録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

新品?のHybrid W-ZERO3のもたらした恐怖

2013-11-19 19:22:13 | モバイル機器
先日、水没させて壊してしまった愛用のPHS、Hybrid W-ZERO3。直せるか、機種変しようかとウィルコムプラザに相談に行ったところ、「保険に入っていますので5250円で新品交換出来ますよ」と言われ、喜んで頼んでから早10日。ついに「Hybrid W-ZERO3が届きましたので、お客様の都合の良いときに来店してください」との連絡が。善は急げ、ってなもんで父親に店を任せて喜び勇んで飛んでいきました。
プラザに入り、控えを見せれば後はほぼ問題なく品物が出てきます。ただし、Hybrid W-ZERO3の本体しか渡してもらえませんでした。箱も説明書もなければペン付きストラップもなしです。もっとも、前回壊れた本体を渡したときにペン付きストラップは返してもらっていたんで、付け直せばいいだけなんですけどね。Hybrid W-ZERO3の単体販売は出来ないため、こういう形を取るのでしょう。ただ、電話番号を含めて完全に新しくなったソフトバンクのU-SIMだけは番号つきの箱が渡されました。なお、Hybrid W-ZERO3ですがさすがに色は選べず、もうゴールドしか残っていませんでした。今まではブラックを使っていたので少々ハデになりましたが、まぁ機械は同じなので問題はないでしょう。
かかる料金は前述通り5250円だけということでさっさと払い、必要な書類にサインをします。なお、"機種変"という扱いになるらしく、W-SIMは交換になるとのこと。もちろんPHS愛好家の間で通称"黒耳"の名で親しまれているW-SIM最速のものです。さて、ウィルコムで一番面倒なのが、開通の手続きをウィルコムとソフトバンクの両方に対してやらなければならないこと。どうやらそのどちらか、あるいは両方となかなか連絡が取れず、時間がかかりそうなので

ウィルコム「あと30分くらいかかりそうなのですが、外に出られますか?」
krmmk3「それだけかかるのなら、少し散歩してくるわ」

と外をブラブラ。30分を少々過ぎて戻ってきたものの、まだ手続きは全く進んでなくてズッコケ。もうどのくらいかかるか分からないので店内で待つことにしたものの、待てども待てども連絡がつかない。さすがに待ちくたびれたのが誰の目にも明らかな様子に

ウ「なんでしたら、また出かけられます? そうだ、わたし、手続きが終わりましたらご連絡差し上げますよ」
k「あたしの電話、SIM抜かれてるから連絡の受けようがないんだけど」

えー、この会話は間抜けと思ってはいけません。たぶんわたしが暇つぶしにいじっていた端末を他社のスマートフォンと間違えたのだと思います。もちろんわたしがいじっていたのはAndroidウォークマンで電話機能はありません。
そうこう待っているうちに2時間、最初の来店から数えて2時間半たってようやく新Hybrid W-ZERO3は開通しました。気を利かせたのか、オンラインサインアップも済ましてありました。でも、どうみてもソフトバンク回線使ってサインアップしちゃってるんですよねぇ。あんなのPHS回線でいいのに。
さて、新生したHybrid W-ZERO3を・・・・・・。
・・・・・
・・・・
・・・


初期状態のHybridの操作の仕方が分からない orz

最初に買った時に一ヶ月くらいかけて操作を自分の手に合うようにカスタマイズして使っていたおかげで、そうでない時の使い方も設定の仕方もほとんど忘れてました。ソフトバンク3Gを切るのはすぐ出来ても、PHSで通信出来るようにする設定も最初分からずに戸惑ったし。手探り状態で最低限の設定を済ませ、あとはアプリのインストールとかは帰ってからWiFiでやればいいや、と。まぁもう手に入らない公開中止になったものも多いんでしょうが。
そうこうしていると電話が掛かってきました。画面には番号しか表示されません、見覚えのある番号ではありましたが。とってみるとウチの親でして、いつまでたっても戻ってこないわたしに対する怒りの電話でした。悪いのはわたしじゃない、と言い訳しておきましたが、よりにもよってこの電話機の最初の利用が親からの電話とは・・・小学生じゃあるまいし。
まぁそれはおいておくとしまして。さすがに家族や家・友人の電話番号やメールアドレスくらいは登録しておかないとマズイわけです。ほとんど覚えてますので無くても掛ける方は困らないんですが受けるとき誰からの電話か表示されている方が安心出来ますから。渡したW-SIMにも電話帳は記録されているのですが、それを本体にまではコピーしておいてくれなかったようです。でも、電話番号は同じわけだし、ひょっとしたらそのまんまコピーされているかも。と、W-SIMから本体への転送を試みましたが、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
5分・10分・・15分・・・まだ転送が終わりません。おいおい、あんなの数分もかからないはずなのに。どうせ20人分くらいだしさぁ、と思っていたらようやく転送終了。買っていきなりおかしくなってないだろうなぁと疑ってましたが、それはなかったようです。さて、電話帳は転送されているかな・・・



