られるケースも少なくなかったとか。まぁそっちはおいといて。

わたしらとしてはもうアナログ波の放送はなくなってもそれほど困らないのですよ。おそらく録画マニアのほとんど、受信ができない人以外はデジタル放送を受信しているはずですから。アナログを停波すべきでない、はテレビ界や日本全体のことを考えて意見しているだけなんです。ただ、そればかりではなくて、アナログがまだ続いて問題点を改善する時間を稼ぐことができたら、結果ひょっとしたらわたしらにとって利になるかも・・・とは思っています。あくまで情けは人のためならず、です。これ、わたしのポリシーの一つですから。
あ、そうそう。もしもアナログ放送の延期が決まった場合、このブログの終了もそれだけ延期します。少なくともアナログの終わりとデジタルの先を見極めるまでは続けます。もちろん予定通り7月24日停波が強行された場合、年内終了ですが。


さて、自粛は節電もいいですが、それだけだと寂しいもの。さすがにそろそろPCのモニターではなく、テレビで録画番組を見るのが恋しくなってきました。たまにはいいでしょ、ってことで昨日久々にブラウン管テレビ(HD対応)を点けました。ただ、せっかくなのでここしばらくメインPCとして使っていたGiadaのA50を、本来の使い方、つまりHTPCとして使ってみようかと考えたのです、PS3の代わりに。ただ、うちのブラウン管テレビはHDMIを持っておらず、映像能力もD3/D4どまりなので、どこまで使えるか疑問なのですが。

A50はHDMI出力が基本なので、D3端子への変換としておなじみHDFury3を使いましょう。PS3をつなげていたHDMIを抜いて差し替えただけなのですが、とりあえずテレビに画面も移ります。出力先のテレビの能力を察し、Windows7は自動的に1280x720に設定しなおしていたのです。ただ、このテレビで出力するのなら解像度の高いD3、1920x1080iでやりたいもの。ただ、Windows7にはインターレース出力は標準では持っていません。ですが、ATIのGPUとドライバはちゃんと持っているので、右クリックでcatalystの設定画面を呼び出し、1080i60を追加し、会わせることでD3出力が可能になりました。ただ、当然ながらちらつきますしブラウン管内の文字を読むのも一苦労な画質になりますが。あと、ブラウン管だけにオーバースキャンで周囲が全く見えない、特に最下部のタスクバーが全く見えないはちょっと参りましたが、まぁ電源を切るところだけできればいいのでなんとかなるでしょう。

そのままではファイル名を読むこともスタートボタンから自在のプログラムを呼び出すこともできませんが、付属のリモコンを使えば問題は解決します。動画ファイルの呼び出しや再生はメディアセンターを使えばいいのです。A50はリモコンを本体で直接受信することができますから、USBの受光ユニットを追加する必要はありません。このリモコンで真ん中上の音符とディスクの書かれたボタンを押せば、一発でメディアセンターが立ち上がります。動画ファイルを特定のフォルダだけに集めるようにしておき、そのフォルダを登録しておけば、リモコンだけで動画ファイルを指定することができます。いろいろ言われているメディアセンターですが、テレビから見る分には大変みやすいです。少々クセのあるUIも、レコーダーのUIの一種と考えればどうということはありません。少なくともファイル名も正確に読み取ることができます。リモコンで選択すれば、ちゃんとテレビ画面にで動画の再生をしてくれます。リモコンで操作し、テレビ画面にフルスクリーンで表示される動画をあやつる感触は、PCを使っていることを完全に忘れてしまうほどです。E-350の内蔵GPUは動画の再生に優れたチップですから、1920x1080のMPEG2-TSも全く問題なく再生してくれます。
ただ、総合力ではPS3にはやはり劣るかなぁ、という感じです。巻き戻し・早送りがあまり軽くないのです。ファイルによって普通の早送り・巻き戻しボタンを使うか、DVDのチャプター移動に使うボタンを使うのがいいか若干異なりますし、場合によってはリモコンで指定した方が具合がいいケースもあります。再生中の操作性はイマイチです。
もう一つ、H.264再生時の画質がもう一つです。MPEG2-TSは問題ないのですが、H.264は若干モスキートノイズが目立ち、メリハリにかける画像になっています。また、スカパー!HDから自由化したファイルは、元ファイルに問題がないにもかかわらず希に画面が崩れることがありました。動きも動画によってはスムーズさがわずかに劣り、多少カクカク感を感じることもあります。どうやらCPUパワーがないため、能力的にギリギリになっている感じです。BDを再生するとどうなるのか不明ですが、あいにくとA50に装着できるUSBのBDドライブを持っていないため、動作の確認ができません。読み取り専用の安いやつがあれば、予算に余裕があったときに買ってもいいかな? とは思いますが。
そして、メディアセンターの再生能力と言っても、実は裏でWMP12が動いているだけだったりしています。Windows7のWMP12は万能に近いプレイヤーなのでそれで十分なのですが、例のSP1の不具合までそっくり再現されてしまいます。SP1にすると、一部のMPEG2-TSファイルの音が出なくなる現象を確認しました。しかし、マイクロソフトはこの問題を直す気、ないのでしょうか。いつまでもほったらかしですね。mfds.dllをSP1のものからそれ以前のものに変えると戻せるという話もありますが、重要ファイルの交換は大変ですし、そこまでするのならSP1そのものをアンインストールしたほうが良さそうです。

と、必ずしもPS3より良いものではありませんが、例のCinaviaなどには今のところ引っかかりませんし、ファイルのローカルへの移動は楽ですから便利さでは負けていません。ああ、早くこのPCを安心してテレビプレイヤーに専念できる日がこないだろうか。そんな日が一日も早く来るように、せめてできる努力はしたいものです。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Windows7でSP1を入れるとMPEG2-TSの再生の際に不具合が出ます。

2011-02-24 22:31:34 | 意味なしレビュー
今日のコメントでもらった情報なのですが、Windows7のSP1をインストールすると、WindowsMediaPlayerで一部のTSファイルが音が出なくなる、あるいは音しか出なくなるという問題が出ているそうです。
ウチにはWindows7なPCが2台あるので、試しに一台に入れてみましたSP1。再起動してWMPを立ち上げると、設定が一からやり直しになります。うーん。
で、適当なTSファイルを再生させると・・・。CS系は一通り問題なし、地上デジタルも手元にあるものの範囲なら問題なし(あまりないけど)。
最後は、BSデジタルのTSファイルですが・・・。見事、音が出ません(涙)。BS-TBS/BSフジ/BS11/TwellVの番組丸ごとのTSファイルを再生してみましたが、全部音が出ません。途中で音声の具合が変わるとかが原因かとにらみ、一部分だけをMudocCutterで切り出してみましたが、やっぱりダメです。その一方で、BS朝日/BSジャパン/BS日テレ/NHK BS1/NHK BS2/NHK/BS-Hiに関しては音が出ます。この差はいったいなんでしょう? 謎ですが、スッキリしたい人はSP1にしないか、あるいは別のソフトで再生するのが良さそうです。

追記:なお、一部でCinaviaの仕業では・ といわれていますが、それはないでしょう。
ウチでは、映画版の、30秒でシナビてしまう映像(映画"ザ・タウン"の紹介番組の該当部分)だけを切り出して、WMP12の連続再生で1時間以上再生させっぱなしにしておきましたが、映像が止まることも音が消えることもありませんでした。そっち絡みなら一番わかりやすいCinaviaに対応させないわけはありませんから、おそらくWMP12のバグと思われます。条件を調べるより、MSの修正を待ったほうが早いかも知れません。
コメント (28)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Cinavia入り番組が、スカパー!e2にも! 追記:CMカット機能排除へ

2011-02-10 10:31:35 | 意味なしレビュー
先ほど、スカパー!e2の「ムービープラス」と言うチャンネルのオリジナル番組、「映画館へ行こう」の2月号をPT2で録画したものをPS3の内蔵HDDにコピーして視聴していたところ、あの画面がついに出ました。Cinavia発動です! 映画紹介番組ですからあり得る話ですが、どうやら前のものも消し忘れではなく、そもそも納品の段階で消せなくなっているようです。紹介されていた映画は「ザ・タウン」。この映画の本編に使われる音声が入った部分に突入すると、3~40秒程度でシナビてしまいます。以前CD-R実験室さんではBDソフトに入ったCinaviaを紹介し、発動まで20分かかり、かつ音声は消えても動画は動いているという実験結果を公開されていますが、今回のCinaviaは前の「セックスアンドザシティ2」と同じく映像も止まってしまうはるかに強力なものになっています。このCinavia入り映画がスカパー!で放送された場合、はたしてどちらのCinaviaが採用されるのでしょうか? それに伴い、PS3はどんどん再生ができないプレイヤーとなっていくのでしょうか・・・。

なお、同番組はまだ
* 2月17日(木) 午前11:00~
* 2月21日(月) 夕方6:45~
の2回放送を残しています。映画版Cinavia映像が手元に欲しい方、是非チェックしてみてください。放送時にはわたしは今度はe2ではなく、HDで録画して同様のCinaviaが入っているかどうかチェックしておきたいと思います。