な、なんじゃこりゃ~~~~~~!!!!!!



確かに転送前は何もなかった電話帳リストの一覧に、みたことも聞いたこともない名前がギッシリ。20件どころか数百件あります(W-SIMは700件まで記録出来ます)。人によって違いますが、電話番号だけの人もいればメアドだけの人もいますし、どうみてもダミーじゃなくて電話すればつながりそうなものばかり。それだけでなく、明らかに日本人じゃない名前も大量に入ってます!!! な、なにかまずいものを見てしまったような・・・。
いやまて落ち着け。落ち着いて考えるに、このW-SIM、おそらく修理上がりの使い回しでしょう。もうウィルコムはW-SIM対応機を販売していないため、そういうことがあってもそれほど不思議ではない気はします。ただ、電話帳のデータを残してそのまま他人用に転用しちゃダメでしょ! 怖くなってまず本体に転送された電話帳の中身を全部消し、電源を切ったあと新し(くもな)い黒W-SIMを取り出して、それ以前に使っていて電話帳のバックアップメモリ代わりに使っていた青W-SIMを装着・電話帳を本体に転送します。再び電源を切って黒SIMに差し替え、また通信をPHSに設定しなおし、本体の電話帳の中身をW-SIMに転送。
コレで消えたはずです、多分。とりあえずこっちは一安心ですが、もう一つやらなければいけないことがあります。ウィルコムプラザへの連絡です。なぜかなかなか繋がらなかったのですが、3~4回ほどもかけ直してようやく繋がりました。W-SIMに謎のデータが入っていた件を伝えると、「W-SIMは新品のはずだからありえない」との返事。まぁそりゃそうです。プラザには新品扱いで届いたのでしょうが、メーカーかウィルコム本部がうっかりミスをして回した以外に考えられません。そこら辺を追求してもしょうがないので、最重要要求を伝えました。

k「くれぐれもわたしの電話帳のデータが流出しないよう、返したW-SIMのデータ消去はしっかりやってくださいね」

さすがわたし、こんな素晴らしいオチが待っていようとは。こう書けば笑い話ですけど、本気で怖かったです。Hybrid W-ZERO3に限らず、電話機をなんらかの形で手放す人は、くれぐれもデータ流出にはご注意ください。事前に自分で消したことを確認して渡すのが最善だと思います、ハイ。

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4 コメント

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Unknown (emanon)
2013-11-19 20:09:06
 >初期状態のHybridの操作の仕方が分からない
でしょうねw  5250円ですか あれポイントてまだ完全消滅してませんよね あれは機種変のみつかえるのだったかな?

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Unknown (krmmk3)
2013-11-20 00:29:59
>emanonさん
それこそ3年ぶりですから。
5250という価格自体保険で減額された金額ですからね。二重の割引はさすがにダメなんでしょう。
返信する
Unknown (なんだかなぁ)
2013-11-20 22:22:16
相変わらず一筋縄ではいきませんね。
電話帳の件はチェック漏れにもほどがありますよ。
W-SIM機の新型がないのでチェック漏れしちゃったんですかね?
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Unknown (krmmk3)
2013-11-21 00:34:33
>なんだかなぁさん
チェック漏れ、万に一つの間違い・・・だと信じたいです。そのうえで外国人含む数百人入りが漏れて手元に来るなんて、ひょっとしたら天文学的大当たりだったかのかも知れません、一発ネタには重すぎですが(^^;)
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