追記:情報を頂きましたので、こちらに掲載します。地上波派な方々は、こっちの方が関心が高いのではないでしょうか。

CMカット機種、生産中止へ…民放批判に配慮

前から「CMカット機能は著作権法に違反する可能性がある」などとあり得ない発言をことある事に繰り返し続けた民放の圧力にレコーダーメーカーがついに屈する形となる模様です。三菱のレコーダーなど正直CMカット機能くらいしかウリがないレコーダーで、それがあるからこそ存在感を持ち続けていたのですが・・・。これが通れば次は「CMにチャプターを自動的に入れるのは著作権法違反」とか「CMを早送りできるのは著作権法違反」など、次から次へと要求がエスカレートするのは目に見えています。アナログ停波に伴い、また一つレコーダーから便利な機能が消えていきそうです。
大体なんでCMカット機能がレコーダーのウリになるのか、を民放側は理解しているのでしょうか? 民放のテレビ番組のCMの入れ方が視聴者をイライラさせる方式一本だから視聴者は生で見ないで録画してみるのだし、CMカット機能が便利と利用者が思うんじゃないですか。こういう圧力を掛けるのなら、わたしも民法側に

・セリフや場面の途中でCMに入るような思考をぶった切るCMの入れ方は一切行わないと約束
・「このあとすぐ」とやっていつまでも予告放送内容が始まらない演出モドキは全面的に禁止
・映画のテレビ放送の終盤など、本編を細切れにしてCMの方が放送時間が長くなるような編集の排除
・CM開けにCM前と同じ映像を流すことを規制する(最大2秒まで、など)

この4箇条を要求しますよ。こういうのってどこに連絡すればいいですかね?
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新年のあいさつ

2011-01-01 00:48:54 | Weblog
新年明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。本年も変わらぬご愛顧、よろしくおねがいいたします。

ブログを始めて5年と4ヶ月、少しずつですが、まだアクセス数が増えているのが驚きです。普通、ある程度まで行くともうそれ以上伸びなくなるものらしいのですが、大変喜んでいます。ただ、ウチのアクセス数が増えるキッカケはたいていCinaviaとか文化庁の見解とか、わたしらにとってよくない話題が出た時が多いので、喜び半分というところですが。できれば明るい話題で人を集めたいものです。

今年はいよいよアナログ地上波が終わる・・・とされています。CATVの再送信は? BSの再送信は? おそらく大量に出る放送不可能世帯はどうする? 録画補償金はSARVHの言いなりのまま増えていくのか? B-CASは法律になってしまうのか?・・・。 テレビ業界をおそう未曾有の大不況が予想されるなか、どんな動きを人々は選ぶのでしょうか。今までにない激動の一年となることでしょう。

今年は提案と記録を残す記事が多くなりそうです。是非、最後までついてきてください。
コメント (35)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2010年度末デジタル業界事件振り返り

2010-12-31 00:01:07 | 意味なしレビュー
よ~やくエコポイントの交換が終了したというハガキが一枚届きました。正確にはそのハガキを、わたしの証明書と一緒に発行機関へ持って行ってはじめて発行なんですが、もう時間さえあればいつでもできます。駆け込み需要があったせいでだいぶ遅れましたが、忘れられなくて一安心。でも、これって結局税金の還付金と同じような存在なんですよね・・・。

さて、毎年12月30日には今年の総括を書くんですが、機械ものは前回やったので今回はウチのブログでも取り上げた、デジタル業界にあったさまざまな事件(?)を羅列することにしましょう。リンクを貼るといろいろ見づらくなるので、今回は書くだけにします。今年一年を振り返ってみてください。

1月
・HDFury3登場
・日本版フェアユース報告書まとまる。業界内でのお約束事のみ、個人利用は対象外
・珠洲市でアナログ停波再実験
・iPad発表
・SARVHの東芝訴訟、第一回口頭弁論
・地デジ難視聴者対策のBS再送信のためのホワイトリスト初公開 首都圏の一部のみ
・スカパー!e2の16:9化始まる

2月
・アイオー、メルコ、デジオンの三社(後にエレコムも加盟)で「デジタルライフ推進協会」発足
・Dpa、「不正競争防止法」を振りかざしてMonsterTV HDUS等用ドライバ改善パッチの配布をやめるよう警告
・ソニー、有機ELテレビ国内から撤退。国内テレビは液晶とプラズマだけに
・BSによる難視聴地域向け東京キー局の再送信始まる
・デジサポ、難視聴地域調査に全力
・「カメラのさくらや」営業終了

3月
・Hybrid W-ZERO3のPHSパケット料が無料に
・ウィルコム、ソフトバンクの支援を受け入れ
・東京都、「非実在青少年」保護条例を検討、反対意見多数で一度見送り
・SCEI、PS3から外部OSインストール・起動機能を廃止
・日経新聞電子版配信開始

4月
・アースソフト、PT2生産終了
・SKnet、通販サイト先行情報公開の形でSK-MHD264を発表
・スカパー!e2キッズステーション、1440x1080化したかと思えばすぐ1920x1080へ。CS最高ランクの高画質に
・DECULTURE PT2X2突然発表。ただし販売延期を繰り返す
・PhenomIIX6登場。6コアなのに低価格

5月
・6月の参議院選挙のマニフェスト公開。デジタル放送に関してはほとんどの政党が無視
・iPad日本でも発売されお祭り騒ぎに。全世界で100万台突破。でも、FLASHは乗せない方針を変えず、Adobeを怒らせる
・TMPGEnc MPEG Editor 3がバッファロー製PC用の所謂合法チューナーに対応
・総務省、地デジ普及率を3月末時点の調査で83.8%と発表

6月
・参議院選挙直前で鳩山内閣総辞職。月末の選挙では民主党が敗北
・iPhone4発売 iOSも4にアップデート
・アナログ放送の番組放送、2011年6月いっぱいで終了と発表
・テレビ番組「お願い!ランキング」に偶然残っていたことでCinaviaDRMの存在が発覚
・USB3波チューナー、PX-S3U発売。仕様がオープンになっていないのにBonDriverも登場

7月
・"全国一斉地デジ化テスト"番組、放送
・B-CASカード、ユーザー登録をやめる
・PT2X2発売されるもPT1用ドライバをを無理矢理使うなど未完成な仕様で多くの環境でまともに動作せず。あちこちで阿鼻叫喚
・アナログ停波まであと一年切る アナログ放送がCM時を除いて常時レターボックス画面に
・珠洲市、アナログ放送を完全停波。デジタル放送一本に。なお追随する市いまだなし
・東芝、RD-X10を含む自社製BDレコーダーを発表

8月
・ピクセラ、株式市場一部上場から二部に格下げ
・NHK、地震速報を字幕スーパーで送信するための工事を開始。ただし、従来通りの埋め込み形式と併用
・パナソニック、BDのHDDへの書き戻しが可能な初めてのレコーダーDMR-MWT3100発表。
・スカパー!e2タダ見?チューナー、ゴッドチューナー登場
・ソニー、秋の新製品では録画補償金を徴収しない?レコーダーがあることを発表

9月
・アナログ放送、「デジタルに移行しろ」テロップ常時表示
・携帯端末向けマルチメディア放送、ドコモ主導の方式に決定。国際標準方式は却下される
・スカパー!HDのHDD内蔵ダブルチューナーがパナソニックから
・Intel、次世代CPU Sandy Bridgeの仕様公開
・スカパー!e2にホームドラマチャンネル参入
・HDCPのマスターキー、流出
・B-CAS、miniB-CASカードの赤版発表
・PCショップFaith、なぜかため込んでおいたクレジットカードの情報数万人分をハッキングされる

10月
・Anroidスマートフォンの本命? GALAXY S発売
・H.265/HEVCのデモ、三菱が展示
・BS放送追加チャンネル、認定終了。通販メインのチャンネルは全滅
・ウィルコム、Hybrid W-ZERO3を再販開始。3Gがドコモからソフトバンクに変更
・ウィルコム、ソフトバンクの子会社に
・AMD、GPU入り次世代CPUのデモを公開
・ブラウン管テレビの不法投棄、過去最大のひどさ
・BSによる地デジ再送信、工事が間に合わないだけでも受信可能にすることを検討

11月
・PX-W3PE、通販サイトPLEXSHOPにて突如公開
・PT2再生産、急遽決定
・総務省、地デジ普及率を9月末時点で90.3%と発表
・APPLE TV第2世代機登場、動画のレンタル&買い取り配信開始
・エコポイント半減を前に過去最大の駆け込み需要発生。地方はマスコミに踊らされ、首都圏より一週遅れで

12月
・シャープ"GALAPAGOS"、ソニー"Reader"、電子書籍向けハード相次いで発売
・CD-R実験室さんでBD版Cinavia検証。再び話題に
・アングラ雑誌PC・GIGA休刊
・文化庁、「技術保護手段に関する中間まとめ」を公開、著作権法でB-CASの法律化を画策
・PX-W3PE発売、BonDriverも公開され、一躍人気商品に
・東京都、青少年育成条例が本会議で成立。マンガとアニメだけが名指しでターゲットとされたうえ、適用範囲の曖昧さが拡大されたために反対意見多方面から
・PEGASYS、4年8ヶ月ぶりにTMPGEnc.の新バージョン"TMPGEnc Video Mastering Works 5"を発表。発売は来月
・SARVHの東芝への「補償金払え」訴訟、支払いは棄却されるもデジタル放送専用機が補償金対象であることは認められる。SARVHは翌日控訴
・番外/どうやら"GS"が品切れになったらしい

さて、今回で今年の記事アップは基本終了です。
来年は当ブログのラストイヤーとなる予定です。一年後には安心して引退できる状況となるよう、最後の力を振り絞るつもりです。

では、来年また会いましょう。よいお年をお迎えください。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする